地球から月までの距離
中国科学院雲南天文台は23日、レーザーによる距離測定で、地球から月までの距離は385,8000kmから387,100kmで、平均3844,000kmであったと報告しています。私達が小学生の頃に教わった、地球から月までの距離は、37.5万kmから38万kmです。月の運行は楕円形を描いていますので、充分納得の行く数字です。このように月の運行が楕円軌道を描くため、地球に最も接近する時が、月はいちばん大きく見えて、スーパームーンと呼ばれ、今年は8月30日から31日にかけてで、その時の月までの距離は、357,300km でした。また、月が地球からいちばん遠かったのは、2月4日で、406,000kmだったそうです。月への有人旅行が、現実味を帯びてくるのは、明るいニュースなのですが、領土問題が絡んできますと、かぐや姫ロマンに酔いしれた時代のほうが、平和で良かったのかな、と思ったりもします。