長良川鵜飼開きが3度目の延期
新型コロナ感染の緊急事態宣言が延長される中、長良川鵜飼開きは、5月11日から5月12日に延期され、更に6月1日に延期、今回また6月21日に延期されました。新型コロナの蔓延以前から、長良川鵜飼の観光客が、年々減少の傾向がみられていました。そこに今回の新型コロナウイルスの蔓延で、追い打ちに遭い、出番を待つ空の鵜舟が係留されている長良橋周辺は、閑散としています。鵜飼そのものは、無形文化財として、岐阜市で保護されていて、鵜匠の生活は国家公務員に準じて、月8,000 円保障され、岐阜市から報償費として、年間2,800万円支給されていますので、生活に困ることはないのですが、周辺のホテルや旅館は、他の観光地同様、どうしようもない経営難に陥っているようです。