オカヨシガモとヨシガモとマガモ
1月18日、岡山県の某所にカモがいた。遠かったのでどうしようかと思ったのだが、一応、カメラを向けてみた。群れから少し離れたところにいる個体は明らかに種類が違う。向こうへ泳いでいくのをカメラで追いかけ、なんとか1枚。ええっ、誰やねん。慌ててもう1枚。見たことのないカモである。かなり地味だがメスではないだろう。後日、図鑑で調べてみると、オカヨシガモのオスだった。見たのはこの1羽だけだったのでずいぶんラッキーだったと思う。また別の場所にもカモがいた。一番手前にいたのはマガモのオスたちだったが、茂みの陰に隠れてしまった。こちらが見えなくなるともう安心したようで、グワーグワーッガッガッと鳴いている。他にいないかと探すと、ああっ、ヨシガモのオスやん!あまり見かけないカモなので、このチャンスを逃してなるものかとシャッターを切った。幸い、あまりこちらを気にする様子もなく、背を向けると水中に頭を突っ込んで何か食っていた。こちらはヨシガモのメスだろう。ヨシガモのオスの近くに別の種類のメスがいた。オカヨシガモのメスかとも思ったのだが、どうやらマガモのメスのようである。決め手は尾羽が黒く見えないこと、翼の先のほうの模様のない部分が短いこと、顔つきがあまりかわいくないこと(失礼なこと言うてごめんな)である。この日はバードウォッチングの予定ではなかったのだが、初めて見るカモもいて楽しかった。