15/054 インディアン おやじ工房:焼豚そば(3枚入り)と半カレー
松濤園の一般開放がなくなったため、見学ができなくなった。と言っても、境内で多くの見所のある本門寺についに2時間以上で散歩してしまった。 せっかく池上まで来たので、もう一軒へ行こう。通称「インディアン 池上店」の「インディアン おやじ工房」へ。インディアンとは、むろん「武田流古式カレーライスと支那そばの店 インディアン」のことだ。ここの店主はどうやら今のインディアン本店の店主でなく、インディアンの初代店主の下で学んだらしい。 午後2時半なのに半分の席が埋まっている。迷ってしまったが、やはり焼豚そば(3枚入り)と半カレーを注文してしまった。ここは本店と未訪の蒲田西口店と違って、醤油味のおやじそば、カレー味のスパイシーそばもある。いずれ時間を作って年一回ぐらいで一般開放の日のある松涛園へ行くわしは、もちろんここにも再訪するつもりだが、とりあえずその準備で定番の塩味をあらかじめ食べてみたいからだ。 本店とはやはり少し感じが違った。同じ魚介系の清湯スープだが、ここは本店より少し多めの揚げネギを入れたのだ。塩気の強いスープはやはり旨味が十分においしいが、インディアン本店の味で清湯塩スープのうまさをはじめて認識させられたわしにとって、揚げネギがスープの味を変化させたところにも印象的だ。縮れ細麺もつるつるして美味しい。同じ肩ロースのチャーシューだがこっちのほうが本店より固さが保たれた味わいだ。 苦味が深いカレーはやはりおいしい。確かに日本に来てからこのような深みのあるカレーはインディアンでしか食べたことがないね。 やはりインディアンに来たら支那そばとカレーを一緒に食べなくてはならないが、ここに来た時塩でなく醤油味にすればどのような味わいになるかと思いながらいずれ再訪のタイミングを作ろうと誓っている。