お一人様用「Tarta de Santiago(タルタ・デ・サンティアゴ)」
「タルタ・デ・サンティアゴ」は、アーモンドと卵と砂糖だけで作られるスペイン・ガリシア州の伝統のお菓子。NHKテレビ「スペイン語講座」の初回放送で観て以来、気になっており、ようやくお一人様仕様で作ってみました。本来はアーモンド&砂糖がケーキの重量の33%以上、卵が25%と決められているとのこと、素朴さが魅力とは言え、シンプルすぎて物足りないかな?と思い、バターとラム酒入りのリッチなレシピをチョイス。聖ヤコブの十字架をパウダーシュガーでかたどるのが特徴で、3Dプリンターで作られた型を使用。マドレーヌ型(9.7cm) にギリギリセーフサイズでチーズマドレーヌでデビューした後、活躍の場がなくてお蔵入りしていましたが、ようやく陽の目をみることに敷き紙(グラシンケース)があると、洗う手間いらず♪ただ、配合を変えたのみならず、4個分にするために嵩増ししようと卵を泡立てたことで、グルテンのないアーモンドパウダー生地はホロホロと崩れて食べにくい!混ぜるだけでできる、どっしりとした食感のスイーツなのだから、勝手にアレンジしてはいけないな~と反省しつつも、σ(-_-;)には砂糖控えめの今回のレシピでもかなり甘く感じられたので。次回はもう伝統菓子にはこだわらず、砂糖をさらに減らして「サンティアゴ風」アーモンドケーキとして愉しむ予定。●材料(10㎝マドレーヌ型4個分→次回3個分)卵 1個砂糖 20g→次回15gラカント 20g→次回15gアーモンドプードル 60gラム酒 6g有塩バター 20g→次回15g+次回 シナモンパウダー 少々180℃で10分、170℃に下げて10分焼成