山形蕎麦
友人から、羅臼産(らうすさん)の昆布で出汁を取っているお蕎麦屋さんの話を聞いた。さっそく食べに行った!お店に入ると。。。こんな文章を見つけた。 舌 代(なんて読むんだろう。。。)当店では、国内産の玄そばを契約農家から直接仕入れ、風味を損なわないように低温冷蔵倉庫で保管し、毎日、使用する分だけを脱皮し、製粉致しております。汁は、一本釣りの本節、羅臼昆布、無添加丸大豆醤油を使用。化学調味料は一切使用いたしません。”むき立て、 碾き立て(ひきたて)、 打ちたて、 ゆでたて ” の、四立ての蕎麦をご賞味ください。【 感 想 】蕎麦は、抜き実の挽きぐるみ9割に、つなぎ1割の、 九:一そばだった。わたしが玄そばの産地をお店の方に訪ねたところ、今日の、蕎麦粉の産地は、北海道空知(そらち)産の玄そばとのことだった。空知か。。。なつかしいなあ。。。蕎麦粉は、石臼を使用した自家製粉。本日、わたしは鴨せいろを頂いた。芸術品だな、こりゃ。まずは、お箸の封印を解いて。。。鴨(かも)が。。。口の中で消えてゆきました。。。葱(ねぎ)も活きて(いきて)いる。ひょっとして、今、畑から抜いてきたばかり?麺は、細麺でありながらも、しっかりとしたコシがあり、のど奥へ踊りながら消えていった。薬味の山椒(さんしょう)と、ごま七味も、これまた旨い!最後にいただく、そば湯が、この山椒の余韻が残っており。。。まるで草原をわたる風のようだった。最後、レジで精算した時、あまりの安さに驚く。東京の半値以下。おそるべし山形。