20/346 世田谷磯野:磯野醤油支那そば
無事に仕事を済ませたらもう午後2時に近いのだ。このタイミングですでに5000歩以上歩いたのだ。当然このままだと腹が減ってしまったのだ。せっかく世田谷区界隈まで来たので、もう一杯を食おうか。 15分ぐらい歩いて梅ヶ丘駅の近くに来た。そして無事に世田谷磯野を見つけた。2017年に閉店した神田磯野の店主は二年間で蕎麦屋で働いてから梅ヶ丘でラーメン屋として店を再開したのだ。ランチタイムの営業もそろそろ終わりって時間帯に入店。全部入りの磯野醤油支那そばの食券を購入してから着席。 神田時代と同じ丼だ。鶏ベースのスープはすっきりしながらコクがある。醤油タレは濃いめではないが、出汁の濃度とのバランスがよい。岩海苔が入っているところを後飲むと、魚介と合わせたような味になったとわかった。細麺は当然自家製麺で玉子を練りこんだ多加水麺だということで、しなやかでスープとの絡めがよい。豚のレアチャーシューと鶏むね肉チャーシューが入っている。ワンタンは海鮮ではなく肉ワンタンだ。皮が薄いがもちもちした食感で、肉餡も大きい。味玉は当然名古屋コーチンだ。 おいしかったね。さすがだ。鶏の旨味が溢れてきた一杯だ。神田磯野の閉店で、都心に佐野実の支那そばやの直系店が消えたので、悲しいと思っているが、こ子は自分にとってあまり行けない界隈であるものの、再開がいいことだ。ご馳走様。