【2割の人には嫌われる】
【2割の人には嫌われる】 ★若尾裕之氏の言葉から― ◎すべての人に好かれようとしていませんか? 100人いたら100人、考え方も価値観も違います。 好みや感覚も違います。 世界中に自分と同じ人は誰一人としていません。 考え方や価値観が違うすべての人に好かれようとしても不可能です。 どんな人気のある俳優や歌手も、すべての人から好かれているわけでは ありません。 2017年の好感度俳優部門で、好きと嫌い両方の上位10人に入って いる男優は3人、女優は1人います。(週刊文春) ここから何が言えるでしょうか? どんな人気のある人にも嫌いな人はいるということです。 これは、一般人も同じです。 どのような人であっても、その人を好きな人も嫌いな人もいるという ことです。 存在感のある人ならばなおさらです。 人生は人との関係でできていると言っても過言ではありません。 ですから人に嫌われたくないという気持ちは誰しもがもつものです。 けれども、その気持ちが強すぎると自分らしさが失われてしまいます。 自分の感覚よりも、人がどう思うのかが先になってしまい、本当の自分の 気持ちが置きざりになって、他人の顔色をうかがったり、自分らしい発言 や行動がとれなくなります。 それが続いていくと、自分が本当に感じていることさえわからなくなり ます。 自分のことを好きな人が2割、どちらでもない人が6割、嫌だと思う人が 2割ぐらいだと考えてちょうどいいでしょう。 人から何か言われるのではないかと心配して、行動できないこともある でしょう。 しかし、人は人です。嫌われてもいいという勇気をもちましょう。 あなたらしく、精一杯生きていいのです。 自分を信じて、自分が本当に生きたい道を歩むことです。 (参考文献:若尾裕之著 「幸せは心のなかであなたの気づきを待っている」PHP文庫)________________________________________ *自分が人からどんな評価を受けているか、 できればよい評価(好かれている)であるほうがよいに決まっている。 好かれることは心地よい。 人は、まわりから認めてもらいたいという願いももっている。 社会生活の経験を重ねていくうちに、人には個性があることを学んで 自分が好まない人でも、それなりの関わりをうまく保っている。 しかし、人との関わりをうまく保てなくなった時、対人関係に自信が もてなくなったり、自分への人の目線が異常に気になる場合がある。 「自分を好きな人がいれば、何も思わない人もいるし、中には嫌いな人 もいるんだな」と思ってみよう。 自分らしく生きるには、人が自分のことをどう思うか、気にし過ぎない ことが大切だ。