米作り始まりました
石山くんの米作りが始まりました。わたしは、最近まで、お米は、昨年取れたお米を田んぼにまいて作るものだと思っておりました。ところがどっこい、そんな簡単なものではありませんでした。まず、苗をつくります。種籾を水の中に入れて発芽させます。苗を育てる箱に栄養たっぷりの土を入れて、そこに発芽させた種籾をいれます。それを育苗箱といいます。苗作りの良し悪しで、その年の、米の出来の半分が決まってしまうそうです。石山くんの家では、4,000枚の育苗箱を作るそうです。うちの町の総人口が46,000名ですので、大変な数です。秋には、1600表になるそうです。日本人は平均して1年間、60キロのお米を食べるそうです。ですので、一表が60キロですから、それでも1600名分にしかなりません。石山くんはまだ32歳ですが、うちの町のエースです。昨年は、農協の冊子で特集が組まれたほどの男です。写真を撮らせていただいている間にも、いろいろ私に質問してくるので緊張の連続でした。あまり素人をいじめないでください。今日は、めずらしく米屋の店長日記風です。