24/269 らーめん 涌井:醤油らーめん、玉子、こってり
西新井大師の参道から環七へ来た後に、そのまま綾瀬駅へ向かう。 尾竹橋通りから左折し、北へ少し進んだら、「らーめん 涌井」に到着。閉店した恵比寿時代の香月出身の店主が1989年に西新井で創業したお店。 1998年より現店舗へ移転。ホープ軒本舗の直系ではないがつながりのあるホープ軒→香月→涌井という系譜で、背脂チャッチャ系、東京豚骨醤油ラーメンの老舗として知られる。涌井出身のえるびすもかつて激戦区の池袋で有名店として知られたが既に閉店。ほぼ満席。空いているカウンター席に着席し、醤油らーめん、玉子、こってりを注文。 しばらく待ったらご対麺。いわゆる背脂チャッチャ系だが、かつて食べた香月に比べ塩気が弱いのに豚骨スープの旨味と醤油とのバランスがよいと味わえた。背脂もまったくしつこくない。ストレート細麺は博多長浜ラーメンに比べやや太いほどの細さでもともと茹で加減が固めで、喉越し、歯切れ、スープとの絡めがよい。レギュラーで大判で厚手のチャーシューは2枚入っている。固さがちょうどよくて、歯ごたえがよいのにすぐ口にホロっと崩れたような食感だ。途中に当然多めのニンニクを投入。 おいしかったね。最近背脂チャッチャ系の直系店にあまり訪問していないような気がするので、新店に行くチャンスでもあるがここを選んだ。やはり正しい選択肢を選んだね。12時に過ぎると常に満席状態とうのも、老舗の底力だと言える。同じ系統の大慶にも行ってみたい。ご馳走様。