おかやまファーマーズマーケットノースヴィレッジ
4月14日、岡山県勝央町のおかやまファーマーズマーケットノースヴィレッジに行った。駐車場から満開の枝垂れ桜が見えている。歩いてすぐのところにはパンジーやビオラの花時計があった。左折すると枝垂れ桜とコバノミツバツツジが並んだ一角が見えてきた。どちらも見頃である。木々がよく茂った場所に木造の大きな建物が見える。部屋がいくつかあり、休憩室以外は売店か何かだったのが閉鎖されたようだった。勝央町のゆるキャラきんとくんのパネルが入口に置かれている。坂田金時は勝央町で亡くなったという伝説があるらしい。その向こうはロッジのようだったので、引き返し、いちごハウスへと向かう。収穫体験は終了したようだった。ふれあい動物園に行く途中、ゴールデンピーチという名札がついた桃の木が並んでいるのに気付いた。花はよく咲いている。尾根のアスレチック方向を見上げると、枝垂れ桜の奥にコバノミツバツツジと小さな建物が見えた。ふれあい動物園の放牧場には馬が2頭いた。すぐに近寄ってえさをねだってきたのはトライアングルである。ジョージのほうはプイッと向こうへ行ってしまった。小屋の中に入ると、そこにいたのは元気くんだった。幼い頃に台風で川に流され、海まで出てしまったものの助かった「奇跡の牛」である。ずいぶん前に見に行ったときは「近寄るなオーラ」全開で、しまいには怒ってブヒンッと鳴いたのだが、この日はやさしい目をしていた。時が経ち、心の傷が癒えたのかもしれない。向かいの柵の中にはヤギたちがいた。子ヤギも何匹か見かけたが、この子は比較的小さく、母ちゃんにベッタリくっついていた。そのうちに、なぜかみんなぞろぞろ石段を上っていってしまった。ウェルシュポニーのモカは横たわって寝ていると思いきや、目が半開きである。アメリカンミニチュアホースのラテのほうも相当眠たいらしい。谷のつり橋の近くだったか、桜並木の向こうに展望塔が小さく見えた。噴水池の周辺も枝垂れ桜やコバノミツバツツジがよく咲いている。デッキに出ると人の気配を感じてコイが集まってきた。対岸の桜を撮っておしまいにする。1時間ほどだったが、花も動物も見られて楽しかった。