河原でゲーム機遊び
珍さん、ついに奥歯を抜かれて会社に行く気力が無くなり、そのまま近所の公園にブログのネタ探しに行って、いきなりこの光景に目が釘付けになったアル。 一目見た瞬間は、「ヘー、河原で勉強か。風流だな」と感心したアル。右端の子は下を向いたまま身動ぎ(みじろぎ)もしないのこと。 しばらく見ていたら、どうも様子がおかしいアル。ア、ア、ア、アイヤー、勉強をしていると思いきや、なんと、ゲーム機で遊んでいるのこと! オイ、オイ!ここは河原だぞ!大自然だぞ!こんな場所まで来てゲームかよ! 真ん中の子が、1回だけ、ゲーム機を握りしめたまま、右手で小石を川に放り投げたアル。それだけでまたゲームに夢中になっていたアル。 河原に背を向け、紅葉し始めた木々の変化に目をやることも無く、ひたすらゲーム、ゲーム、歩きながらもゲーム。これでは、わざわざ寒い河原に来ることも無いし、友達(これでも?)と一緒に来る必要も皆無アル。 これでは、イジメだの自殺だのが起きるのは当然のこと。頭の中はゲームの世界の殺人ごっこで埋まっているに違いないのこと。 こうなったのは学校の所為では無い。絶対に親に問題が有るのこと。もっと自然相手に遊ぶことを子供の内に仕込んでいないからだ。