11/205 吟醸らーめん 久保田 本店:吟醸味噌つけ麺並(275g)、半熟玉子半個
大阪での仕事が終わった後にすぐ京都へ移動。ギリギリに「あゝ人生に涙あり」が始まる直前にテレビの前に着席。このように、毎週月曜日の夜になって、放送開始とともに一緒に主題歌を歌うレギュラー放送を見る生活が終わったとは、悲しい、というより、いまだ信じられない気持ちだ。東野英治郎さん、里見浩太朗さんの励ましがなければ、今のわしがいなかったのだ。 よく思えば、来日して以来、水戸黄門のレギュラー放送はほとんど見落としていなかった。唯一見落としたのは、東日本大震災の後だけだった。緊急帰国になった上で、DVDレコーダーはハードディスクの残りが少なくなったということで、録画のセッティングを解除する余儀なくされた。そのため、一回の放送を見落としてしまったのだ。ほかにも外国出張で定刻に見られなかったこともあるが、録画はちゃんととったのだ。 放送終了後、ようやく食事を取る時間があった。午前中に食事を食ってから今まで何も食っていなかったもんだね。ちょうど泊まっているホテルの近くにいい店があるので、その「吟醸らーめん 久保田 本店」へ。京都上京区にもつけ麺専門店の支店があるが、本店も共に、つけ麺がメインだ。ただし北区が豚骨スープのに対し、本店は味噌スープだ。 ホテルから歩いて15分ぐらいで到着。店内で6人待ち。夜9時半なのにこれぐらいの行列ができているとはやはりすごい。吟醸味噌つけ麺並(275g)、半熟玉子半個の食券を購入。グループ客が多いので、入店してほぼ5分しか待たずに着席。 味噌つけ汁は味噌味も、それを支えるスープもかなり濃厚。ラードを使ったのではなさそうなのでさらに驚いた。辛いタレがかけられているが、なんかちょっと余計だと思う。しかし、東京でこんな味噌を食ったことがない。スープ割は魚介だしだが、スープ割でつけ汁を薄くしたってことになるはずなのに、かなりまろやかな味噌スープになったのだ。やや縮れの極太麺ももっちりしておいしい。この濃厚のつけ汁との相性もよかった。刻みチャーシューはロース肉で胡椒で味付けした。大量の挽き肉もつけ汁に沈んでいる。 こりゃ美味しかったね。京都に来て最初の一杯で大満足になってどうするとちょっと心配したが、やはりおいしいと言いたくなった。