ハートリンクスのブログ

[ライフスタイル] カテゴリの記事

全185件 (185件中 1-50件目)

1 2 3 4 >

• 【具体的な目標を持てば、やる気が起きる】

  【具体的な目標を持てば、やる気が起きる】　多くの人は、間違いなく「幸福な生活を送りたい」「成功したい」という願い　を持っていると思います。　それでもなかには、「幸せにはなれそうにないな」と感じたまま、それまでの　生き方を悔やむことがあるかもしれません。　そのように考えるのには理由があります。　それは、その人自身が具体的な目標を立てていないからです。　幸せになりたいとは思っていますが、それはただ漠然としたものなのです。　それでは心の底から、パワフルなエネルギーが生まれるはずはなく、思い通り　にならないことがあったときに、すぐに不満やグチが出てきます。　幸せになりたい、と思ったらそのための具体的な目標を立てましょう。　これはとても大切なことです。　どんなものでもかまいません。　具体的な目標を立てるとは、幸せになるための設計図を作ることです。　もし自分の家を建てるなら、まず家の間取りを考え、玄関の位置、キッチンや　ダイニングの広さも考えなければ家は建ちません。　もちろん、予算にも限りがありますから一生懸命考えます。　アメリカの牧師で作家でもある、ノーマン・ピールの言葉に次のようなものが　あります。　　　あなたが心に描くもの（設計図）を、あなたの信念で持続すれば　　　いずれ現実のものとなりうるのです。　具体的な目標があれば、それを実現させるための設計図が生まれ、それから行　動が始まります。　これは、その人の年齢に関係なくあてはまるものです。　若くても目標を持てないまま生きている人もいれば、高齢でも目標を持ち溌剌　とした毎日を過ごしている人もいます。　目標があれば、心の中のプラスエネルギーが生まれ、やる気も生まれます。　もし今、漠然とした目標しか持てないなら、勇気を出して明確なものに変えて　いきましょう。　運命を切り拓くとは、小さな勇気を出し、そこから始めることです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2024年02月01日

  コメント(0)

• 【心の状態が体に及ぼす影響】

  【心の状態が体に及ぼす影響】　人の心が乱れているとき、体の中でも異変がおきます。　たとえば、零下212度の冷却装置の中に、私たちの吐く息を吹き込むと、息　は液化されて、カスができます。　このカスも、その人の精神状態が正常なら色は無色です。　ところが、感情によってそのカスには色がつきます。　かりに、怒りと憎しみなどの興奮した人の息を冷却装置の中に入れると、栗色　になり、それをモルモットに注射すると、モルモットは興奮してしまいす。　場合によっては死んでしまうこともあります。　悲しんでいるときの色は、灰白色。　恐怖心があるときは、青。　恥ずかしいという羞恥心のときは、ピンクになります。　さらに、血液も感情によって色と味が変わってくるとも言われています。　怒り・憎しみのとき、血液の色は黒褐色になり、渋い味。　悲しむと、茶褐色になり、苦い味。　恐怖を感じると、淡紫色に似た色になって、酸っぱい味になります。　このように、これらの原因は、感情によって刺激を受けた脳から出るホルモン　（脳内ホルモン）です。　ところが、明るい気持ちやプラス思考のときは、β-エンドルフィンというホル　モンが分泌するのです。　この脳内ホルモンは、老化防止と自然治癒力を高めてくれます。　つまり、心を明るくして笑っていれば、体にとっては健康的であり、できれば　笑顔でいたほうがよいのです。　たしかに、いつも明るい気持ちで過ごすことはできないかもしれません。　それでも、健康のためには、自分の脳からどんなホルモンが出るようにすれば　いいのかを知っておけば、心を乱すなど悪感情のまま生きるのは避けたようが　よいことがわかります。　明るい気持ちで過ごす一日を大切にして、継続していきましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年11月01日

  コメント(0)

• 【謙虚な性格は得をする】

  【謙虚な性格は得をする】　今の世の中は競争社会です。　テレビは視聴率を争い、企業は収益性を、どんな業種にもランキングがつけら　れています。　このような価値観が当たり前になってくると、人はいつも緊張状態になり周囲　がみんな敵のように見えてしまいます。　これでは、人間関係もギクシャクしてストレスが増えていくだけです。　人を押しのけていく生き方は、人の心から謙虚さを奪っていきます。　「菜根譚」という古典に次のような一文があります。　『狭い道で、人とすれ違うときは、自分から体をよけて、　　どうぞ、お先に、という気持ちになり、相手を先に通してあげることです。　　また、美味しい食べ物が手に入ったら、ひとり占めにせず、どうぞ、と言い　　ながら、おすそ分けする。　　このように人に譲る心があれば、楽しく生きることができます。』　人との関係では、一歩下がって相手を立てる謙虚な心が相手に伝わると、結果　的に信頼され自分が得をすることになります。　逆に、相手が謙虚な態度で接してくれたときは、「ありがとうございます」、と　言いながら一歩退くのです。　そして、何かを差し出すときは、一歩前に出るようにする。　この心があれば、人間関係はよりよいものとなり、さらに深まっていきます。　謙虚であるとは、自分が我慢をして相手に喜んでもらうという単純なものでは　ありません。　我慢をするということより、相手に対して「お先にどうぞ」という、利他の心　を表わすところに意味があるのです。　利他の心とは、自分よりも相手に先に喜んでもらうことで、自分の存在価値を　認めることです。　すなわち、これが西洋心理学でいう「承認欲求が満たされること」なのです。　現代心理学の有りようも、解釈を深く掘り下げていくと、菜根譚のような古典　に通じるところが数多くあります。　昔も今も、人の心には変わらないものがあり、大事にするべきことはたくさん　あると思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年10月12日

  コメント(0)

• 【生活スタイルを変え、心身を元気にしよう】

  【生活スタイルを変え、心身を元気にしよう】　暑い季節も寒い季節も、健康を維持していくのはなかなか大変です。　また日頃から、自分の体調管理や心のケアをするのは難しいものです。　ただ、心身の健康は日常的に気をつけているかどうかも大事です。　疲れた心身も、日常の生活にバランスがとれていないと回復に時間がかかって　しまいます。　医学博士の石川恭三医師が気力の回復法について提唱しています。　提唱してあるのが、　『一読　十笑　百吸　千字　万歩』です。　「一読」というのは、一日に一回はまとまったきちんとして文章を読むという　ことです。　ネットニュースに目を通すということではありません。　気持ちが落ち着いた状態で、自分を見直すような内容の文章を読むことです。　純文学やエッセイでもいいのです。　読書することで、考え方が柔軟になり論理性のある思考が身につきます。　「十笑」とは、一日に10回は笑おうということです。　笑いは、副交感神経を刺激してくれます。　少しの時間でも笑えば、幸せホルモンが血液に循環し、ストレスが減ります。　「百吸」は、一日に100回は深呼吸をしようということです。　深呼吸は横隔膜を刺激し、肺の活動を促進します。　普段は浅い呼吸しかしていない人がほとんどです。　深呼吸一回を目を閉じて、100回すれば30分の坐禅をしたことと同じ効果が　あり、これもストレス対策になります。　「千字」とは、一日に1000文字を書こうというものです。　スマホやパソコンではなく、できればペンで書くことがよいと思います。　日記を書いたり、自分の好きな本からいい言葉を書き写すなど、自分の手で書　いていくと考えていたことを文字にする力がついて、言葉を大事するようにな　れます。　作家の瀬戸内寂聴さんは、小説を書き続けて100歳近くまで長寿でした。　「万歩」はよく言われる一日、一万歩を歩こうということです。　実際、一万歩は難しいですが、とりあえず3000～5000歩ぐらいでも続けれ　ば歩くことが楽しくなります。　足の筋力が強くなるだけでなく、脳を刺激し記憶力をよくします。　歩くことは有酸素運動でもあり、ダイエットに効果があります。　これらのすべてを実践できなくても、一つか二つでもやれることから行動して　みましょう。　心身のバランスが徐々に整ってくるに違いありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年08月06日

  コメント(0)

• 【つらい記憶より、楽しい記憶を思い出す】

  【つらい記憶より、楽しい記憶を思い出す】　人には、つらく悲しくイヤな記憶があります。　思い出したくない記憶もあります。　そして、そのような記憶ほど心の奥深く残り、なかなか忘れることができない　ものです。　人によってはその記憶が、心の傷になっていることがあります。　これが、PTSDというもので、心身に何らかの症状を起こしたりします。　こんなケースがありました。　F男さんは40歳で、ある会社の営業課長です。　妻と二人の子どもを愛する模範的な父親です。　このF男さんに、一つだけ悩みがありました。　それは、毎月一度の本社会議の前日と、翌日に体調がおかしくなることです。　特にこれといった原因は思い当たりません。　症状は熱が高くなり咳も出て、さらに食欲もなくなるというものでした。　奥さんは心配になり、ご主人に心療内科で診断を受けてもらいました。　医師からの問診があり、診察が終わると軽度のPTSDと言われました。　原因は、７～８年前の出来事にあることがわかりました。　当時は、F男さんが課長になる前で、営業の成績がなかなか上がらないことで　悩んでいたのです。　そして、当時は会議のたびに上司から厳しい叱責を受けていました。　F男さんは、もう昔のことだと思っていたのですが、医師の問診のときその話　をしながら、今でも会議室に行くたびに叱られていた昔の光景を一瞬ですが、　思い出していたのです。　医師は、この出来事がPTSDの原因ではないかと告げ、さらに、　「忘れられないのは仕方ないので、とりあえずその記憶のことを考えないよう　にしよう」と勧めました。　さらに医師は、　「会議室で叱責されたことがあるなら、褒められたこともあるはずです。　　これからは、褒められた記憶を会議室に行くたびに思い出してください」。　と指導しました。　それ以後は、F男さんも奥さんも昔の楽しい記憶や思い出を、話題にする会話　を心がけました。　人の記憶にも習性があります。　ネガティブなことばかり思い出している人は意外に多いです。　それより、『イヤな記憶が一つなら、楽しい記憶を三つ思い出そう』と自分に　言い聞かせてみましょう。　すぐに効果は出ないかもしれませんが、少しずつ記憶の習性がポジティブなも　のに変わっていきます。　その後、F男さんは３～４ヶ月程度で、体調不良はほぼなくなりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年07月27日

  コメント(0)

• 【掃除のリズムは、癒しと幸せのリズム】

  【掃除のリズムは、癒しと幸せのリズム】　日本の仏教にはいろいろな宗派があります。　しかし、宗派に関係なくそこで生活する修行僧の人たちは、ほとんどが朝早く　起床します。　それから、身支度をしたあと必ず「掃除」をするのが日課です。　なれない間は、やはり早起きはつらいものです。　それでもしばらくこの生活を続けていくと、あることに気づくのだそうです。　それは、早朝に聞こえる鳥の声であったり、風の音です。　また、風になびく木々の揺れる音も聞こえてくるのです。　そして、これらの音にはリズムのようなものが感じられ、心が落ち着いてくる　といいます。　これは、脳科学では音楽でいうF分の１のリズムとも言われるものです。　モーツァルトの曲の多くは、このF分の１のリズムで構成されて作られている　ために、多くの人から癒しの曲として人気が高いのです。　つまり、掃除をすると人の心の波長が、自然界の音の癒しの波長と同期され、　落ち着いてくるのです。　『類は類を呼ぶ』と言いますが、人の心の波長が生まれると、それと同じ心を　持った人が集まり、仲良くなったりして心がつながり、信頼が生まれるという　ことになっていきます。　イエローハットの創業者である、鍵山秀三郎さんは毎日、掃除をする習慣の家　で育ちました。　雑巾がけを行い、箒で掃くという生活です。　その行動は、事業を起こしても変わることはありませんでした。　最初は、自転車に機械の部品を積んでの行商スタイルでした。　少しずつ、会社が大きくなりそれでも毎朝、職場の掃除は続けました。　そんな鍵山さんの姿を見ていた人がいました。　その人は大地主で、鍵山さんの人柄に惚れ土地を譲ることにしたのです。　それまで、細々と店を続けていた鍵山さんには資産がなく、銀行も簡単に資金　を貸してくれませんでしたが、その土地が一等地だったことから、銀行は多額　の融資をしてくれたのです。　それが、イエローハットの繁栄の基礎になったそうです。　「日本を美しくする会」をつくり、今では全国に広がっています。　この活動でこんなこともありました。　ある小学校の６年生が、卒業を前にしてお世話になった学校を後輩たちのため　にきれいにしておこうと考え、全員でトイレ掃除をすることにしました。　それから同じような事例が各地で起きるようになったといいます。　掃除のリズムが人のために役立ちたい、という心のリズムになり広がっていき　ました。　人の心は、癒されるままで終わることはありません。　癒されるときの心のリズムは、幸せな生き方のリズムです。　掃除をすると、心の落ち着きが生まれ、小さな幸せを味わうことができます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年06月20日

  コメント(0)

• 【快適な心で日々を過ごすには】

  【快適な心で日々を過ごすには】　心も体も健康でありたいと誰もが思います。　心身が健康であるには、生命のエネルギーが必要です。　そのためには、朝はギリギリまで寝ていたり、あわてて家を出るような生活は　避けなければなりません。　ある脳外科医の話では、頭がさえるためにはいくつかの習慣が必要である、と　述べています。　快適な毎日を過ごすには、心の準備が必要です。　つまり、脳の状態がスッキリしていてやる気満々であることが理想です。　普通の生活から少しかけ離れた世界で生きている、修行中のお坊さんの毎日が　どんなものかを知るとそこにヒントがあります。　たとえば、修行する禅僧は、朝起きたら、身支度をしてお堂に行き大きな声で　お経を読むのだそうです。　それが終わると、朝食であるお粥を食べ、食器を洗いそのあと坐禅をします。　それから境内の掃除をしたり、師匠から言われた雑用を片づけていきます。　この一日の流れをみると、脳外科医がすすめる生活リズムの型があります。　つまり、ある程度決められている安定した生活を習慣にすると、脳の状態も落　ち着き、それが心を静めることになるというのです。　快適であるとは、気持ちいいとかエアコンのきいた部屋で心地よさを感じる、　ということではなく、心が乱れずにストレスを感じない状態のことです。　仕事であるなら、仕事に淡々と取り組み集中することです。　つまり、朝起きたら体を動かすことから始まり、それから部屋の片づけを行い　食事のあと、仕事に取り組む。　この一連の流れを淡々と行い、できれば丁寧に行うことをリズム化する。　これでエネルギーが生まれるのです。　夜の睡眠も、日中の行動が安定していれば、ぐっすり眠れると思います。　快適に過ごすには、自分に合った生活のリズムを作っていくことが大切なこと　です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年05月16日

  コメント(0)

• 【悪い習慣をやめるコツ】

  【悪い習慣をやめるコツ】　習慣にも、いいものと悪いものがあります。　今ではタバコを吸わない人の割合が、吸う人よりも多くなりました。　以前は吸っていたけど、今はやめている人がそれだけたくさんいるということ　です。　また、ここ近年で成人になった若者が、はじめからタバコを吸わなかった人も　結構多かったこともあるでしょう。　私の知っている企業ですが、社長さんが喫煙は体の健康に悪いことをよく理解　されていました。　そこで、あるときから禁煙した社員には、月に五千円の手当を出すことに決め　たのでした。　それでも、タバコをやめない人もいましたが、だんだん禁煙する社員が増えて　きたそうです。　このような方法がよいか悪いか別として、人は体に悪いとわかっていても簡単　に生活習慣は変わらないものなのです。　もちろん、ストレスの発散効果もゼロではありませんが、体の健康を損なうの　は人生の損失となります。　タバコもお酒もそうですが、習慣になると体が欲するようになり、過度なもの　になると依存症になります。　ただ、これは厳密に言えば体が欲しているのではなく、脳が欲しているという　のが本当です。　脳は、体に悪いことかどうかの判断はできませんが、欲求作用はあるのです。　たとえば、タバコをやめたいという意志はあるのに、脳の欲求作用が勝つため　に罪悪感を感じながらも、やめることができません。　悪い習慣をやめるには、この意志と脳の欲求のアンバランスな関係を正常に戻　すのがコツです。　まず、タバコを吸いたいと思ったら、「脳が欲しているんだな」と意識します。　いきなり、禁煙はできないでしょうから、次の段階では「脳が欲するままでは　なく、一日に吸う本数を減らしていこう」、という別の意識を働かせることで、　脳と意志の関係を区別できるようになります。　また、「一日に吸う本数を減らそうと思うことはいい習慣である」と意識的に考　えるようにします。　意識的に考えること、これは思考習慣になります。　これを、最低でも３週間続けるだけで、変化があらわれると思います。　ただ、途中でできなくなった場合、自分を責めたりする必要はありません。　次の日から、「また再スタートすればいい」ぐらいの気持ちでよいのです。　短期間でも禁煙できた、という成功体験は残ります。　このくり返しで、徐々に禁煙に近づくことができます。　このやり方は、私自身が体験したことです。　もちろん、今では吸いたいと思うことはなくなりました。　　脳の習慣は、思考習慣で変えることができる。　これがわかれば、人生に対する考え方も少し変わっていくに違いありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年04月20日

  コメント(0)

• 【シンプルな生活が心を豊かにする】

  【シンプルな生活が心を豊かにする】　アメリカの詩人、ソローがこんな詩を書いています。　　　あなたの生活をシンプルにしていくと、　　　宇宙の法則もシンプルなものとなる。　　　孤独は孤独でなくなり、　　　貧しさは貧しさでなくなり、　　　弱さは弱さでなくなる。　ソローは、自然界100％の森のなかで、2年と少しを暮らしました。　その生活を通して、思索を深め「森の生活」という著書を残しています。　いまでもこの本に人気があるのは、現代の生活様式にシンプルさがなくなり、　自分を見つめる時間も少なくなったことへの警鐘の意味が込められているから　だと思います。　シンプルとは、よけいなものを省き、大切なものだけを残すことです。　しかし、社会がスピーディーに動き、複雑になってくると人の心も殺伐とした　ものに変わっていきます。　こんなときは、シンプルな生活に戻り自分を見つめ直すことが、かえって元気　を取り戻すことにもなるのです。　シンプルな生活とは、スマホなどを使わない生活をするということではなく、　心という内面をシンプルにすることです。　たとえば、イライラする気持ちを不要なものにする。　あるいは、怒りの感情を不要にする。　人の悪口やネガティブな発言を不要にする。　これだけでも省いていこう、という考えで生活すればスッキリした気分で毎日　過ごせるかもしれません。　イライラも、怒りも、ネガティブな言葉もすべてゼロにはできなくても、半分　でも減らせば、生活の質は高まるのではないでしょうか。　たしかに現代は、たくさんの情報が勝手に入ってきます。　それでも、取捨選択をして不要なものはスルーしていくのは大事なことです。　感情や心の世界がシンプルになると、それだけ人の気持ちの純粋度は高まり、　自分自身の心も豊かになっていきます。　心が豊かになるとは、不平や不満より満足を感じる量が増えることです。　シンプルな心になる時間をつくりましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年04月16日

  コメント(0)

• 【趣味のもつ癒しの効果】

  【趣味のもつ癒しの効果】　気分がよくないとき、体調がいま一つでやる気が起きないことは誰にでもある　と思います。　そんなときに、何かの趣味があると助けられます。　その意味では、趣味とはとてもありがたいもので、また心を癒してくれるもの　です。　スポーツや音楽、あるいは本を読む、映画や絵画の鑑賞などさまざまです。　人によっては漫画、という方もいます。　たとえば、中高年の男性なら小さい頃は、アニメや漫画でも「巨人の星」が　人気でよくテレビで見たり漫画を読んだりした方も多いでしょう。　子どものときに読んだ漫画が、大人になっても趣味の一部になる場合もよく　あります。　へこんでしまったとき、むかし読んだ漫画本を手に取ってなつかしむ。　それがつまり、趣味の癒しの効果なのです。　ある作家の一人は、「スラムダンク」や「ワンピース」が好きだったそうです。　社会人になり、ビジネスで海外にも行くという仕事をしていました。　好きだった漫画に出てくる主人公の言葉に何度も励まされていくうちに、人生　に何かの力を与えてくれる気がしてきました。　しだいに、自分の好きな言葉を選んで書き出すことになり、古代の思想や哲学　が説いていることとの共通点を見つけたのです。　それから、自分独自で漫画の世界から、古典を分りやすく読み解いて多くの本　を出しています。　趣味は漫画を読むことであっても、それが自分を癒してくれるだけではなく、　社会の多くの人々を元気にしてくれることもできるのです。　趣味だからといって、ひかえめに感じたり恥ずかしく思う必要はありません。　　趣味は自分の感性を磨いてくれる以上に、生きがいのようなものを与えてくれ　ます。　人は表現者としての一面があり、自分自身を趣味や特技で現す能力を持って　いるものです。　そして、何よりも自分が癒されることが、もっともよいことなのです。　趣味の持つ力、癒す力を信じましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年04月13日

  コメント(0)

• 【ゆっくりポジティブをマイペースにする】

  【ゆっくりポジティブをマイペースにする】　一般的に、ポジティブに物事を考えることのほうが、ストレスは生まれにくい　ものです。　もちろん、過度なポジティブさは無責任だと思われることもあり、注意は必要　かもしれません。　また、ポジティブさには、積極的というイメージがありテンポよく、言動にも　明るさが見受けられます。　このように、前に進むエネルギーは周囲に対してもいい雰囲気を作ってくれる　効果もあるようです。　しかし、人はいつでもどこでも元気いっぱい、というわけにいきません。　ポジティブでなければ、という気持ちが過ぎるとかえって、それがストレスの　元になります。　考えはポジティブでも、気持ちのテンポがついていかないときもあります。　人にはこの落差とバイオリズムがあり、そこが人生の面白さともいえます。　浮足立つことなく、それでいて悠然とした前向き思考の人の言葉や行動を観察　すると、安心感があり頼りがいを感じるものです。　物事にはプラスとマイナスの要素あるように、ポジティブさとネガティブさと　バランスをいかにうまくとるかが大切なことです。　ただ、もっと大切なことがあります。　それは、本人にとってどの状態が心理的に落ちつくのか、最適な状態なのか、　これを抜きにして考えないほうがいいと思います。　自分は本来、ネガティブな考え方をするから、あえてポジティブにとらえるこ　とが性に合っているという人もいるでしょう。　この人の場合、ポジティブシンキングを意識しておくとバランスがとれる、と　いうことになります。　ギリシャの哲学者、アリストテレスは次のように言います。　「積極的な人を勇気のある人、消極的な人を臆病な人だとする。　　このとき、勇気と臆病を足して２で割った状態が、バランスがとれた　　最適な状態である」　これは、単純に足して２で割ればよい、ということではありません。　人によって、勇気と臆病の気持ちの度合いも基準も違います。　要は、その人自身が自分の勇気と臆病という性格を見つめた上で、足して２で　割って、再度自分を見なおしてみる。　こう考えてみると、自分をより深く知ることができると思います。　哲学者らしい考え方ですが、これが最適な状態の自分になることができる方法　の一つかもしれません。　ポジティブさに、せっかちは禁物です。　むしろ、自分自身を深く見つめるところから考えをスタートさせ、ゆっくりと　構えることを自分のペースとする習慣（思考習慣）を身につけましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年04月07日

  コメント(0)

• 【生きがいは自己を生かせば味わえる】

  【生きがいは自己を生かせば味わえる】　人は自分のやりたいことがあり、それが生かされると生きていてよかった、と　しみじみ感じるものです。　これが、いわゆる「生きがい」というものだと思います。　その意味では、人生において生きがいのある人と、そうでない人の違いは天と　地ほどの差があるとも言えるでしょう。　かといって、社会のために多くの人のために何かをする、という大きなことで　はありません。　自分自身が喜びを感じることができることであれば、どんなことでも構わない　のです。　50代の男性Kさんは、現在、「不登校の子を持つ親を支える会」のサポーター　です。　Kさんが18歳のとき、両親は事業の失敗が原因で命を絶ちました。　周囲の目を避けるため、お姉さんと住む家を離れました。　それから仕事をかけ持ちしながら働き、どうにか一人立ちできるようになり、　30歳で小さなデザイン会社を立ち上げました。　そこまでの道のりは簡単なものではなく、勤めていた会社では給料が遅れたり　するなどもあり、10社ぐらい転職したほどです。　ただ、18歳ときの体験から「どんなときでも明るい自分でいよう」と心に決め　ていたのです。　そんな性格から、40代のころ「悩みを持つ人たちの話を聞いてもらいたい」　と頼まれるようになったのです。　それから人の話しを聞く技法「傾聴」の講座を受けたりもしました。　ひきこもりの10代の子の話を聞いたり、ときにはデザインの技術を教えなが　ら話し相手になっています。　このKさんのように、生きがいとは自分が生かされ、それによって他者を支え　て、相手が喜びを感じてくれることでもあるのです。　また、自分が生かされることで自身も喜びを感じているのです。　自分が得意なこと好きなことが、誰かのために生かされることは、幸せな生き　方となり、生きがいにもなり得るでしょう。　今の自分でも何か生かせることはないだろうか、たまにはそんな視点で人生を　考えてみしょう。　生きがいがあれば、生命の躍動感をしみじみ味わうことができます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年03月23日

  コメント(0)

• 【情報を求め過ぎない】

  【情報を求め過ぎない】　古い時代の思想家・老子が次のように言いました。　『情報や知識ばかりを求めすぎると、頭でっかちになり最後は、　　自分自身を見失うことがあるから、気をつけなさい』　インターネットなど電子技術のない2000年以上も前の人物ですが、的を射る　言葉です。　情報もいろんな知識も、少ないより多い方が判断する材料としても価値があり　有益であることに間違いはありません。　問題は、情報と知識が最も大事なものか、というとそれも違うのです。　人がよりよく生きていくための、情報と知識でなければならない、これが本来　の正しい考え方です。　情報や知識も大切で必要ですが、まず「自分という一人の人間の個性」が大切　なのです。　老子とは違う目線で、人の個性の大切さを述べた人がいます。　ドイツの哲学者・ニーチェが言いました。　『自分自身を見つけたい、自分がどういうものであるかを理解したいなら、　　次のことを自分に問いかけてみるといい。　　これまで、自分が愛したものは何であったか？　　自分の魂を高みに上げたものは何であったか？　　何が、自分の心を満たし、喜ばせたか？　　これまで、どんなものに夢中になったか？　　これらの問いに答えたとき、自分の本質が理解できるだろう。　　それが、あなた自身なのです』　哲学者独特の表現ですが、わかりやすくいうと「自分のことをもっと大切にし　よう、自分の個性を大切にしよう」ということです。　自分のことを大切にできる人ほど、人を大切にすることもできます。　ただ、ここでいう「自分のことを大切にする」とは、自分のわがままを通すと　いうことではありません。　また、自分を大切にするために他者を犠牲にすることでもないのです。　ニーチェはこうも述べています。　『幸せに生きていくコツは、人の助けになるか、誰かの役に立つことだ』　　つまり、何かの役に立つ生き方を目ざすことが幸せになれる方法であり、　それが自分を大切にすることにつながるのです。　この考えを、詩人である坂村真民がこう表現しています。　　『何かをしよう　みんな人のためになる　何かをしよう　　　よく考えたら自分のからだに合った　何かがあるはずだ。　　　弱い人は弱い人なりに　老いた人は老いた人なりに　何かがあるはずだ　　　生かされて生きているご恩返しに　小さいことでもいい　　　自分にできるものをさがして　何かをしよう　　　一年草でも　あんなに美しい花をつけて　終わってゆくではないか』　自分の個性を大切にしながら何かの役に立つ生き方。　情報と知識を求める前に、もっと大切なことがあると考えてみましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年02月26日

  コメント(0)

• 【掃除をすると性格がよくなる】

  【掃除をすると性格がよくなる】　イエローハットを創業した、鍵山秀三郎さんは長い間にわたり、公共の場所の　掃除に取り組んでいます。　掃除は、自分の生活の場を美しくするだけでなく、その人の人生にもいい影響　を与えます。　掃除をすると、不思議なことに性格が謙虚になります。　鍵山さんは、掃除を続ける社会運動の中で事業の発展を成し遂げてきました。　また、掃除をする場所によっても、様々な運がよくなるという説もあります。　たとえば、よく聞くのが次のようなことです。　＊トイレ・・・運気が向上します。金運が上向くといわれます。　＊キッチン・・・愛情運が育ちます。　＊洗面所・・・心の美、体の美に自信がつきます。　＊浴室・・・負の波動が流され健康になります。　＊排水溝・・・悩んでいた人間関係が好転します。　＊玄関・・・幸運の入り口。不運の出口です。　＊リビング・・・夫婦・親子関係が改善します。　＊寝室・・・ぐっすり眠れ、スッキリ目覚めます。　＊照明・・・疲労がとれやすくなり、心が明るくなります。　＊クローゼット・・・迷いや悩みが解消します。　＊本棚・・・知性がさらに磨かれます。　＊窓・ベランダ・庭・・・大切な人との距離が近くなります。　＊子ども部屋・・・子供の才能がさらに伸びます。　これらのことを考えながら、掃除をすると今までは面倒だと思っていたことも　目的意識が湧いてきて、楽しくなるに違いありません。　汚れているから掃除をする、これだけではなく、掃除は自分の心を磨くこと、　そのものです。　性格がよくなるのは当然のことなのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(by　ハートリンクス)　　　

  2023年02月18日

  コメント(0)

• 【一善の言葉・一善の行動】

  【一善の言葉・一善の行動】　一つの善い言葉を口にしたとき、聞いた相手はよい気持ちになります。　同時に、その言葉を発した人も、よい気持ちになります。　これは、行動も同じで何か一つの善い行動をしたとき、相手から感謝されて、　こちらも役立つことができたと感じて嬉しくなります。　一日一善という言葉があるように、一つだけでも善い言動をするのは、相手の　ためだけではなく、自分のためになります。　誰かのために何かをしたい、という心を「利他の心」とも言いますが、これは　じつは、自分のためにもなっています。　ただ、今の時代は「自分の生活でいっぱい」、という人も多いなかで自分以外　のために何かをしよう、という余裕のある人は少ないのかもしれません。　それでも、小さな一日一善の生活を行うことを目標にするだけで、心の姿勢は　整い、心そのものが清められます。　これが、「運をよくする生き方」でもあるのです。　よく、「運を引き寄せる」という意味のキャッチフレーズを見たり聞いたりする　ことがあると思います。　これは、自分が磁石のような存在になって、幸せになるような出来事に合い、　幸せになるような人との出会いが生まれる、ということです。　　運をよくして、幸せへの条件を増やすために大切なのが、　「一善の言葉・一善の行動」です。　現実的に、これができないとしても、この意識が心のどこかにあるだけで心の　状態はいい方向に向かっていくでしょう。　たまには、腹の立つことやいら立つことがあっても、それはそれで気分を変え　て、いつまでも引きずらないようにしていくしかありません。　いら立ちの気持ちをなくすことはできませんが、スーッとかわすことはできる　のです。　「一善の言葉・一善の行動」を心がけると、心の状態がおだやかになりプラス　エネルギーを出してくれるようになります。　人にとっての、幸せをもたらすプラスエネルギー。　いろいろありますが、一つは幸せホルモンというものがあります。　脳科学でいわれるのが、オキシトシン・セロトニン・ドーパミンの三つです。　オキシトシンは、ペットなど安らぎを与えてくれるものをさわると、脳の一部　から分泌します。　親しい人との会話をすることでも分泌します。　セロトニンは、いら立ちの気持ちを抑えてくれます。　一番よいのは、健康的な食生活や規則正しい生活、あるいは、心が動かされる　読書や映画を観ることで癒されるもので、脳から分泌されます。　ドーパミンは、何かをやり遂げたときに生まれ、達成感をおぼえたときなど脳　から分泌されるホルモンです。　「一善の言葉・一善の行動」を行えば、この三つの幸せホルモンがうまく調合　されるようになります。　これが、心の状態をとてもいいものに変え、意識の奥底にまで浸透して心の力　を鍛えてくれることにもなるのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　

  2023年02月16日

  コメント(0)

• 【人のために譲る気持ちが、自分のためになる】

  【人のために譲る気持ちが、自分のためになる】　自分中心の考え方に慣れてくると、人のために何かをしたい、という心がなく　なります。　それは人のために何かをすると、自分が損をしたような気分になるからです。　仏教ではそのような間違った心を正すために、「利他の心」の大切さを説いて　います。　仏教のお話に、人のために譲ることが、結局は自分のためになるという説話が　あります。　ある人が、地獄とは一体どんなところなのか、と興味を持ち見に行きました。　行ってみると、ちょうど食事の時間でした。　見ると、大きなテーブルの真ん中にはごちそうがたくさん置かれています。　しかし、すわっている人はなぜか痩せこけています。　一人ひとりの横には、２メートルぐらい長い箸がありました。　ここでは、その長い箸を使って食べるルールがあるのです。　食事が始まると、みんなわれ先に食べたいと、長い箸で料理をつかんで自分の　口に運ぼうとしますが、なかなか口に入れることができません。　食事の時間は終わりましたが、誰も食べることはできませんでした。　今度は、極楽に行ってみました。ここも食事の時間です。　大きなテーブルには、地獄と同じように中央にたくさんのごちそうが置かれ、　それぞれには２メートルの長い箸が与えられています。　つまり、情景は地獄とまったく同じなのです。　しかし、すわっている人たちは、みんなニコニコしてふくよかな体つきです。　食事が始まりました。すると、長い箸で食べ物をつかんだ人が正面の人に、　「あなたから先に食べてください」と言いながら、相手の口に料理を運んでく　れています。　「どうもありがとう。今度は私があなたに食べさせてあげましょう」と言いな　がら、お互いが譲り合い食事をしています。　みんな、おいしい、ありがとう、と言って食事の時間は終わりました。　このように、地獄も極楽も環境や条件は同じなのに、そこにいる人たちが譲る　心で相手のために行動すれば、自分もその恩恵を受けることになります。　「利他の心」の意味が、この物語に表れています。　「人のため、他者のため」、という言葉を聞いたときになぜか、自分が損をし　たような気持ちになるのは、心のどこかに「自分の欲得ありき」の考えがある　のかもしれません。　自分のことを第一にするよりも、自分以外の人のために、何ができるかを考え　る習慣が、結局は自分の幸福を手に入れることになるようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　

  2023年01月04日

  コメント(0)

• 【世の中の基準より自分の価値観で生きよう】

  【世の中の基準より自分の価値観で生きよう】　世の中は、いろんな考えを持つ人たちの集合体です。　ですから、自分の価値観が正しく、他は間違いだと言うことはできません。　また、自分の考えを人押しつけることもしてはいけません。　それでも、自身が所属する団体の価値観を無理やり強制したがる人もいます。　そのような人たちは、自己の考えを押しつけることが自分の価値観だと信じて　いますが、いずれは行き詰ることは間違いないでしょう。　最近では、結婚したい人が減少しているそうです。　その理由は、家族をつくるために必要な収入がないという経済的な問題がある　のだそうです。　たしかに、収入が少なければ貯金もできない、老後の生活資金の準備もできな　いという現実に直面します。たしかにこの問題は切実です。　これが今の世の中の基準になっているのも確かですが、かといってそれを自分　価値観とする必要もないのです。　たとえば、収入のない人同士が結婚すれば、一人で暮らしていたときより少し　は余裕が生まれるかもしれません。　その生活スタイルに満足して、幸せを感じることができるならそれもその人の　価値観として素晴らしいと言えるのではないでしょか。　このように世の中の基準を知っておくことは無駄ではありませんが、振り回さ　る必要もないのです。　ある塾の先生のお話ですが、教員を辞め自分で塾を開きました。　しかし、生徒が集まらずに生活にも困るようになりました。　そんなとき、教育講演の講師のオファーがあり、それから徐々に塾の生徒も増　えたのでした。　そして、講演の仕事も塾の仕事も忙しくなり、経済的な豊かさを手にすること　になったのです。　しかし、しばらくその忙しい状態が続くと、イライラするようになりました。　生活資金もない当時は、収入が少ないことだけをどうにかしようという価値観　で必死でしたが、いったんそれが叶えられたらイライラする自分がいる。　悩んだ先生は、あるとき江戸時代の禅僧・良寛の言葉を思い出しました。　それは次のような意味の言葉でした。　『人は経済的に豊かになれば、現実の生活が幸福になると思っている。　　しかし、実際はそうではない。人は経済的にいい状態になればなるほど　　落ち着かず、イライラしたり不安が増してくる。　　貧しいと、生活は不便だ。　　だが、貧しさに心が折れなければ、心は強くなり元気とやる気が出る。　　貧困は、けっして、恥ではない』　これは、何も貧しさを美徳化しているのではなく、貧しくても自分の価値観　がしっかりしていればイライラすることはない、ということです。　収入が少ないのは恥ずかしい、ダメだ、結婚できないという世間の基準に合わ　せなくてもいいのです。　もちろん、収入を増やすために副業をしたり、アルバイトをすることも方法の　ひとつです。　しかし、収入が少ないことはダメである、と思わなくてもよくむしろ、収入が　どうであれ、「自分が幸せだと思えることは何か」、を考え、そこから生まれた　価値観を持つことが一番大事です。　自分の価値観が確立すると、生きることに自信がつき、躍動感を感じるように　なります。　そのような日々を送り続けていると、人生の楽しさを味わうこともできます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年09月16日

  コメント(0)

• 【あわただしさの中でも落ち着いた心で生きる】

  【あわただしさの中でも落ち着いた心で生きる】　今は、どんな職業の人でも「閑（ひま）でしょうがない」という方はおられ　ないと思います。　とにかく、多くの職場では人手が足りないとう情報であふれています。　それでも、世の中がどうにか回っているのは、仕事が効率よく行われている　ことと、ほとんどの人が働き過ぎている、という二つの理由があるからです。　しかも、コロナパンデミックの社会ですから、なおさら働き過ぎる状態が日常　化しています。　　しかし、こんなときだからこそ、気持ちの休まる時間をつくり落ち着きのある　日々を送ること大切です。　古語に「市中の山居」（しちゅうのさんきょ）という言葉があります。　これは茶道の大家、千利休の言葉ともいわれています。　あわただしい喧騒の社会、競争の社会、時間に追われる社会の中にいながら、　わずかな時間でも静かな森で鳥の声を聞いたときのような気分になる。　それができれば、仕事や雑事で心を乱すことなく、淡々と生きることができる　のではないか、ということを示した言葉です。　もともと茶道も、禅の教えから生まれたものですが、この禅がなぜ鎌倉時代の　武士に広がったのかというと、当時は御家人（武士）同士の争いが各地で起き　ていたという時代背景があります。　そのため、幕府の人も武士たちも、心が休まることがありませんでした。　そうした時代が長く続く中で、茶道をたしなむことで心の落ち着きを取り戻し　たい、という人々の願いがありました。　豊臣秀吉の時代になり、千利休は重用され茶道も根付くようになりました。　今は、日本はそれなりに平和な社会が維持されていますが、現実には多くの人　が働き過ぎて、気持ちの落ち着くときがない状態です。　それでも、心を休めるための癒しの情報は、昔にくらべれば選んでも選びきれ　ないぐらいたくさんあります。　ただ、自分のためになる情報もあれば、自分を害する情報があることも知って　おく必要があります。　自分のために、よい情報を手に入れて実践するには時間が必要ですが、一度に　その時間をつくろうとするのはむずかしいものです。　いちばんいいのは、こま切れの時間を活用することです。　夜20分、朝は10分という短い時間でも、癒されるときを持つだけで気分は　よくなります。　「市中の山居」の生活を味わうことができるなら、いつでも落ち着きのある心　で過ごせようになると思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年09月02日

  コメント(0)

• 【言葉は選んで使おう】

  【言葉は選んで使おう】　『言葉には力がある』ということをよく聞かれると思います。　　それは、なぜかといいますと言葉が心を動かすからです。　また、言葉が意識を動かすからです。　そして、言葉がその人の性格や考え方を形づくり、生き方や人生にも影響を　与えるようになります。　このように考えると、日頃から使っている言葉の使い方がとても大切なこと　がわかります。　とくに、子どものときに親がどのような言葉で接していくかで、育ち方は大き　変わります。　今の日本の子どもたちの教育環境は、先進国としてはある程度整っています。　いろんな問題点もありますが、義務教育は受けられます。　ただ、共働きの家庭も多く、子どもと接する時間も限られています。　そのためか子どもに語る言葉も、つい、「～しなさい」という感じの言い方に　なりがちです。　「ちゃんと勉強しなさい！」「勉強しないとダメな人間になる！」という意味の　言葉を使ってしまうのです。　親としては、立派になってほしいという気持ちの表れですが、どうしてもその　ような言葉使いをしてしまいます。　エジソンは、７歳のとき小学校を退学させられています。　授業のときいつも先生に、「なぜ？」「どうして？」という質問ばかりするので　学校から苦情がきて、とうとう退学になりました。　母親は、元教師だったこともあり、それでは自分で育てようと決心して、自宅　で教えることにしました。　エジソンは、相変わらず「なぜ？」「どうして？」と質問しますが、母親はイヤ　な顔ひとつせず、肯定的な言葉だけを使って教え続けました。　このことが、エジソンの人生に大きな影響を与えました。　エジソンは母親が徹底して自分を肯定してくれたことが、いちばん嬉しかった　と言い、「母親が、最大の理解者だった」とも述べています。　エジソンの格言もたくさん残されていますが、その内容はほとんどが肯定的で　前向きな言葉ばかりです。　人はいつも頭の中では何かを思い考えますが、そのときもできるだけよい言葉　を使うクセをつけておきましょう。　言葉が心や思考を動かし、人生に影響を与える大切で重要なものであることを　忘れないでおきたいものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年08月23日

  コメント(0)

• 【好きなものをそばに置くと運が向く】

  【好きなものをそばに置くと運が向く】　子どもの頃、欲しいおもちゃがあっても、買ってもらえかった経験は誰にも　あります。　そんな体験が、「我慢する」ことを覚えさせてくれたのも事実です。　それでも、しばらくして欲しかったおもちゃを与えられたときは、とても嬉し　かったものです。　そして、好きなおもちゃがいつもそばにあると、子どもながらに幸せな気分に　なっていました。　そのようなときは、ふだんは嫌いな勉強も頑張れたものです。　このように、自分の好きなものがそばにあるのは、気分がよく精神的にもよい　状態になっています。これは大人にも共通していえるようです。　　大人になり、そばに好きなものを置くのに一番手っ取り早いのは、服かもしれ　ません。　好きな色や柄の服を身につけているだけで、気分はよくなります。　気分がよくなれば、自然に表情も明るくなり、仕事にしても雑事にしても積極　的に前向きに取り組めます。　小さなことですが、このような積み重ねが運を高めることにもなるのです。　　これは服だけに限らず、家の中の自分の部屋に好きな絵を飾ること、または、　好きな観葉植物を置くことでも十分です。　むしろ、服を買うようなお金もかからずにすみます。　また、好きな言葉や、好きな人の写真、好きな風景などもあるでしょう。　脳科学の点からも、好きなものがそばにあるだけで、セロトニンのような気持　ちが落ち着く脳内ホルモンが働いてくれます。　好きなものをそばに置き、気分をよくするのは、自分にとりよいエネルギーを　生み出していることになります。　運がいい、悪い、ツイてる、ツイてないというのは、自分の心の状態が現れて　いるのです。　もちろん、そのときの心の状態が即、自分の生き方に影響を及ぼすことはない　かもしれませんが、日頃からどんなことを意識するかはいずれ、現実になって　くるものです。　そのためにも、とくにプライベートの時間をどのような気分で過ごすのか、を　大切にしたいものです。　運をよくするため、日頃の過ごし方を大切にすることから始めましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(by　ハートリンクス)　　　　　

  2022年08月07日

  コメント(0)

• 【ひとりの時間を大切にしよう】

  【ひとりの時間を大切にしよう】　最近では、LINEやSMSを通して、いつでもどこでも顔も知らないような人と　知り合いになることができます。　仕事上のつながりはともかくとして、自分のまわりにたくさんの人がいてくれ　ることで安心したります。　反面、そのような生活が習慣になり、ひとりになる時間は寝ているときだけ、　という人も増えてきました。　ひとりになると不安でしょうがない、という気持ちになったことがある人は、　意外と多いかのかもしれません。　しかし、ひとりだけの時間を過ごすことも、じつは大切なことです。　それは、沈黙は心を成長させ、ひとり時間を持つと集中力を高めることにも　なるからです。　ブッダの言葉に次のようなものがあります。　　・『自らをよりどころとし、仏法をよりどころとして、　　　他の何ものをもよりどころにしてはいけない』　　・『犀の一本角のように、ただ一人歩め』　犀（サイ）という動物には、角が一本しかなく、またサイは一匹だけで行動　し、集団をつくらないことから、孤独の象徴とされる生きものです。　つまり、「犀の一本角」とは、孤独を意味する言葉です。　ブッダは、孤独であることを悪いことだとは言っていません。　むしろ、孤独であるから心は落ち着き、心の平穏を保つことができる。　無駄もなくなり、集中してものごとに取り組むこともできると教えています。　今の時代は、「孤独」と「孤立」を混同している傾向があります。　孤独と孤立は、まったく違うものです。　孤独（ひとり）であっても、人以外の何かとつながりを持つことはできます。　それは、ペットかもしれませんし、自分が育てる花や観葉植物ともつながる　ことができるからです。　孤立とは、他を受け入れたくないという潜在的な意識や、自己主張が過度で　あったり、自己逃避している状態をいいます。　それでも、ひとりになるのが不安なら、沈黙の時間を進んで作ることです。　沈黙も孤独も、自分という人間を成長させてくれるものです。　また、必要以上に人とのつながりを持つこともなくなり、人間関係のトラブル　に巻き込まれることも少なくなるでしょう。　夜、静かな時間にひとり本を読む、ミニ瞑想をする、目を閉じて深呼吸をする　など、生活にメリハリをつけることは心の健康にとって必要なことです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年08月03日

  コメント(0)

• 【心の落ち着く場所をつくろう】

  【心の落ち着く場所をつくろう】　毎日、仕事や家事、雑事に追われる生活を続けていると、自分を振り返る時間　がなく、ストレスがたまっていきます。　ストレスを軽くするには、定期的に心をリフレッシュさせる時間を持つことが　大切です。　禅の言葉に、「帰家穏坐」（きかおんざ）というものがあります。　心が落ち着く場所で、穏やかな時間を過ごす、という意味です。　「心の拠りどころ」となる場所で時間を過ごす習慣を持つことで、ストレスを　軽減できます。　それでも、自分の家に帰っても落ち着く場所がない場合、どこかでお酒を飲む　とか、喫茶店でコーヒーを飲むなど、人によっていろんな場所があるかもしれ　ません。　中には、そのような時間の余裕がない人もいらっしゃるでしょう。　時間的な余裕がないことが、ストレスの原因になるのは意外と多いものです。　この場合、時間を少しでもよいので先取りすると効果があります。　たとえば、５分でも10分でも早めに取り組むことです。　出勤時間を５分早くする、仕事にも５分早く手を付ける、勉強も同じです。　その５分を先取りする習慣が、気持ちの余裕をもたらしてくれます。　時間を先取りすると、時間から追われることがなくなり、そのぶん心を軽く　することもできるのです。　さらに、先取りする意識が定着すると、物事に対する考え方がそれまでよりも　積極的になることができます。　ただ、最近はテレワークで仕事をする人も増え、家が仕事場になっていること　もあります。その場合も、時間の先取りはしやすいかもしれません。　　さらに、その上でメリハリをつけるために、休憩時間をきちんと確保するのも　大事です。　この生活が、心の乱れや不安定さを少なくすることにもつながります。　禅の教えでは、心を静めることは、心を浄めることになると言われています。　心が落ち着く場所で、心を静めることは長い目でみれば、自身の心を育てる　ことと同じです。　できれば、その時間に深呼吸を数回行うようにすれば、体の神経にもよい影響　を与えることにもなります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年07月21日

  コメント(0)

• 【ゆったりゆっくり生きる】

  【ゆったりゆっくり生きる】　50代を過ぎ、子育てがひと段落した中高年の女性に見られる症状の一つに　「空の巣（からのす）症候群」というものがあります。　子どもが自立し、家を出て一人暮らしをするようになると、それまで張りつめ　ていたものが急になくなり、何をしていいかわからなくなる状態です。　大げさにいえば、生きがいをなくしたような感じです。　そうなると、次に何を生きがいにすればいいかという、焦りの気持ちが起きて　しまいます。　そうなったときは、ゆっくりとした気分を楽しむような生活のリズムに変えて　いくことが大切です。　江戸時代の医者、貝原益軒（かいばらえきけん）は、心のゆとりが健康に一番　効果があると言いました。　心のゆとりを得るには、楽しむ心を持つことだと言います。　そして、四つの楽しみを持つようにすすめています。　一つは自然を楽しむ。　次に、読書を楽しむ。　さらに、人と共に楽しむ。　最後は、旅を楽しむ。　これらのすべてができなくても、一つか二つでもやってみるのです。　たとえば、近くの公園をコンビニで買ったおにぎりを持って散歩する、これ　だけでもいいでしょう。　好きな小説や、読みかけの本があれば電子書籍でも公園のベンチで読めます。　この二つだけでも、明日予定することはできます。　このような時間を生活の一部に取り入れるだけで、気分がよくなります。　今の時代、多くの人がイライラしやすくなる、怒りっぽくなる理由はテンポ　が早すぎることです。　仕事も、家事も、プライベートもテンポがだんだん早くなりました。　職場ではメール、家族とはライン、これだと家では会話する時間も必要では　なくなります。　本当はもっと、ゆっくりとした会話、ゆっくりしたテンポで過ごすほうが人の　心は落ち着くものなのです。　今の生活スタイルの中に楽しめることを見つけて、ゆったりゆっくりした時間　を味わう。　「時の流れを味わう」、という感覚が心のゆとりを生み出してくれるに違いあり　ません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年06月16日

  コメント(0)

• 【くつろぐことを習慣にしよう】

  【くつろぐことを習慣にしよう】　最近、疲れやすい人が増えています。　原因はいろいろですが、一つはデスクワークが多くなったことがあります。　また、子どもならゲームなどで、スマホを見る時間が長くなり、目の負担から　肩こりや全身の疲れが生じるようです。　このようなときこそ、くつろぐ時間をしっかりとることが大切です。　「くつろぐ」は漢字では「寛ぐ」となります。　「寛」は「寛容」という文字に意味が表れているように、大らかでゆったりと　しているさまを示しています。　疲れたらくつろいで、体と心の緊張をほぐすことが必要です。　ストレスとは緊張感のことですが、このストレスが続いたままだと神経が正常　に働かなくなって、あちこちが痛んだり不快な気持ちになるのです。　ほとんどの人がくつろげる時間帯は、仕事を終えた夜です。　その方法はネットやテレビを見ることやお風呂、お酒などが多いようです。　これらのくつろぐ方法で、元気になれるなら問題はありません。　つまり、くつろぐことが生活習慣になっているため効果があるのです。　しかし、くつろぐ時間もないほどストレスのある人も意外と多いのです。　そのような場合、意識的に心を休めるような時間をつくることで、かなり改善　できます。　次の方法で、筋肉の緊張と心の緊張を和らげることをおすすめします。　＜ベッドの上、あるいは椅子でもかまいません。　　時間は関係なく、職場や通勤時の電車でも可能です。　　目を閉じて、まず、右足の指先がゆるむように意識します。　　次に、くるぶし、ひざ、太もも。そして左足も同じようにします。　　その後、下半身に移り、お腹、胃、心臓、肺、首、鼻、耳、目、頭。　　それから右手の指先、手首、ひじ、肩。さらに左も同じようにします。　　慣れてくると、２～３分ぐらいで一巡りできます。　　コツは、力を抜くことです。＞　これは、潜在意識理論を提唱したジョセフ・マーフィー博士がすすめるくつ　ろぎの方法です。　夜寝るときなど、習慣にできればよく眠れます。　緊張とくつろぎのバランスどりを上手に行って、快適な生活スタイルを身に　つけましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年06月05日

  コメント(0)

• 【苦しみよりも楽しみを集めよう】

  【苦しみよりも楽しみを集めよう】　日頃から、「私はどちらかというと幸せだ」と考える人の特徴は、毎日の生活　に小さな楽しみを持っていることです。　たとえば、午後からデパートやショッピングセンターなどに買い物に行こう、　と計画します。　それだけのことですが、小さな幸せです。　よく、釣りやゴルフが好きな人は、前の日からワクワクするというのと同じ　ように、楽しみなのです。　旅行でも、準備そのものが楽しいと思えます。　やはり、趣味は持っておくほうが断然、人生を豊かにしてくれます。　心の不調を訴える人は、苦しいことをより多く考える傾向があります。　苦しみとはいえないにしても、不平不満なことを考えがちです。　今日のお昼に行ったレストランの料理はおいしくなかった、などからはじまり　ささいなことでも、文句を言いたくなるときは、心が疲れているときです。　そして、自分の将来についても、３年後、5年後、10年後、さらに先の時代　にまで、不安なことが起きるに違いない、と考えてしまうのです。　負の連鎖のように、一つの不平不満が、将来の不安に広がっていくと思うのは　自分の人生を否定する生き方になります。　そんなときは、自分がもっとも好きなことする、あるいは好きな場所に行く、　など、気持ちが落ち着くような環境に自分を移動する必要があります。　その上で、楽しめることの回数を一つでも多く味わい、楽しみを持つことを　生活習慣にするのが大切です。　生活習慣にすると、本来の性格によい刺激を与えることになり、心の深い場所　にあるトラウマのようなものも改善されやすくなります。　楽しみを多く持つと、心が満足を感じるようになります。　　心の満足感がある人ほど、楽観主義な気持ちにもなります。　そのような心の状態は、自然に無意識のうちにマイナスの出来事が起きても、　すぐに、明るい心を取り戻す弾力性があるのです。　小さな満足感は、幸福感へとつながっていきます。　人の心は、放っておくとネガティブなほうに流れやすいものです。　それでも、心は明るいほうに生きたいという本性もあります。　苦しみより楽しみを集める生き方がみんなホントは好きです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年05月08日

  コメント(0)

• 【当たり前のことに感謝できる人は幸福感が強い】

  【当たり前のことに感謝できる人は幸福感が強い】　人は、本来健康であると考えると、自分の健康は当たり前だと思いがちです。　当たり前というのは、当然なことだと認識することです。　すると、当然あるべきものがないとそこに、不満やイライラという葛藤の心が　生まれたりします。　ベストセラー「嫌われる勇気」に出てくる精神科医アドラーは、　『何事にも当たり前のことはない』という言葉を遺しています。　これは、当たり前であることに幸せを感じましょう、という意味です。　たとえば、収入は少なくギリギリで生活できる境遇にいるAさんとBさん　がいたとします。　この二人に30万円の現金が与えられたとしましょう。　Aさんは、壊れかけていた家の冷蔵庫を10万円で買うことにしました。　おかげで助かった、ありがたい、と思いました。　残りは、とりあえず貯金しておこうと考えました。　一方、Ｂさんは、テレビと掃除機と、洗濯機、台所用の古い食卓を買いたいと　考えましたが、30万円では足りなくなりました。　何を買わないでおこうかと悩み出し、あと10万円欲しいという気持ちになり　ました。　AさんとBさん、どちらが幸せでしょうか？　同じ金額のお金を持っていても、何が当たり前のことなのか、その意識が　あるか、ないかで大きな違いが生まれます。　健康な人が、病気になってはじめて、健康のありがたさがわかることはよく　あります。　つまり、当たり前が、当たり前でなくならないと気づかない人がいる一方で、　当たり前であることが、すでにありがたいと思う人もいます。　この差は、どこからくるのでしょう。　いえることは、Aさんはギリギリの生活でありながらも、ちゃんと生活できる　という確固とした自分を持っています。　Bさんは、その意識はAさんに比べれば低いといえます。　少なくとも、あと10万円あれば、とそのほうに気持ちが行っています。　『幸福とは感じるものだ』という格言があるように、小さなことにも幸せを　見出すことは大切なことだと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年05月07日

  コメント(0)

• 【幸運を引き寄せるのは日頃の努力です】

  【幸運を引き寄せるのは日頃の努力です】　映画『ビリギャル』で一躍有名になった、坪田先生。　その坪田先生の教え子で、とても幸運な生徒の話です。　Mさんという女の子で、ピアニストになる夢がありました。　高校生のときに、ドイツの大きな大会ではファイナリストで演奏するほどの　才能のある生徒でした。　この生徒を育てた坪田先生の素晴らしさもすごいと思います。　さて、Mさんは高校を卒業したら東京芸大に進学したいと思っていたところ、　ドイツの国立音大の教授からドイツに留学しないか、という声がかかったので　す。　そこで、Mさんは坪田先生に相談したのでした。　Mさん「芸大とドイツとどちらがいいでしょうか？」　先生「君は、将来何になりたいの？」　Mさん「ピアノの先生です」　先生「じゃあ、芸大のほうがいいと思うよ。でも、そのドイツの教授から直々　に誘ってもらえるのは、世界で何人ぐらいいるの？」　Mさん「ほとんどいないそうです」　先生「そうなの、もし僕だったらドイツに留学すると思うよ。なぜなら後で　やっぱりドイツに行っておけばよかったと後悔するかもしれないからね」　こんなやりとりのあと、Mさんはドイツに旅立ちました。　数年後、彼女はドイツの音大を最優秀の成績で卒業し、今ではドイツと日本で　音楽活動をしています。　さらに、ドイツの国家演奏家の資格も取得して、コンクールの審査員も務めて　いるそうです。　さらに、ピアノを教えてほしいという生徒さんもいて、教師としての仕事にも　取り組んでいるとのことです。　Mさんは、小さい頃から毎日ピアノの練習を続けてきました。　つまり、日頃の努力の継続があったから、周囲の人から声をかけられるという　幸運をつかみとることができたのです。　もちろん、坪田先生と出会ったことも幸運の一つかもしれません。　坪田先生は、　「運というものは地道に能力を高めておかないと、いざというときにモノに　　できません」　と語っています。　幸運とは一概に、ラッキーなことだと決めつけるのではなく、その人は誰も知　らないところで、こつこつ努力を続けてきたからだと思いましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年05月06日

  コメント(0)

• 【平穏無事な毎日に満足しない生き方】

  【平穏無事な毎日に満足しない生き方】　自分や家族が健康で、何事もなく無事で生きてほしいと誰もが思います。　それが人として、生まれながらにある倫理道徳です。　しかし、年齢とともに経験することが増えていくにしたがい、つらいこと　にも直面します。　そんなときに、多くの人が「自分は何のために生きているのだろうか？」　と悩んでしまいます。　しかし、そういうことを何度か経験して、人は自分の強さが鍛えられます。　つまり、困難なことがあるおかげで、人は強くなれるともいえます。　脳科学の世界には、平穏である生活が続いていくと、人間の脳というもの　は早く衰えるという説があります。　もちろん、毎日いつも命の危険にさらされていることも、さらに問題です。　ただ、平穏であり無事であるという環境に慣れてしまうと、人の体の機能　もそれに順応していくのです。　そして、脳のはたらきに刺激がない結果、脳自身から出るホルモンの量も　減ってくるといわれています。　脳というのは、同じような刺激が繰り返されるだけでは、生きていることが　楽しいという幸せホルモンが出なくなるのです。　人間の歴史には、戦争という国と国が戦ってきた事実があります。　国と国が戦うとは、人間と人間が戦うことです。　そのような、悲しい歴史があるから平穏であることがいかに幸せか、を昔　の人たちは学んできたことも事実です。　ただ、戦争がなくなったからといって、人生においてはいろんな出来事が　なくなることはありません。　病気と戦っている人がいて、人間関係で苦しんでいる人もいる社会にあり　そのような問題が糧になって、自分を向上させているのが現実なのです。　平穏無事であることが当然だと思うと、感情や心の刺激にならず脳は衰え　ていきます。　しかし、平穏無事であることはありがたいと感謝したり、自分以外の誰か　に喜んでもらえるようなことを考えると、脳には刺激が与えられることに　なります。　もし、自分は平穏無事であると感じている人がおられるなら、誰かのため　になることを考えて行動すれば、さらに幸せな毎日を過ごせるでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年02月21日

  コメント(0)

• 【日々のリズムを変えたいとき】

  【日々のリズムを変えたいとき】　疲れがたまりやすい大きな原因は、仕事に関わる問題、心配事が一番多い　です。　それが日常的になり、体のどこかに異変を感じ、それをきちんとケアしな　いと、疲れも慢性の症状になっていきます。　そうなると、週に２日に休みでは回復できなくなります。　このパターンで心身の不調を訴える人は年々増えつつあります。　この悪いリズムを変えるには大きく分けますと、二つの種類があります。　一つは、体を動かすこと。　体全体を、動かして血液の循環速度を一時的に速くすることです。　よく、「血液の循環をよくすることが大事だ」と聞くことがありますが、　具体的には、血液の循環のスピードを少し上げるということなのです。　いわゆる、適度な有酸素運動というもので、これは歩くのが一番よい方法　です。　もう一つは、心の世界つまりメンタルのリフレッシュです。　メンタルは、個人によって特性がありますから何がよい、ということより　その人に会った方法があるでしょう。　ただ、心をどんな方向に持って行くか、これは重要なことです。　たとえば、一週間前のことでもかまいません。ふり返った上で相手の立場　や気持ちを考えて言動をしていたか、を思い起こすのです。　つまり、相手に対し注意したことや指導したこと、あるいは提案したこと　が相手への批判になっていなかったか、などです。　これをふり返るのです。　一週間という、まだ記憶に新しい時間の間に、自分を俯瞰する。　この意識が強い人ほど、物事の全体像を把握する能力が高いのです。　その上で、反省するところは反省し、足らないところがあったと気づいた　ら次のときに生かせばよいのです。　これは、古い心のリズムを、新しいリズムに変えていくことになります。　たとえれば、部屋の空気を入れかえるように、心の中の空気を入れかえる　のです。　この心的作業で、心のバイオリズムは変わり、運気もよい流れに変えていく　ことができます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年02月04日

  コメント(0)

• 【今という時間を生きる】

  【今という時間を生きる】　「今を生きよ」という言葉に、心配性な気質の日本人にはピンとこない　方も多いことでしょう。　今さえ楽しいなら、明日はどうでもいい、というのも刹那主義のように　感じられます。　ブラジルのリオのカーニバルでは、世界中から観光客が訪れます。　ここしばらくは、コロナの影響もありますが、以前は日本からも多くの人　たちの人気の都市でした。　その当時ですが、ある日本の若者がブラジルの友人から誘われ、深夜まで　楽しんでいました。　若者は楽しいと思いながらも、心の中では明日の仕事のことが少し気になり　かけています。　そこで、ブラジルの友人に、　「明日は仕事があるから、そろそろホテルに戻って寝るか」と言います。　それを聞いた友人は、　「何で帰るの？　楽しくないのかい？」と言いました。　日本の若者は、明日の仕事に影響があるからという気持ちがあります。　しかし、ブラジルの友は楽しい時間をもっと味わおう、という気持ちです。　　これは、生きる地域の人々の気質の違いです。　どちらも、正しい考えであるといえます。　ただ、「楽しい今の時間をじっくり過ごす」という感覚の違いがあります。　ただ、気質の違いという点で比較すると、経済的には日本より恵まれない　ブラジルでは、うつ病になる人や自殺する人の数は、日本よりも圧倒的に　少ないのだそうです。　楽しい時間を味わう、とは「今を生きている」ということと同じなのです。　アメリカのロサンゼルスで、メンタルクリニックを開業している日本人の　精神科医に久賀谷　亮（くがやあきら）さんという人がいます。　患者さんにはエリートと呼ばれる優秀な人も多く、脳とストレスについて　著書の中に『疲れやすい脳は現在を知らない』ということを語っています。　イライラする、注意力がなくなる、気力が落ちる、という症状は脳が疲れて　いるからだといいます。　その原因は、意識がいつも過去や未来のことばかりに向かっているからで、　「今、ここに自分がいない」状態が慢性化しているからだ、と言います。　少なくとも、今、現在に意識を向ける心の習慣があると、脳は疲れにくく　なるのは事実です。　その習慣を身につけるために、マインドフルネスは効果的です。　実際、アメリカではマインドフルネスを活用した治療やカウンセリングは　一般的に受け入れられています。　マインドフルネスのスタイルに、決まったものはありません。　まず、「ゆっくりした自分の呼吸に気持ちを集中させること」から、始め　ればよいのです。　脳の疲れをとり、今を生きるライフスタイルを築いていきましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年01月12日

  コメント(0)

• 【なるべく疲れないコツ】

  【なるべく疲れないコツ】　頑張りすぎて疲れる人はたくさんいます。　理由は、無理をする状態が続くことで、体と心のバランスがおかしくなる　からです。　無理をするにしても、必要に迫られて、やりたくないと思いながら、仕方　なくしている人もいるでしょう。　とくに日本人は、真面目な気質なせいか、つい無理をする人も多いのでは　ないかと思われますが、これも日本人の美徳の表れかもしれません。　松下幸之助さんは、若い頃から病弱でしたが経済人としては多忙な日々を　過ごし、長生きされた人です。　松下さんが、「疲れないコツ」という文章を遺しています。　『苦しかったらやめればいい、無理をしてはならない。　　無理をしないといけないのは、レベルが低い証拠。　　真剣に生きる人ほど無理はしない。　　無理をしないというのは、消極的な意味ではない。　　願いはするが、無理はしない。　　努力はしても天命に従う。　　これが疲れないコツである』　私たちは、「無理をすることは、よいことである」と間違った考えをする　傾向があります。　＜無理をしているから、努力している＞という勘違いをしているのです。　精神医学では、「心が疲れる人の共通点」として、三つあるといいます。　「頑固である」「几帳面である」「悲観的に考える」　頑固とは、柔軟に考えることができないということです。　几帳面とは、完璧を求めるということです。　悲観的とは、小さな不安でも大きく気にすることです。　とりあえずこの三つを取り除けば、心の疲れも感じにくくなるでしょう。　そして次のステップでは、無理せず楽しみながら努力し続けることです。　真面目さとは悲壮感を秘めたものではなく、明るく楽しむことが含まれて　います。　疲れたら休んで、楽しく努力する生活を送りましょう。　この生活サイクルが身につくと、疲れも心地よいものと変化します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年01月10日

  コメント(0)

• 【自分を大切にして幸福感を上げよう】

  【自分を大切にして幸福感を上げよう】　人に好かれたいために、本来の自分の気持ちを抑えて、相手に合わせよう　と頑張っている人は意外と多いようです。　たまにあることなら、相手との関係に傷をつけないという点では許される　かもしれません。　ただ、相手のために自分が犠牲になるというレベルになると話は変わって　きます。　自分の気持ちや思いを抑えるということは、自分を否定するような意識を　強くしていくことがあるからです。　「自分はこう思う」という、自分の気持ちを素直に相手に伝えたほうが、　そのときは少しギクシャクしても、長い目でみれば健全な人間関係を保つ　ことが多いのです。　相手のために、あるいは仕事のために、本来の自分の気持ちにフタをする　ことが当たり前になると、心と体のバランスは崩れてしまいます。　ある女優さんは、30代半ばですが舞台でも活躍しています。　しかし、その彼女も以前は仕事のために、本来の自分にフタをしていた　時期が続き、体を壊したことがあります。　オファーのある仕事には100％受け入れるという姿勢でした。　演技のリハーサルも舞台での稽古にも、全力投球するというタイプです。　ところが、あるとき食欲がなくなりダウンしてしまいました。　病院で診察を受けたところ、胃はすでにボロボロで50歳のビジネスマン　と変わらないぐらいのストレス炎症が起きていたそうです。　「とにかく、休みなさい」というのが医師からの言葉でした。　このままではいけないと考えた彼女は、まず食生活を変えたそうです。　次に、それまでの仕事への取り組み方とメンタル面を見直したのです。　今までは、仕事のスケジュールに基づいて一日の行動予定を立てていたの　ですが、それを一度リセットすることにしました。　そして、仕事よりも自分がやりたいことを、与えられた時間の半分以上　費やすことにしたのです。　もともと料理が好きだったので、食に関連した時間を増やしたりして、　自分がしたいことを優先的にやり始めました。　すると、仕事と私生活のメリハリがつくようになり、体の健康も回復でき　たといいます。　　仕事ももちろんですが、仕事以外で自分がやりたいことを一日の半分以上　の割合にすることで、彼女にとって「居心地のいい自分」でいられように　なったのです。　自分を肯定すること自体が、自分を大切にすることにもなります。　これは、わがままというものではなく、自分としっかり向き合ったから、　自分を大切にすることができたということです。　幸せだな、と思えるためには自分を大切にすることが必要です。　人は、自分で気づかないうちに自分を抑えていることがあります。　疲れたら休みましょう。　そして自分を大切にする時間をたくさんつくりましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年01月08日

  コメント(0)

• 【便利なものが必要なものとは限らない】

  【便利なものが必要なものとは限らない】　人間の優れた知能のおかげで、私たちの生活は格段に過ごしやすいものに　なりました。　身近な人では、エジソンが代表的な人物かもしれません。　そのエジソンも小学校の頃は、勉強ができないという教師の決めつけで、　学校を退学しています。　しかし、エジソンは成人となり、たくさんの発明を成し遂げました。　彼のおかげで、世界中の人々の生活は便利なものに変わりました。　そのエジソンも、年齢を重ねていき晩年を迎えたある日、次のような言葉　を遺しました。　　「機械は、人々の生活を便利にした。　　　将来は今よりももっと便利になるだろう。　　　しかし、用心しなくては人間が機械に使われるようになってしまう」　実際に、今の社会は、この言葉どおりになっているようです。　私たち自身が、気づかないうちに機械に使われている。　むしろ、機会に使われていることに気づいていないのかもしれません。　そしてそれが、当たり前のようになっているのです。　これを別の視点で見ると、　「便利なもの」と「必要なもの」との区別がつかなくなってしまった、　ということもできます。　便利だから、必要であることには違いないのです。　しかし、便利なものはすべて必要なのかというと、そうとは限りません。　おそらく、現代の私たちの価値観がズレてきたとも考えられます。　いつのまにか便利なものが必要なものの価値を超えてしまった。　という価値観の変化です。　以前は、不便な生活でもそのような生活を通して人と人が、心の温かさを　感じあうことができました。　都会に住んでいた40代の夫婦が、二人の子どもと山奥に転居ました。　そこでの生活は、電気は来ていますがテレビはありません。　冷暖房はなく、お風呂も食事も火は薪を使うそうです。　子どもたちは、学校には１時間ほどかけて歩いていくそうです。　おかげで元気になったといいます。　収入は、家の近くの竹で民芸品を作って販売するというスタイルです。　このようなライフスタイルがいいかどうかの意見は、いろいろあるかも　しれませんが、何か忘れかけていたものがあるのではないか、と思ったり　します。　たまには「不便でも、人間らしい生き方をする」こと考え、新鮮な気分を　味わってみましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2022年01月04日

  コメント(0)

• 【続けることが粘り強い性格を育てる】

  【続けることが粘り強い性格を育てる】　習慣というのは、続けることによって完成するものです。　よくいわれるのが、最低でも３週間やってみること。　これができれば、習慣づけの第一歩は成功したと同じです。　それから、約３か月さらに続ける。　これでほぼ、習慣というものが完成されます。　3ヶ月というのは、一つの季節の長さです。　春夏秋冬の４つの季節のうち、一つのシーズンを実践し続けるということ　です。　大体、３か月という時間の中では、いろんな出来事が起きるものです。　思いがけないこと、うれしかったこと、悔しかったことなどがあります。　そんなとき、一つのことをやり続けることは意外に大変な努力が必要と　なるのです。努力、すなわち心のエネルギーを使うということです。　英会話や、何かの資格をとるため、あるいはダイエット、歩くことなど　人によってさまざまです。　アメリカの第30代大統領カルビン・クーリッジという人が、次のような　名言を遺しています。　　　この世の中で、粘り強さにまさるものはない。　　　才能があってもダメだ。才能のある失敗者は大勢いる。　　　天才であってもダメだ。報われない天才は大勢いる。　　　高学歴であってもダメだ。高学歴の落伍者は大勢いる。　　　しかし、粘り強さがあれば、決意したことはなんでもできる。　　　「粘り強さを発揮しろ」というメッセージこそが、　　　これまで人類の諸問題を解決してきたし、　　　これからも解決し続けるだろう。　与えられた才能を生かすこと、優れた教育を受ける機会を活用すること、　これはとても大切なことです。　しかし、それよりもさらに大切なのは、粘り強くやり続けることです。　そしてそれは、難しいことではなく、身近にある生活の中にある小さい　ことでもかまわないのです。　粘り強く継続できる自分に目覚めると、生きていくことがさらに楽しい　ものとなるでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月26日

  コメント(0)

• 【自分の背中】

  【自分の背中】　背中が丸いと、呼吸も自然に浅くなり健康を害しやすい、といわれます。　　つまり、姿勢をよくするのは身体の健康面からいっても大変重要なことに　なります。　もうひとつ、背中にはその人の心の状態が表れるともいわれています。　ミスタージャイアンツの長嶋茂雄さんが、現役時代の頃に話しておられた　そうです。　「ピッチャーの背中を見ると、その日の調子がわかる」と。　つまり、投手の調子がいいか悪いか、が背中に表れることを見抜いていた　長嶋さんのすごさがうかがえます。　また、心の元気がないときも、姿勢を正して胸を張ることで、心が元気に　なることもあります。　つまり、これが「型を重視して、型から入る」というものです。　また、腰痛で苦しむ人は普段の姿勢がよくない、のだそうです。　歌手の郷ひろみさんは、現在65歳です。　すでに還暦は過ぎていますが、仕事がら体のメンテナンスも丁寧に行って　います。　その彼が、次のように話しています。　「運動では腹筋よりも、背筋を鍛えることが大事なんです。　　みんな見た目で腹筋をやりたがるけど、背筋がないと背中が丸くなる。　　　　正面からは見えない背中が、人間を支える一番大事な部分です。　　人間も、外から見えない内面が大事。　　それを僕は運動から教わったんです」　腰痛のある人は、腹筋と同じくらい背筋を鍛えると痛みも軽減するといわ　れています。　つまり、背中の筋肉が背骨を守り、関節の圧迫度をやわらげてくれるから　です。　心も体も健康であるには、自分の背中を元気にすることが大切です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月23日

  コメント(0)

• 【人の意見と自分の信念】

  【人の意見と自分の信念】　人からアドバイスを受けたとき、参考になりよかったという場合もあれば、　それが逆に迷いの原因になることがあります。　相手が、善意で言ってくれたとき、相手の立場を傷つけることはできません。　ここに人間関係の難しさがあります。　これがスポーツの世界で、上下関係だとさらに面倒なことになりそうです。　イチローさんが、アメリカのメジャーに行ったときチームのコーチから、こう　言われたそうです。　「バッティングフォームを変えなさい」と。　つまり、そのフォームではメジャーでは通用しないという意味を込めたもの　でした。　イチローさんにとってみれば、それまで苦労して身につけてきたスタイルを　否定されたわけです。　そこで、とりあえずイチローさんは「イエス」と返事をしたそうです。　その場で、「ノー」と言うと、コーチの面子をつぶしかねないため、「イエス」　を返しました。　しかし、その後はほんの少しだけ打ち方を変えただけで、フォームを変える　ことはしなかったのです。　もちろん、そのシーズンはチームに貢献し実績も残したので、コーチは何も　言えなくなったとのこと。　相手のプライドを傷つけることなく、自分の信念を貫いたイチローさんは　やはり、すごい人だったのです。　このように、「自分を信じる」、ということは簡単なようで大変なことです。　相手の助言は、こちらのことを考えているからこそのありがたいもの、と　受け止める心の寛容さも大切です。　スポーツの世界に限らず、ビジネスや日常の中にある周囲からのアドバイス　をどんな気持ちで聞くのか、その人の人柄と考え方が表れます。　バランスを取りつつ、自分を信じる勇気を持ちましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月29日

  コメント(0)

• 【笑いを絶やさない毎日を送る】

  【笑いを絶やさない毎日を送る】　「笑うと健康にいい」という説は、多くの皆さんに浸透しているようです。　少なくとも、笑顔がある人のほうが好かれて、人間関係もうまくいくという　社会生活上のメリットがあるのは間違いありません。　キリストやブッダが生きていた時代でも、明るい表情・前向きな言葉を使う　ことをすすめていました。　ただそれは、とくに科学的な裏付けがあったわけではなく、キリストやブッダ　自身の体験によって、普遍的な法則のようなとらえ方をしていたからです。　しかし、現代では人間が苦しむ原因の一つは、人の体内で生じる神経ホルモン　が原因であることがわかりました。　怒りや苦しみはアドレナリンという、脳内神経ホルモンによって生まれます。　もちろん、アドレナリンが生まれる原因は心や考え方にあるのですが、少なく　とも当時は、アドレナリンという存在は誰も知らなかったのです。　私たちの先祖は大変優秀で、しだいに人の心や、感情の波が神経ホルモンに　多大な影響を与えることを突き止めたのです。　その中で、人が「笑う」ということが、いかに健康になり運さえも変えていく　ことができるか、ということを証明したのです。　たとえば、笑っているときの私たちの呼吸は、よくいわれる臍下丹田での呼吸　をしていて、ヨガの呼吸に最も近いといわれています。　息を吸うときより、吐くことに時間をかける。これが健康な人の呼吸であり、　笑っているときの呼吸です。　笑うと、全身の筋肉が柔らかくなり、仕事も勉強も運動もベストな結果に導く　ことができます。　陸上100メートル走で10秒台の壁を破れなかった時代、カール・ルイスは　あるきっかけから、10秒の壁を超える記録を何度も更新しました。　ルイスは、ある時期スランプになり結果を出せずに悩んでいました。　そんなとき、コーチが「スタートしたら笑いながら走れ！」、とアドバイス　したのです。すると、ルイスは期待に応える記録を出せたのです。　オリンピックで３連覇した、ウサイン・ボルトも笑いながら走るという走法　を用いています。　これはスポーツ心理学の研究による成果といえるでしょう。　朝起きたら、鏡を見て笑うことから一日をはじめましょう。　にこやかな表情で朝食をとり、笑顔で仕事に取り組む。　笑顔で人と会話し、笑顔で生きていく。　このライフスタイルが、幸せな人生を与えてくれるに違いありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月22日

  コメント(0)

• 【運を上げるには、表情を変えてみる】

  【運を上げるには、表情を変えてみる】　人間の顔つきというのは、生きていくうえでも大切なものです。　いつもしかめた表情より、にこやかで明るい表情の人を見るとこちらも気持ち　よくなれます。　観相学の大家である、藤木相元さんが悩みの相談に来る人に、よくアドバイス　をしていたそうです。　「そんな“しけた顔”をしないほうがいいですよ」というものです。　『しけた』というのは『湿気た』と書くのだそうです。　つまり、湿っぽいということです。　しけた顔、つまり顔色がよくない、血色が悪いという状態です。　顔の筋肉や皮膚の血液の循環がよくないので、顔色が悪いのです。　なぜかといいますと、気持ちが湿っているために顔つきも同じようになって　いるからです。　そこで、藤木さんは「しけた顔」を治すには、一日何度も感動しなさい、と　教えていました。　小さなことでもいいので、感動すること。　しかし、これは簡単なようですが、そうではないのです。　とくに、今の時代はネガティブな情報であふれています。　それでも、嬉しいことや楽しいことで感情に刺激を与えるような気持ちになる　ことが大切です。　たとえば、心が不調な人の治療の一つに、行動療法というのがあります。　これは、体を動かすということが基本ですが、「形」を重要視します。　顔の表情も、一つの形ですからそこから改善していくと、効果は出てきます。　心が湿ってくると、うつむいていることが多くなり猫背にもなり、呼吸は浅く　なり、血液の循環も悪くなる、という悪循環に陥ってしまいます。　そんなときは、背筋をのばして前を向く、表情を明るくするために感動する。　楽しいことがあったら「よかった、ありがたいな」と思うようにするのです。　このような生活スタイルに変えていくことで、「しけた顔」から「明るい顔」　に変わっていくようになります。　運をよくするには、まず自分の表情をよくしていきましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月20日

  コメント(2)

• 【どんな出来事も、いいことだと受けとめる】

  【どんな出来事も、いいことだと受けとめる】　ある作家の人が、新車を購入しました。　やはり、新車を買って初めて乗るときの気分は、なんともいいものです。　新車を買ってから一週間がたちました。　ところが、ようやく車にも慣れてきたなと思いながら運転をしていたある日、　事故を起こしてしまいました。　ただ正面衝突の事故でしたが、幸いに両方ともにケガはありませんでした。　しかし、自分の車は廃車になってしまいました。　ふつうなら、買ったばっかりの車が廃車になれば、いい気持ちはしません。　また、原因は両方に過失があり、金銭的な負担は避けられないとのこと。　ですが、この作家の人はもともとの考え方が、ポジティブなタイプの人だった　こともあって、つぎのように思ったそうです。　「この事故で、正面衝突していなかったら、次の交差点で歩行者をはねていた　　かもしれない。自分はなんて幸運なんだろう」　このような考え方ができたのには、理由があったのです。　自分が楽天家であること以上に、父親から以前に教わった言葉のおかげだと　いいます。　「人は知らず知らずのうちに、最良の人生を選択している」という言葉です。　「挫折や、失敗をするような判断をしたとしても、それは、そのときには必要　　なものであって、長い目で見たとき、じつは光の方向に進んでいるのだ」　これが、父親から聞かされた言葉の意味するものでした。　また、こんな話があります。　アメリカで実際あったことですが、あるビジネスマンが仕事中に、車の事故を　起こしました。　事故は片足をなくすという悲しいものでした。　知らせを聞いた妻が、病院に駆けつけたときすでに手術は終わっていました。　片足をなくした夫は、これからどうすればいいのか、とベッドの上で落胆して　います。　そして、妻が夫のいる病室に入り、夫の顔を見るなり言いました。　「あなた、片足なくなったけど、片方はちゃんとあるじゃない。よかったね」　妻は、涙を流していましたが笑い顔でした。　この妻の言葉と、表情に夫は救われたといいます。　もちろん、妻にとって夫が足をなくすのはとても悲しい出来事で、これから　のことを考えれば不安だったに違いありません。　しかし、それでも夫を励まそうという彼女なりの精一杯の言葉だったのです。　そうした、妻の思いを夫も理解していたのです。　どんな状況であれ、「起きたことはよかったことだ」、と受けとめるとき、　そこから先の展開は大きく違うものになるはずです。　現実を嘆き悲しむのではなく、光のほうに向かっていこうとする人生であり　たいものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月19日

  コメント(0)

• 【いい出来事に関心を持つと運が向く】

  【いい出来事に関心を持つと運が向く】　人間の一生では、いいことも悪いことも同じくらいの数が起きるそうです。　中には、『いや、私にはいいことより、悪いことが多かった』と思う人がいる　かもしれません。　しかし、実際はいいことがあったのに、気づかなかっただけのことなのです。　つまり、人はいいことには気づきにくく、悪いことをより強く感じたり、記憶　しがちです。　ある精神科医が、「自分は今スランプで調子が悪い」と思う人たちを集めて、　ゲームをしたそうです。　どんなことかというと、24時間以内に起きたよかった出来事や、よかったと　思うニュースをみんなと共有するゲームです。　各人が、１分だけみんなの前で、立ってそれらのことを発表するのです。　「昨日、家の近所にコンビニができました！」　「庭に美味しいトマトがなりました！」　「友人に、肌がきれいだね、と言われました！」などです。　発表した人には、みんなで拍手をします。　このことで、今まで日常気づかなかったことにも、いいことがあったんだ、と　思うようになり、参加者の多くは、いい出来事に敏感になったそうです。　この先生が、なぜこのようなゲームを思いついたかというと、自閉症の子ども　をもつお母さんたちの集まりで、あることに気づいたのです。　その集まりでは、お母さんたちは集まったとき、暗い顔をしてそれぞれの悩み　を話していました。　その雰囲気があまりにも暗かったので、何かいい方法はないかと思いついたの　がこのゲームだったのです。　最初は馴れなかったそうですが、しだいに明るいムードになっていきました。　そのうち、ラッキーな出来事の話もしだいに多くなっていったそうです。　「商店街のくじ引きで２等が当った」　「宝くじで１万円当たった」などの話がポンポン出るようになったのです。　このような雰囲気を味わうことは、大切なことです。　「私は、ツイている。ラッキーだ」という意識が、少しずつ浸透していくから　です。　よかったことに、意識を向けていくと、運もその方向に向いていく。　人の心には、このような不思議な力があるのは間違いないようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月18日

  コメント(0)

• 【日記の効果】

  【日記の効果】　カルフォルニア大学で心理学の教授を務め、脳科学者でもあるエモンズ博士　が次のような実験をしました。　192人の学生に日記をつけてもらうという実験です。　方法は64人ずつのグループを3つ作ります。　グループ１の学生には、「大きいことでも小さいことでも感謝できることを　見つけて、それを日記に書いてください」と指示を与えました。　グループ２の学生には、「人生にはイヤなことイライラすることがあります。　それを毎日思い出して、日記に書いてください」と指示を与えました。　グループ３の学生には、「毎日の出来事を日記に書いてください」と指示を　与えました。　10週間、日記をつけてもらいます。　そして、学生たちには日記と並行して「心（感情）の状態」「身体の状態」　「人間関係」の三つについても記録してもらいました。　そして、10週間後の結果です。　グループ２・グループ３の学生たちに比べ、グループ１で感謝の日記をつけた　学生たちは、体の調子がよくなりエネルギッシュな感覚がもてるようになった　といいます。　朝の目覚めもよくなり、人間関係もよくなり運動する時間も増えたそうです。　エモンズ博士は、感謝日記を続けたことで、脳の機能がよくなったと分析して　います。　また、すでに亡くなられましたが、ノートルダム修道会のシスターでカナダ人　のジャンヌ・ボッセさんという方がいらっしゃいました。　日本での暮らしは67年にわたりましたが、ボッセさんも30年間、毎日感謝　の日記を書き続けていました。　ご本人は、神様へのラブレターだと思って書いたそうですが、書き出しは、　「ありがとう」という文字からはじめていました。　ボッセさんによると、自分の気持ちを文字で表わそうとすると、どうしても　自分の考えを整理しなければならないので、そのことが自分自身をじっくり　見つめ直すことになるのだそうです。　まず、短い言葉や箇条書きのようなものからでも書きはじめてみましょう。　イヤなことがあった日でも、何か感謝できるようなことを見つけ出していけ　ば、それが習慣になり心身の健康につながっていくに違いありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年10月10日

  コメント(0)

• 【若さの秘訣は好奇心】

  【若さの秘訣は好奇心】　今年のノーベル賞に、地球温暖化の予測研究を続けてこられた真鍋淑郎さん　が選ばれました。　驚いたのは90歳という年齢もありますが、何といってもエネルギッシュで　前向きな考え方です。　そして、何よりも「好奇心をもつことだ」、というご本人の言葉には多くの　人が元気もらったことでしょう。　人生100年という時代は、間違いなくやってきているようです。　これは生涯現役ということにほかなりません。　今から200年ほど前ですが、「からくり義右衛門」と呼ばれた田中久重という　人が生まれました。　発明家で、幕末から明治初期にかけて活躍した人です。　14歳で、久留米絣（くるめがすり）の織機を発明しています。　53歳のときに、蒸気船の模型を試作。　56歳では、機関車の模型を製作。　57歳では、日本初の電信機を製作。　66歳のとき（1865）には、佐賀藩の造船所で蒸気船を完成させました。　当時、日本人の平均寿命は40歳ぐらいといわれていたそうです。　明治8年、76歳で銀座に「田中製作所」を開き多くの機械を考案しました。　この「田中製作所」はしだいに発展を遂げ、今の東芝になっています。　生涯現役という考え方に、「定年」というものは存在しないようです。　定年とは、もともと年功序列の社会が背景にあり、年とともに給与も上げて　いくという雇用のあり方からうまれた制度です。　昔からの個人商店では、この定年というのはなく死ぬまで働く、あるいは仕事　ができなくなるまで働くことができます。　これからの時代は、生涯現役でしかも頭脳労働が職種の多くを占めていく時代　だといわれています。　体を動かす仕事もなくなることはないと思われますが、それでもロボットや　器械を遠隔操作で行うことが主流になるでしょう。　つまり、現役であるには頭脳を含めて心の分野は、これからどんどん広がって　いくのは間違いないといえます。　好奇心を抱き、心は若々しく持ち、希望のある生き方をめざしましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年10月08日

  コメント(0)

• 【喜ぶことに敏感になろう】

  【喜ぶことに敏感になろう】　人からプレゼントをもらったときは、多くの人は嬉しさを言葉や表情に出して　相手に伝えます。　それが、相手へのお礼にもなり、お互いの心のつながりを強くしていきます。　そして、もらった側の人も今度は、相手に何かプレゼントしようという気持ち　になります。　このようにして、与える心の連鎖が生まれます。　作家の五木寛之さんが、人には喜び上手な人と、喜び下手な人がいるのでは　ないか、ということを語っています。　五木さんの友人の母親に、次のようなタイプの人がいたそうです。　友人が母親に親孝行したいと思い、有名な観光地の温泉に案内しました。　「どうです、お母さん。本当に静かでいいところでしょう？」と言います。　それに対して、母親は、　「そうね、ここも悪くないけど、私は〇〇温泉のほうがもっと静かでいいと　　思うわ」と答えます。　本当は息子の優しさが嬉しくて仕方がないのですが、この母親は性格的に素直　に喜ぶことができないのだそうです。　　ただたんに照れているだけで、本当は心の中では、その思いが言葉として出て　こないのです。　喜び下手という表現が適切かどうかは別として、このような人は喜びの気持ち　を表わすことより、照れる気持ちが強いのでしょう。　しかし、これはじつにもったいないことです。　本心で嬉しいと思うなら、それは正面から嬉しい、ありがたいという気持ちを　伝えたほうが、相手も嬉しくなれます。　かりに、この場合、息子さんも母親ですから照れ隠しをしているに違いないと　好意的に思ってくれるかもしれません。　それでも、嬉しいなら素直に喜んでもらいたい、母親の喜ぶ顔が見たい、と　息子さんは心のすみでは、そう感じているでしょう。　人生は、ささいなことにでも喜び、感謝し感動するという、感性を持っている　ほうが豊かになれます。　さらに、健康のためにも喜ぶことに敏感であるほうが、血液の流れをよくして　脳から出される幸せホルモンの量も多くなります。　喜び上手な生き方を身につけましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年10月06日

  コメント(0)

• 【たまには何も考えない時間が必要です】

  【たまには何も考えない時間が必要です】　あわただしい毎日を送っていると、いつのまにかあわただしいことが当たり前　な生活サイクルになりがちです。　そんな一日も終わり、消化されなかったマイナスの感情を、気づかないまま　翌日に持ち越している人が案外多いのです。　ビジネスとはいえ、仕事上の人との関係のちょっとしたすれ違いから起きる　ストレスや焦り、不安、イライラは定期的に取り除くことが大事です。　なかには、近しい人が亡くなったり、病気などが原因で生きていく力の喪失感　を感じるような重大な出来事で、大きなストレスになることもあります。　あるお寺の住職に相談したいという、40代の女性が訪れてきたそうです。　その方は、ある日突然、最愛の夫を亡くしそのショックで仕事に復帰できない　ほど苦しんでいました。　もう、生きていくのが嫌になりました・・・。という話です。　住職は、女性の話をひと通り聞き終えたところで、何も具体的なアドバイスを　しませんでした。　そして、場所を変え「とりあえず、座りましょう」と女性を境内の庭に案内し　たそうです。　そして、きれいに掃き清められた庭を、しばらく一緒に眺めました。　一時間ほど、そうしたときが過ぎると、女性は静かに立ち上がり、　「もう大丈夫です。気が楽になりました」と笑顔でいい残し、帰っていかれた　といいます。　庭を眺めている間、何も考えないでいい時間を過ごせたことで、気持ちが楽に　なったのではないか、と住職は語っています。　これに似た話はよくあります。　仕事で行き詰まりを感じて心が重いとき、由緒ある神社仏閣を訪ねたおかげで　元気を取り戻すことができた、などです。　現代のような忙しい生活には、ふだんとは違う場所で何も考えずにボーッと　する時間も必要です。　心の中にたまった濁った水も、自然の景色を眺めているうちにしだいに泥と　水にうまく分離してくれるものです。　ボーッ、とする時間をつくって心のメリハリをつけましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年10月04日

  コメント(0)

• 【人としての徳を身につけよう】

  【人としての徳を身につけよう】　“人徳”というものを、あまり重要視しないのが現代の特徴です。　学校教育でも「徳育」というものはありません。　ただ、美徳という言葉には、何となく理解できるのではないでしょうか。　精神性の問題になるためどうしても、抽象的な表現になっています。　中国の思想家、老子が説いたのは「道教」です。　昔から、この徳については長い時代にわたって論じられ、儒教から禅仏教でも　取り上げられてきましたが、現代ではあまり注目されることもありません。　その、老子が「徳」とは具体的にどんなものか、五つあげています。　現代の言葉で説明してみましょう。　　１、虚飾の美しさを誇らない　　２、口先だけはなく、行動する　　３、知識を自慢しない　　４、損得にこだわらない　　５、争いを好まない　以上が、徳のある人、徳を身につけている人だと言います。　一つ一つを見ていくと、とても難しいように思えます。　ただ、この五つのことがらを深く考えていくと、すべてに共通していることが　わかります。　それは、「我欲」というものです。　　１、自分を現実以上に見せたいという欲　　２、人ができないことも自分はできる、と人からよく思われたいという欲　　３、知識があり、人より知っていることを自慢したいという欲　　４、他人より少しでも多く得をしたい、損はしたくないという欲　　５、人と争うのを好み、勝つことで自分の存在を示したいという欲　このように、すべて自分の欲です。　この自分の欲から、少しずつ離れていくように努力すれば、徳は自然に身に　ついてくる、と老子は言います。　『少欲知足』という言葉があります。　人には、それなりの欲があり、生きていくためには必要であって当然です。　ただ、その欲を少なくしていけば、不自由せず足りていることに気づきます。　これが『少欲知足』の意味です。　たとえば、車は1台より2台欲しい、服もアクセサリーもたくさん欲しい、　広い家に住みたい、毎日おいしい料理を食べたい。　しかし、これらの欲を少なくしてみれば、けっこう満足できますよ、つまり　『少欲知足』になれる、と老子は言うのです。　必要以上に欲を求める生き方よりも、欲を少なくして身軽に生きること。　徳というものは、このような生き方を通して身についていくものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年08月23日

  コメント(0)

• 【生活禅で人間関係をよくしよう】

  【生活禅で人間関係をよくしよう】　禅はもはや、日本だけではなくアメリカでも広く知られるようになりました。　スティーブ・ジョブズのような有名な実業家が、禅の影響を受けていたことも　要因の一つでしょう。　また、マインドフルネスがアメリカ企業でも行われていることも事実です。　とくに、禅の教えはシンプルなものとして受け止められています。　「禅」という文字は、左は「示す」を、右は「単」を意味します。　つまり、単純であること、シンプルであることが禅の本質です。　この禅の世界で人気があるのは、道元禅師です。　相田みつをさんが、道元禅師の著書「正法眼蔵」（しょうぼうげんぞう）を、　ボロボロになるまで読んで勉強されたのは有名な話です。　人間関係で生じる問題の最大の共通点は、相手が自分の思い通りにならない、　というところにあります。　自分はこうしてほしいが、相手はしてくれない。このことが人間にとっては　最大のストレスになっています。これは国と国との間でもいえることです。　　禅の教え（広い意味ではお釈迦様の教え）では、相手に何かを求める前に、　自分自身がどうあるべきか、を説いているのです。　もし、多くの人がこのことに目覚めれば社会はもっと住みやすいものになる　でしょう。　さて、道元禅師は人間関係をよくするために、どんなことを教えているので　しょうか。　道元禅師が、一般庶民に向けて説いている教えがあります。　簡単にいえば四つのことです。　それは、「布施・愛語・利行・同事」というものです。　まず、「布施」です。　これは何かを人に施す、さしあげるという意味に解釈しがちですが、本来は　欲を出し過ぎないで、余分なものはすすんで人に分け与えるということです。　次に、「愛語」です。　これは優しい言葉をかけるということはもちろん、人に暴言を吐かず、相手を　認めて肯定し、いたわりの心を持つということです。　さらに、「利行」（りぎょう）です。　これは自分と他人の利益（りやく）を超え、すべての人が利するような考えを　持ち行動するということです。　最後に、「同事」です。　これはどんな人にも同じ目線を持って接するということです。　子どもには子ども目線で、病気に苦しむ人にはその人の目線で、家族や職場の　人についてもその立場にある人の目線で、ということです。　昔の人は使う文字には、それぞれに深い意味を持たせていました。　文字を通して考えなさい、というメッセージがあったのです。　現代は、ただ伝わることを優先にしているため、文字や言葉の意味も軽く浅い　ものにとらえがちです。　これら、四つのことを心がければ、人との関係で苦しい思いをすることは　なくなるでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年08月13日

  コメント(0)

• 【夢中になれる何かを持とう】

  【夢中になれる何かを持とう】　子どもは遊びでも、すぐに夢中になります。　理由の一つは、見るものさわるものの多くがはじめての経験だからです。　はじめてのことですから、好奇心が湧き、興味や関心が生まれるのです。　そのことが夢中なれる大きな要因です。　ところが、少しずつ年齢を重ねることで経験も増えていき、それが自分の好み　や、危険だ安全だ、という判断力を身につけるようになり、しだいに夢中に　なる頻度は減り、度合いも浅くなるのです。　これが、大人になる成長の過程です。　大人になると、冒険するリスクより安全や安定を求めるようになります。　多くの人はこの流れに乗って、人生を送るようになります。　しかし、大人になっても子どものように夢中になって、社会を変えるような　発明をする人もいます。　数十年前、マイクロソフトという会社が無名の頃の話です。　ある日本人が、マイクロソフト本社に用事があり訪問しました。　アポイントも取っていました。　オフィスに入ると、ある男性が口から血を出して廊下に倒れています。　そのような光景を目にすると、ほとんどの人は驚きます。　訪問した人はもちろん驚きましたが、回りの人は普通にしています。　とりあえず、ビル・ゲイツへの挨拶を済ませようとしますが、彼の姿はありま　せん。　仕方なく、社員の一人にゲイツの居場所を尋ねました。　すると、「さっき廊下で寝ているのを見かけたけど」と言います。　まさかと思いましたが、廊下に倒れていたのがビル・ゲイツだったのです。　あとで確認すると、口に血を流していたように見えたのは、ハンバーガーの　ケチャップで、ゲイツは口のまわりを拭かずに、廊下に倒れ込んで仮眠を　とっていたのでした。　つまり、ビル・ゲイツは廊下で倒れて仮眠をとることが当たり前で、それほど　仕事に夢中になっていたことがわかりました。　その人は、せめて、口についたケチャップぐらいは拭いてほしかったと思った　そうです。　夢中になるというのは、その世界に没頭するということです。　　たとえば、ゲームでもアニメでも、マンガの本でも夢中になれば、徹夜ぐらい　は何ともありません。　つまり、夢中になるのは楽しいことなのです。　遊びに限らず、研究や読書、もちろん仕事も同様です。　年齢に関係なく、何か一つでも夢中になれることがある人は、子どものように　嬉々としています。　夢中になるというのは、幸せな気分を味わうことにほかなりません。　人生を楽しむためにも、夢中になれることを持っておきましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年07月21日

  コメント(0)

• 【生涯現役の生き方をしよう】

  【生涯現役の生き方をしよう】　高齢者人口が増え続け、将来は年金を満足にもらえないという時代が現実に　なりつつあります。　記録によると、現在の年金制度がスタートした当時、年金を支給するべき年数　は平均で13年ぐらいだろう、という予測だったそうです。　つまり、65歳で退職し年金をもらい始めても、78歳前後で終わるだろうと　いうものでした。　ところが、すでに時代は『人生100年』という流れに変わりました。　このままでは年金支給開始年齢は、70歳になりさらに遅くなる可能性がある　のです。　これからは、死ぬまで仕事をして収入を得るというまったく新しい人生設計が　必要です。　そのためにも、生涯現役の生活スタイルをしっかり築いておくべきかもしれま　せん。　その見本になる人はたくさんいます。　アメリカの女性画家、グランマ・モーゼス。　アメリカでは国民的画家と言われています。　彼女が絵を描きはじめたのは75歳のころです。　70歳で夫を亡くし、その後、手がリュウマチで動かなくなりリハビリのため　に油絵を描きはじめたのです。　あるとき、一人のコレクターが彼女の絵に興味を持ち、80歳で個展を開く　ことになりました。　それがきっかけとなり、生涯絵を描き続けました。　101歳で亡くなりますが、作品は1600点もあったそうです。　また、日本には野上八重子という小説家がいました。　大分県出身で、実家はフンドーキン醤油の創業家です。　ご主人は、夏目漱石の門下生だったこともあり、それが縁となり小説家になり　後に文化勲章を受章します。　彼女は、100歳直前に亡くなりますが、以前から英会話の勉強をしたりして　います。　80歳からドイツ語、フランス語、スペイン語などを学び、生涯を作家として　仕事を続けました。　やはり、生涯現役であるには探求心や好奇心、また知的な面での成長願望が　必要ではないでしょうか。　そして、結果として豊かな人生を過ごすことにもなるのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年07月17日

  コメント(0)

• 【10歳若く見える方法】

  【10歳若く見える方法】　人は、年齢を重ねるごとにまわりには、なるべく若く見せたい願望が強くなり　ます。　そこで、「10歳若く見える歩き方」というのがあります。　１、エスカレーターを降りるときのように、足より半歩だけ気持ちを前に置　　　いて歩く。　２、顔は嬉しかったとき、楽しかったときのことを思い出して、少しあごを　　　前に出す。　３、ペンギン歩きはやめ、いつもより歩幅を広くし、出した足は踵から大股　　　でゆっくり歩く。　４、歩くとき手を振る。肩甲骨が動いて背中の贅肉がつかず、背中がスッキリ　　　する。　５、全体の姿勢は、子どものときの身長測定のように、背筋をまっすぐ伸ばし　　　て歩く。　以上は、体に関するものです。　さらに、これらとは別に、心の若返りを行うことも大切です。　心が若返る方法をいくつか挙げてみましょう。　１、くよくよ考え過ぎないこと。　　　くよくよすることは誰にもあります。年齢に関係ないと思います。　　　大切なのは、「くよくよ考え過ぎない」ことです。　２、物事のプラス面をより多く見ること。　　　物事のプラス面だけを見ることはそう簡単ではありません。マイナス面に　　　目が向くのは当たり前のことです。プラス面を見る比率を多くすれば自然　　　に考え方も変化するものです。　３、楽しみを持つこと。　　　音楽を聞く、絵を観る、本を読むなど知的な楽しみが多いほど、心が躍動　　　しエネルギーも生まれます。楽しみ方に工夫をしましょう。　　　たとえば、音楽なら漫然と聞くのではなく、誰かの曲の次は別の曲を聴く　　　など、目標のような区切りをつけるなどです。また、誰かのためにして　　　あげたいことを考えることも楽しみを持つことになります。　ともかく、この３つだけでも心がければ、気持ちが軽くなるでしょう。　行動と心の両方が、若返ると生きることも楽しくなります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年05月12日

  コメント(0)

• 【趣味があると仕事も充実する】

  【趣味があると仕事も充実する】　何かの趣味がある人と、ない人の違いはどこにあるのでしょうか。　中には、仕事が趣味だという方もいらっしゃるかもしれません。　それもまた、意義ある人生の送り方です。　仕事が楽しくてたまらないから、今は仕事に集中したいという人もいます。　そういうときは、仕事を通じて人間的に成長できる大切な時期でもあると　思います。　しかし、仕事を精力的にこなすには、やはり心や体を別の世界におく時間を　持っていたほうが、生きるうえで潤いをもたらすこともなります。　最近では、自分の時間をどのようにして有意義に過ごせばいいか、という意識　を持つ人が増えています。　その表れが、副業をもつことをすすめる企業が出てきたことです。　ひと昔前は考えられないことですが、それでも仕事は他の人の倍をこなして、　趣味を楽しんだ人もいました。　シャーロック・ホームズの研究家、河村幹夫さんは三菱商事の営業マンでし　たが、趣味で『シャーロック・ホームズの履歴書』という著作を書き上げ、　エッセイストのクラブ賞を受賞した人です。　平日のうち3日は、朝7時すぎに出社して他の人よりも成果を出し、休みの　日は、2時間を研究時間に費やしてしかも、これを5年間続けました。　「会社人間としての勤勉さだけが、人生のすべてではない。テーマは何でも　いい。趣味も一流でなければ、人生の彩りとしてはつまらない」。　これが、河村さんの生活信条でした。　仕事もするが、趣味も楽しむ。この生き方が実り、会社の役員になりました。　　よく、繰り返して反復することが継続だと考えがちですが、反復と継続は違う　ものです。また、継続して何かに打ち込むには、工夫が必要です。　繰り返すこと、つまり反復も大変ですが、マンネリ化に陥りやすいものです。　これでは、自分が成長しているという実感を味わうことはできなくなります。　反復しながら、問題意識を持ちながら続けるのが、本来の継続なのです。　継続とは、自分が少しずつ成長していることをかみしめることです。　どんな趣味でも、取り組み方しだいで社会に貢献し、自分もまた人間的に成長　できます。自分の人生にもよい彩りを添えましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年03月12日

  コメント(0)

全185件 (185件中 1-50件目)

1 2 3 4 >