23/057 くじら軒 横浜本店:支那そば 味玉入り
近藤家から出た後、そのまま道に沿ってセンター北方向へゴー。 25分ぐらい歩いたら、「くじら軒 横浜本店」に到着。横浜のラーメンと言えば家系だが、くじら軒は神奈川淡麗系ラーメンの元祖と言われるお店だ。また、くじら軒はわしにとっても感慨深いお店である。日本に来てから初めて食べに行ったラーメン屋と言えば、今なきくじら軒の新宿のお店だ。減量に成功したが、短時間での連食もきつくなった。それでもやはりくじら軒の本店に訪問したいため、今回の旅の計画にくじら軒へのルートを考え、近藤家との連食ということにした。満席で先客3なので待つことになったが、5分も待たされずに入店。「支那そば 味玉入り」の食券を購入してから着席。 しばらく待ったらご対麺。麺を作ってくれたのは、田村満儀店主の息子で、二代目店長のようだ。 濃口醬油を使用する動物と魚介出汁による清湯醤油スープは淡麗系と言われても、あっさりとも言えず、すっきりしながらコクがあり、なかなかいい。塩気が重いと言われるが、たぶん家系を食ったばかりなのでそのような気がしない。細ストレート麺は歯切れと絡めが良い。チャーシューはちょっと小振りで寂しいが、歯切れがよく、肉のうま味もしっかりしている。青菜も少なくなったかな。 おいしかったね。15年以上ぶりなので全盛期の味を忘れているが、今でもレベルが高い味だと言える。支店をほとんど閉め、2000年代頃の勢いがなくなったかもしれぬが、六角家と違って依然ハイレベルの味を維持できている。1996年創業ってことを思えば、すごい。ご馳走様。