09/003 中華そば まるき:限定そば(味噌らーめん)、煮玉子
今日覆麺はスペシャルラーメンを出す予定だが、論文の修正もあるし、金も考えなくてはならないため、わしは都内へ行けない。とりあえず昼飯も近所で。そう言えば、今回の年末年始の休みはいつもより長いが、年始の休みがいつもより短いような気がする。 この時期でやっているお店も限られているが、わしにはとみ田で並ぶ暇がない。そこで、久しぶりに「中華そば まるき」へ。わしの行動エリアで評判がいい永福町大勝軒系のお店だ。永福町大勝軒に行ったことがあるが、美味しいと思わない。ところが、行ったことがある永福町系のお店は結構美味しいと思う。まるきは、柏で、永福町からかなり長く独立した「大勝」の弟子さんだ。それだけではなく、高橋店主は大勝の厨房で立っていたそうだ。 銀行にも行ったので、開店時間より10分ほど遅れた時間で到着した。わしの入店で満席だ。わしの予想通りで、やはりこの時期の限定そばとして味噌らーめんを提供する。そのため、一日限定20食の限定そばと煮玉子の食券を購入してカウンターに置いてから着席した。 今回の味噌らーめんは、「味噌らーめん(赤だし山椒風味辛口)」だ。店頭の貼り紙では、四種類の味噌をブレンド、煮干しカツオだし、もやし、キャベツ、三つ葉、ゆず、ゴマ、チャーシュー、山椒、ブラックペッパー、韓国唐辛子、カメリアラード、高橋製麺自家製中太麺(200g)使用だということだ。高橋製麺なのになぜ自家製なのかと思う方もいると思うが、高橋製麺は高橋店主の実家だそうだ。まるき開店した時、実家の高橋製麺による麺を扱ったが、一日の量が限られて、高橋製麺が長く付き合っている得意さんに優先させたいため、まるきは永福町大勝軒の御用製麺所「草村製麺」の麺を扱うことになった。ところが、限定そば、特にこの二年間の味噌らーめんで高橋製麺による麺を扱う。 しばし提供した味噌らーめんだが、最初の一口では、山椒もしくは唐辛子より、ブラックペッパー、因みに胡椒が効いている。しかし飲めば飲むほど、山椒が徐々に効いていった。しかし辛口とは言え、胡椒と山椒はそれほど辛いとは味わえない。むしろ濃厚な味噌スープの味自体が強烈に味わえたような気がする。味噌自体が濃厚だと思われるが、煮干カツオだしによるコクも原因だと思う。モッチリした中太麺は絡めがいい。鍋で炒めたキャベツともやしなどの野菜と挽肉もスープとの相性がなかなかいい。味付けが濃い煮玉子も相変わらずうまかった。 ところで、わしより遅く店に入った人が注文した味噌らーめんを見たら、チャーシューが入っていることがわかった。聞こうと思った時、高橋店主はも気付いたようで、慌ててチャーシューを皿に載せてからカウンターから出て、誤りながらチャーシューを載せた皿を置いた。味だけではなく接客もいいと思うね。 まるきの味噌らーめんはいつも美味しかったね。さて、帰宅して論文を書かないと…。 今年も恐らく、学校エリアと住まいの近所エリアでの食べ歩きが多いと考えられるね…。T_T