24/185 中華蕎麦 縁:特製背脂煮干
久しぶりに散歩の時間が作れる平日の休みだが、出張、および出張後の芝居への出演のために、神様の御加護をいただきたくて参拝。 参拝の終点は年始以来の亀戸天神だ。 せっかくだから、この界隈でブランチを食おう。3年ぐらいぶりの住吉を降り、駅の出口から出たらすぐ近くにある「中華蕎麦 縁」に到着。せたが屋、凪、麺屋武蔵で修業した店主がオープンしたお店だ。食券機から特製背脂煮干の食券を購入し、店主に渡したら、涼しい席へ案内してもらった。オープン当初に濃厚系のメニューを提供していたというが、今日一種類のラーメンしか確認できない。後に、封印したことがわかった。 しばらく待ったらご対麺。 口コミから得た印象は燕三条ラーメンかということだが、全く違ったものだ。背脂は想像より少ないのに対し醤油味の煮干しスープは濃度と粘度が口コミで見た写真の印象より高いと味わえた。煮干しスープは酸味と旨味、醤油タレとのバランスがよい。背脂がほとんど味が感じられないが、タマネギの酸味がスープと合う。ストレート細麺は歯切れとスープとの絡めがよい。大判のレアチャーシューは薄切りで歯切れと味付けがよい。 おいしかったね。ある意味でインパクトが流行っている味より弱いが、シンプルでストレートで煮干しの旨味を表現したのだ。濃厚味の復活も期待できそうだ。ご馳走様。