カワラヒワとオオカワラヒワの群れ?
1月22日、キリキリと鈴を転がすような美声が聞こえてきた。カメラを引っ張り出して窓からのぞくと、声の主はこちらに背を向けている。よっしゃと構えたが、生憎の天気できれいに写らない。カワラヒワかオオカワラヒワか確かめたかったのだが、断定はできないまま逃げられてしまった。その後、少し離れた場所からビーというカワラヒワの地鳴きとともにチュイーンという声も聞こえてきた。これはオオカワラヒワの地鳴きだろう。えっ、連合軍?オオカワラヒワのほうが少し大きいだけで性格や見た目もよく似ているので、一緒に群れている可能性は十分ある。スズメサイズのチビのくせに驚くほど気が強いカワラヒワの王者の座はゆるぎないだろうが、オオカワラヒワもなかなのものである。そら、こいつらがおったらカラスも来えへんわな。いつか、彼らが群れている写真を撮りたいが、他の野鳥たちが怖がって来なくなるのはちと困る。来てくれ、いや、来んといて。なんか複雑…。