ハートリンクスのブログ

【習慣は自分との約束】

【習慣は自分との約束】習慣には、さまざまな効果があります。例えば、朝起きたら家族のみんなに「おはようございます」と言うことは、生活の中で大切な習慣であり、家族のコミュニケーションを深めます。習慣とは、何かの行為や行動をくり返して行い続けることで、その人の一部になります。この習慣を、自分の夢や目標を実現するために実践し、成功した人は多く存在します。イチローは、ゲームが終わった後に道具の手入れをしていました。この習慣を通して、道具を大切に扱い、野球への意識を高めました世界一のホームラン記録を持つ王さんは、寝る前に必ず素振りをするのが習慣でした。同僚の選手が、「一日ぐらい休んだらどうだ」と言うと王さんは、「素振りをしないと眠れない」と答え、続けました。どんな習慣であるかが問題ではなく、その人にとって必要なことをやり続けていくことで、思い通りの人生が実現するのです。習慣を自分との約束だと考えれば、自分への約束をしっかり果たしているという責任感の強さを鍛えることにもなります。格言に次のようなものがあります。　　十年、偉大なり　　二十年、畏る（おそる）べし　　三十年、歴史となる　　五十年、神の如し人生は習慣によってつくられます。年齢に関係なく、これからどのような習慣を身につければよいかを考えてみましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

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本日から月末まで、ブログをお休みいたします。ハートリンクス

【人の価値観は知らないうちに身につく】

【人の価値観は知らないうちに身につく】　ある調査が行われました。　比較的裕福な10人の小学３年生のグループと、それ以外の3年生10人　に集まってもらいました。　そこで、百円玉の大きさがどれくらいか、紙に描いてもらいました。 　その結果、裕福な子どもが描いた百円玉の大きさは実物より小さく、別の　グループの子どもが描いた百円玉の大きさは、実物より大きく描かれてい　ました。 　この結果を分析したところ、裕福な子どもたちには、お金に対する欲望が　少なく、他の子どもたちはその欲望の強さがわかりました。 　この調査から子どもたちには100円の価値観の違いが身についていること　が明らかになります。　つまり、人間の価値観というのは自分で自覚しなくても、育つ環境の影響　を受けやすいものなのです。 　また別の例ですが、私たちは食事の時には箸やフォークやスプーンを使い　ます。 　世界の人々の食事法は、手食（手づかみで食べる）、箸食（はしを使う）、　フォーク・ナイフ・スプーン食の３つだそうです。　割合はそれぞれ約４割、３割、３割です。　（日本人は、主に箸食ですが、お寿司は手食です。） 　手でつかんで食べてこそおいしい、箸やフォークを使わないと不衛生だと　考えますが、実際はどちらも正しいのです。 　環境や、生活様式から生まれる価値観が異なるように、人の考え方にも違　があってもおかしくはないのです。 　「価値観は人それぞれ違うものだ」という考え方は、お互いの相違を認め　る寛容さを育てます。　批判より認め合う人々が多くなれば、争い事は少なくなります。　さらに、正しい価値観を見つける環境を築いていくことが、子どもの教育　にとって大切なことだと言えるでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）

【失敗とは、やり方を変えるべきだというサイン】

【失敗とは、やり方を変えるべきだというサイン】　仕事で失敗をしたあとは、暗い気持ちになります。　そんなとき、どのような　考え方をするかによって、その後の取り組み方も変わります。　思想家のロバート・シュラーが、本当の失敗とは何かについて、次のように述べ　ました。　本当の失敗とは、　・仕事に失敗することではなく、人間的に失格すること。　・危険をともなう冒険から逃げること。　　・自信がないからと、人間としての崇高な義務から尻ごみをすること。　・自分の信念を曲げて、権力に屈すること。　かりに、この中のいくつかに当てはまることがあるにしても、原因を素直に認め　あらたな考えで再スタートすることが大切です。　失敗にも利点があります。　失敗したからこそ、それまで気づかなかったことに教えられたりします。　気づいたのは、自分を冷静に見ることができたから。　つまり、人間的に一歩成長したということでもあるのです。　「失敗したおかげで、一つだけ成長できてよかった」、このように思うことで 　　むしろ明るい気持ちにもなれるのです。　たしかに失敗はよいことではないかもしれませんが、それでも明るい気持ちに　なるのも事実なのです。　さらに、成功についてロバート・シュラーはこう述べています。　『成功とは、自分を鏡に映して、現在の自分に満足することだ。　　「やった！　できる限りの努力はした」と思えることだ』　失敗とはやり方を変えるべきだというサインであると同時に、失敗を前向きに　考える自分になるチャンスでもあるのです。　そして、前向きな気持ちで取り組んだあとは自分をほめてあげるのです。　すると、失敗しても明るく生きることができるようになります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）

【大丈夫！　何とかなる！】

【大丈夫！　何とかなる！】　コロナ禍の状況が続きながらも、感染する人の数が落ち着いてきたようです。　ただ、外国ではまた流行し始めていて注意は必要です。　このような世相だけに、世の中の出来事もネガティブなことや、悲しい出来事　の情報にあふれています。　しかし、最近とくにめだつのが、匿名で高額のお金を寄付する人のことがよく　伝えられていることです。　先の見えない不安が続くと、人の心もしだいに不安な方向に流れて行くもの　ですが、そんなときこそ、「自分の考え方」をしっかり持っておくことが大切　ではないでしょうか。　さらに、最近「大丈夫！　何とかなる！」という、文字や言葉を耳にする機会　も増えているような気がします。　不安なときは、このようなメッセージで元気づけられます。　トンチで有名な一休さんにこんな話があります。　もともと、一休さんは公家の血筋があるといわれていますが、幼少のころから　苦労して、仏門に入っています。　この一休禅師が、余命いくばくもない状態になりました。　弟子たちは、禅師がいなくなったらどうしよう、と不安になりました。　これは、禅師がいかにまわりから慕われていたかという証といえます、　そこで、禅師は遺言書を書きました。　枕元に弟子たちを呼び次のように言いました。　「私が死んだあと、お寺でどうにもならない問題が起きて困ったときは、　　この三巻の遺言書を開けなさい。きっと解決できるでしょう」　その一休禅師がついに亡くなりました。　三、四年が過ぎたころ、本当にお寺に大問題が起き、みんなどうすればいいか　と右往左往したのです。　そこで、禅師の遺言書を開けることになりました。　そこには、次のことが書かれていました。　一巻目　　「大丈夫」　二巻目　　「心配するな」　三巻目　　「何とかなる」　つまり、解決の方法はあるから、冷静になってよく考えなさい、ということ　です。　古人の教えに、「悩んではいけません。考えなさい」という言葉があります。　また「この世で一番難しいことは、悩まずに考えることだ」と言った人もいま　す。　つまり、悩みがあるなら、どうすればいいかを考えようということです。　私たちは、何か問題が起きるとそれを悩みととらえがちです。　しかし、それはある人が言うには、「出来事につい反応しているのであって、　正しい考え方をしているわけではない」のです。　生きづらい世の中だからこそ、どんなときも、しっかりとした自分の考え方を　したいものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

【プラス言葉を活用しよう】

【プラス言葉を活用しよう】◎～なぜ私たちは、言葉の使い方に　　もっと注意を払わないのだろうか？　　誰かに「元気ですか？」と聞かれたとき、　　ごく普通に「元気です」と答えるかわりに　　「すごく元気です」と答えて、自分が実際に　　どういう気分になるかを確かめるといい。　　気持ちを込めて、情熱的にそう言ってみよう。　　この方法を使うことによって、よい感情を高めると同時に　　あまりよくない感情を抑えるような言葉に変えることができる。～　　　　　　　　　　　（アメリカ、自己啓発作家、ジム・ドノヴァン）　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　「暗示効果」という言葉を耳にした方も多いのではないでしょうか。　しばらくぶりに会った友人から、　「元気だった？」と聞かれたとき、「すごく元気だったよ！」と言えば　気分がよくなります。　つまり、これは言葉の響きというものからくる感情の作用なのです。　暗示効果とは、このちょっとした言葉の使い方、表現の仕方で強くも弱くも　なります。　また、精神分析学に交流分析というのがあります。　たとえば、ご近所の人の顔を見た時、「暑いですねぇ」と声をかけた時、　「暑くてたまりませんねぇ」と挨拶が返ってきたとします。　このやりとりには、「暑いですね」という言葉に、ややマイナスの響きが　あり、こちらに「暑くてたまりません」と返された言葉にも、同じマイナス　の意味が込められています。　これは、相手の言葉に同調することで、仲良くなりましょうという心理が　働いているからです。　日本人の特徴かもしれませんが、謙虚さがある反面、物事をマイナス的に　否定的にとらえる傾向があるのも事実です。　私たちは、このような普段の会話を通して、使う言葉の影響を受けている　ことを知っておくことも大事です。　「梅雨になりました。ジメジメして嫌ですねぇ。」　という会話もありますが、　「農作物にとっては、いい雨ですね、恵みの雨です。」という会話のほうが　気分も快適になります。　人間関係を損なわない範囲で、プラス言葉の使い方を知っておくのも楽しい　ものです。　いい言葉、プラス言葉の口ぐせを身につけたいものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｂｙ　ハートリンクス）　　

【泣きたい時は、泣いてみよう】

【泣きたい時は、泣いてみよう】　　　　　☆泣きたい気持ちを救う☆　　　大人になったら　泣いてはいけないと　　　いつからか　みんな　思っている　　　だから　みんな　大人たちは　　　いつのまにか　苦しくなって　　　辛いことを背負うことも　　　あたりまえだと言うようになる　　　泣きたいときは　泣いてもいい　　　辛いときは　辛いと言ってもいい　　　弱いときは　弱音を吐いてもいい　　　また　立ち上がればいいだけだ　　　大人になっても　　　何かに心を痛める辛さは　同じなんだ　　　むしろ　子供の頃より　　　痛みは強い・・・・　　　子供の頃　　　声をあげて泣いたとき　　　誰かがすっとんで助けに来たように　　　大人になっても　　　声をあげて泣いてもいい　　　すぐに　神様がすっとんでくるから　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｂｙ　佳川奈未）________________________________________　＊泣いたあと、スッキリするのは心が浄化されたからです。　　手にほこりがついたら、水できれいに洗い流すように、心にほこり　　がついたら、泣くことで浄化されるのです。　　誰かに見られたくなかったら、人知れず泣けばよいかもしれません。　　「泣いて　あしたの春を待て」　　春が待ち遠しいです。

【自分に自信がない、と思うのはなぜ？】

【自分に自信がない、と思うのはなぜ？】　　来年大学を卒業するという、学生がある執筆家のところに来て、　悩みを打ち明けました。　「僕は、どちらかというと心が弱く、ホントのところ社会人として　　生きていく自信がありません。　　で、就職を１～２年延ばして、その間精神を鍛えて自信をつけたい　　思うのですが、どんなことをやればいいでしょうか」　彼の話では、ヨガや断食や座禅などをすればよいのではと思っていた　ようでした。　執筆家は次のようなアドバイスをしました。　「自信というのは、まずやって身につくものだから、就職してみて　　いろんなことを経験したほうがよいのでは。水泳でも、まず水に　　飛び込んで、何回かやっていくうちに自信がつくものだよ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　この学生との話をしたその執筆家が、なるほどと思えることを指摘　しています。　＜自分に自信がないというのは、自信過剰やウヌボレとは反対のもの。　　慎重過ぎたり、あるいは内省の度が過ぎる人によく見られるもので、　　これは、一種の完全主義なのではないか＞　つまり、自分の望みがかなうためには、必要な条件が全て満たされ　なければ行動できない、ということだという指摘です。________________________________________　＊「自信がない」と嘆く前に、「やってみなければ、わからない」、　　という考えがあってもいいはずですね。　　「自信がない」という気持ちになるのは、逃げの姿勢になりかけて　　いる心の現われかもしれません。　　「とりあえず、やってみるか！」という気持ちが、経験になり　　自信につながることもあると思います。　　

【呼吸を合わせる、人に沿う】

【呼吸を合わせる、人に沿う】　　●わたしのねがいは　　　呼吸を合わせることである　　　石とでも　　　草とでも　　　呼吸を合わせ　　　生きていくことである　　　　　　　　　　　　　　　　（ｂｙ　坂村真民）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　石や草にでも、呼吸を合わせるというのは「万物に沿う」という　ことなのでしょう。　まず、人間同士が呼吸をあわせ、互いに沿う心構えが大切なこと　であることを真民は訴えているようです。　３０年ほど前の話ですが、あるお寺で母親たちのための講演会が　開かれたそうです。講演の内容は人との調和についての話でした。　この講演を聞いた一人のお母さんから後日、主催者に便りが届き　ました。次のようなものだったそうです。　＜家から一時間ほどかけて通勤する娘が、夜遅く帰宅することがあり　　ます。待っているとイライラして「親の心配を考えなさい。待つ身　　にもなってよ」とポンポン叱りつけました。　　娘は「わかってるわよ。でもしかたないでしょ。仕事だし・・・」　　と口答えをします。　　　　しかし、お寺での話を聞いて、親の一方的な言い分、母親という　　権威の押しつけ、を振りかざす自分だったと気づきました。　　それから「あなたの都合もあるだろうけど、親は心配しているんだ　　から、なるべく連絡してね」という言い方に変えました。　すると、娘も柔らかな口調で受け答えをするようになりました＞　　　　（参考資料：櫻木健古「勝つ極意」　KKベストセラーズ）________________________________________　＊母親という自分の立場から少し離れた時、わが子と沿うこと　　ができたのだと思います。　　人には置かれた立場というのがありますが、その立場でしか物事　　を見れなくなると苦しくなります。　　自分だけの立場で考えることは、自己中心によく似ていますね。　　人間関係で問題がおきたら、自分の立場から離れて考えることが　　必要かもしれません。

【プライドが高いこととプライドにこだわることの違い】

【プライドが高いこととプライドにこだわることの違い】　よく「あの人はプライドが高い」というような言葉を耳にします。　そこには、批判的な意味合いが含まれている場合もあります。　プライドとは「自尊心」のこと。　この自尊心、実はとても複雑な感情でもあるのです。　「自分の意見」「私の考え」が正しくて、他の意見、考えは正しく　ないもの、と思い込む（勘違いする）ことがあったりすると、人は　まわりから遠ざかっていく時さえあります。　しかし、ホントの意味でプライドが高い人は、自分以外の人の意見や　考えを受け入れる大きさがあります。　それはなぜでしょう？　たぶん、その人は自分の生き方に満足しているから、他人を批判する　必要がないからです。　批判することは、面倒なことだとわかっているからです。　批判する前に、自分と違う意見を聞いてみようではないか。　もしかすると、何か学べることがあるかも知れない、と思える大きな　心があるからです。　つまり、自分がいつも正しいとは限らない、という謙虚な心を持って　いる人です。________________________________________　＊表面的なプライドが高いのは、単にプライドにこだわっていること　　です。　　本物のプライドを持てる人間になりたいものです。

【一人の少年のアイディアと行動力】

【一人の少年のアイディアと行動力】　　今から、20年以上前アメリカのある家庭で母と少年との間に　次のような会話がありました。　反抗期の年頃だったのか、お母さんから小言を言われていました。　少年の名前はボー・バウマン君。　　ある日、ボー君は「人生で一番大事なことはね」と母親から綿々と　説教され、口答えしました。　「ママ、それ、本にでも書いたら？」　　そしたら、ピシャリと言い返されました。　「そんなもの、自分で書きなさい」　そこでボー君、国内の著名人・有名人の数千人に次のような手紙を　送りました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　『拝啓　　ぼくは16歳で、人生に好奇心があります。　　そのせいだと思いますが、人間とはどういうことを考えるもの　　なのか、ひとの話を聞いて勉強したくなりました。　　そこで、人生で学んだ一番大事なこととはいったいなんですか、　　という質問にできるだけたくさんのひとから答えていただいて、　　それをまとめてみようと思いました。　　十分に集まったら、それらの言葉を集めて本にしたいと考えて　　います。　　この計画は13歳のときから頭にありました。　　あなたが人生で学んだ一番大事なことについて短い文をくださり　　ぼくのこの目標の実現にご協力いただけるとしたら、幸いです。　　あなたの人生経験には、耳を傾けるべきものがたくさんあると　　考えています。　　お返事お待ちします。　　敬具　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボー・バウマン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1993年10月1日』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　小説家や大学の先生、俳優、医者、スポーツ選手などに送りました。　その内、20％近くの人から返事がきました。その中の一部です。　◎プロゴルファー　　アーノルド・パーマー　　・負けたと思ったら、負けている。やめようかなと思ったら、　　　もうできない。勝ちたい、でも勝てないと思ったら、まず勝て　　　ない。ダメかもしれない、と思ったら、もうダメだ。　◎ジョン・レノン夫人　　ヨーコ・オノ　　・人生は助け合い。　◎ある医学博士　　・たくさん笑う。　◎ナイキ社長　　フィリップ・ナイト　　・成功するためには、いつもこれが最後のチャンスだと思って　　　トライすること。　◎元大統領夫人　　バーバラ・ブッシュ　　・人との結びつき、これを大事に育てることで、私の人生は　　　とても豊かになりました。　◎プロレスラー　　ハルク・ホーガン　　・幸福はぐるぐるまわっている。　　　リラックスして、クールになって、自然を楽しんでいなさい。　◎マザー・テレサ　　・人生の早い時期にわたしは一番大事なことを学んだ。神は　　　わたしを愛してくれている。神がわたしを愛してくれるように　　　人を愛そう。（参考文献：ボー・バウマン編「人生でいちばん大事なこと」三修社　　　　　石田順子著「さぁ、運を引き寄せる達人になろう」文芸社）________________________________________　＊当時、アメリカではベストセラーになったそうです。

【人は弱いけど強い】

【人は弱いけど強い】　　熊本県出身の詩人、伊藤比呂美さんは現在、アメリカに在住して　いますが、実家は熊本にあり今回の地震で被害を受けています。　“はなちゃんのみそ汁”の作者、安武信吾さんは伊藤さんの大ファン　だそうです。　地震のあと、伊藤さんが地元熊本の方々にあてたメッセージが、新聞　に掲載されました。　とても心が動かされる内容でしたので、一部紹介したいと思います。________________________________________　　……電話で話した友人たちはみなため息をついて「しかたない」と　　言いました。それにもずいぶん救われました。　　大きな力にぺしゃんこにされた人間が、しかたない、のりこえなく　　ちゃね　　とつぶやいている。そこにあるのは強さだなんて言いたくない。　　だって基本あたしたちは弱いんですから。　　弱みを見せてください。つらかったら泣いてください。　　これ以上できないと思ったらできないと言って、　　助けを求めて下さい。　　３・１１のとき、東北の人たちの苦しみを見聞きして、　　あたしたち九州の人間は、共感したいと思っていたはず。　　助けを求めて泣いて悲しむ弱い者が、しかたないとつぶやいて　　片付けに立ち上がると、そこには強さに近いもの、弱いけど強い、　　小さいけど大きい、しなやかさというべきものが生まれてくると　　思うんです。________________________________________　＊この伊藤さんのメッセージはウエブでも紹介されています。　　全文お読みになると、さらに深く感じられると思います。　　下記でご覧になれます。　　http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/239555

【その日その日を、大事にしよう】

【その日その日を、大事にしよう】　●その日、その日を大事に、一歩一歩積み上げていく。　　その平凡なことを何十年も続け、　　ささいなことを積み重ねるならば、　　いつの日か、　　平凡は非凡な結果に変わるのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（やなせたかし）________________________________________　『アンパンマン』の生みの親、やなせたかしさん。２年ほど前に９４歳で亡くなられましたが、アンパンマンはみんなのヒーローでした。やなせさんは、生まれた時は超未熟児で、手のひらにのるくらいに小さかったそうです。後年、「自分が生きているのは奇跡だ」とも話されていたとのこと。戦争にも徴兵されて、漫画家になりますが苦しい時代が続きました。４３歳の時、「手のひらを太陽に」、という歌の作詞をしました。その後も、コツコツと地道な努力を重ね、５４歳で「アンパンマン」の絵本を刊行。実際、テレビでアンパンマンがアニメとして放映されたのは、やなせさんが６９歳の時です。７９歳、心筋梗塞で心臓を手術。糖尿病、すい臓炎で腹部の手術。そして、腎臓がんで腎臓の一つを摘出し、転移もあって十回以上の手術、緑内障で目を手術。それでも、コツコツと努力されました。ご本人は、「病気の数からいっても私は、十病人だ」と話すほどでした。　＊「当たり前のこと、小さなことを、おろそかにしてはいけない。　　　長い人生を生きてきて、ぼくは心からそう思っている」＊　最初の詩の、解説の文章の中にある、やなせさんの言葉です。　（参考文献：やなせたかし著「明日をひらく言葉」PHP）

【有能は無能から生まれる】

【有能は無能から生まれる】　歴史小説「竜馬がゆく」で有名な作家、司馬遼太郎さん。「街道をゆく」というエッセイも広く知られています。この司馬さんが中学生の時の話です。ある日の授業中のことです。教科書の中に「凡夫(ぼんぷ)」という言葉が出てきました。この言葉は古めかしい言葉ですが、司馬さんが通っていたのは仏教系の中学校だったからなのでしょう。そこで先生が、「凡夫」の意味について生徒に聞いたそうです。しばらくすると級長が答えました。「アホな人ってことです」。（大阪の学校なので、こういう表現になっていますが）それに対して先生がさらに聞きました。「では、アホな人とは誰のことか？」。教室の生徒たちはみんな、まわりにいるお互いの顔を見ています。そして、先生はこう言ったそうです。「アホな人というのは他人のことじゃない、自分のことや」司馬少年は、この時のことをふり返って、目からウロコが落ちるような気がしたと言います。中学生で目から「ウロコが落ちる」という感性を持った司馬さんは、当時から、何か違ったものを持っていたのでしょう。________________________________________　司馬さんは自分の中に、「無能」な自己（ダメな自分）がいることに気がついたのだそうです。＊人は、無能な自分に気がつくことで、有能な自分を引き出すことが　できるのだと思います。　ただ、有能さが現実のものとなるには、生きていく中で困難なことや　いろんな壁に突き当たって悩んで、努力していくことが必要なことだ　と思います。

【楽観主義と悲観主義】

【楽観主義と悲観主義】心理学者の加藤諦三（たいぞう）先生の著書のなかに、次のようなものがあります。ある整骨院の先生の話です。患者さんを治療します。十の痛みの内、二をとってあげました。そのあと、「二をとってくれた、ありがとうございました」という人と、「八の痛みがとれない」と、文句を言う人がいるそうです。加藤先生いわく、前者は楽観的な人で後者は悲観的な人だそうです。先生の言葉をそのまま紹介します。『いろいろと恵まれていても「もっと恵まれた環境、もっと恵まれた　環境」とキリがないほど望む人がいる。そうした欲張りな人は、悲観　主義者になる。どんなにいろいろな面白いことができても、それで　満足しない。　　自分の人生で、「こんなことができる」と思わないで、「こんなことが　できない」と嘆く。　やろうとすればいろいろなことができるのに、今の自分にはできない　ことを望み、「こんなこともできない」と不満になる。・・・・　「できないでいること」のほうに、自分の注意が集中してしまう。』　　　　　　　　　　　　（「自分を幸せにする生き方」より引用）________________________________________このようなことは、わが身を振り返ってみるといくつも思い当たります。よく、コップに半分だけ入っている水、の話を聞きます。コップを見て、「まだ、半分も残っている」という人と「あと、半分しか残っていない」という人がいます。「コップに入っている水」の状態は同じなのに、見方が全く違っている。同じ現実を、楽観的に見るか、悲観的にみるかによってその人の感情には、相反するものが生まれます。楽観的な見方には感謝があり、悲観的な見方には不満があります。私たちは、知らず知らずの内にどちらかの見方を選択しています。どっちの見方が、幸せに近いかよく考えてみたいものです。

ちょっと気になるいい話。【心のストレッチ】

☆ちょっと気になるいい話。【心のストレッチ】職場によっては、就業前にラジオ体操をするところがあります。体操で体を動かすと血液の循環がよくなり、頭脳のはたらきに刺激を与えて、仕事の効率化にもつながるからです。先日、週に２回通う整骨院で、治療を受けながら先生との話です。先生は、心理カウンセラーの資格も持っています。（私も、一応心理カウンセラーですが・・・・）先生が患者さんによく「筋肉トレーニングを家でやったほうがいいですよ」とアドバイスするそうですが、『筋肉トレーニング』という言葉の響きがどうもスッキリしないとのこと。そこで、私が、「心のストレッチ」という言葉もあるから、表現を工夫したらどうですかね、と提案。その中で、イージーストレッチ、シンプルストレッチなどいろいろ出ました。高齢者の方でも、その気になれる名称を考えたいそうです。以前から、私も「心のストレッチ」という言葉に関心はあったのですがあらためて考えてみました。心を動かすとはどんなこと？　心にも血液のようなものがあるとすれば、何なのか？心の血液に当たるものは「感情」、感情を良い状態にするには「感謝」や「思いやり」「愛」つまり、プラス志向で、これらはビタミン、ミネラル。その大元になる食べ物は「言葉」かなあ、というところで落ち着きました。大事なのは、心の健康です。

ちょっと気になるいい話。【こころの稽古】

☆ちょっと気になるいい話。【こころの稽古】●「稽古は続けるものです」歌舞伎に興味がある私は、十八代目中村勘三郎の大ファンでした。年齢が近いこともあって、勘九郎時代から好きでした。食道癌が肺に転移し、最後は呼吸不全となり５７歳で亡くなりました。さて、歌舞伎から学ぶ心のお話です。だいぶ古い話ですが、六代目尾上菊五郎はとても稽古熱心な人でした。ある時、ひいきの客から、「あなたはもう名人の域に達しているのだから、そんなに厳しい稽古を続けなくてもいいじゃないですか」と、言われました。すると、六代目菊五郎はこう答えました。「私が踊りの稽古を怠けると翌日、自分でも下手になったのがよくわかるのです。二日怠けたら、舞台で相手役から『怠けたな』と図星をさされます。三日も怠けようなら、目のきいたお客様から必ず指摘されます」と。________________________________________茶の湯の“千利休”の言葉に「稽古とは一より習い十を知り、十よりかへる、もとのその一」というのがあります。この心構えは大切だと思います。________________________________________私たちの“こころ”も稽古が大事です。五つやってみましょう。１、表情：愛の気持ちをこめて、穏やかに笑顔で人と接する。２、言葉づかい：優しく明るいことばを使う。３、見る：暖かいまなざしで、人、物事を見る４、聞く：話す人の気持ちになってよく聞く。５、思いやり：相手を理解しようという思いやりの気持ちを持つ。　　　　　　　　　　（参考文献：SMBCコンサルティング編　話材）毎日できなくても、せめて週に一度ぐらい、心の稽古をしましょう！

ちょっと気になるいい話。【大きな幸せ、小さな幸せ】

☆ちょっと気になるいい話。【大きな幸せ、小さな幸せ】●「本当の幸せには、大きいも小さいもない」山崎房一さんの詩に次のようなものがあります。この世の中には二つのタイプの人がいます。その一つは大きな幸せの中にいながらその中の小さな不幸せのみを見つめていつもブツブツ言いながら不幸せに生きている人間もう一つは大きな不幸せの中にいながらその中の小さな幸せだけを見つめていつも幸せに生きている人間です________________________________________このような言葉を目にすると、自分はどっちのタイプなんだろう？とつい、考えてしまいます。物質的にもっといい生活を！　このことだけを目ざしていると心の置きどころが軽くなってしまいます。「健康が一番」ですが、そもそも『健康』とは、健全な身体で心を康んじるという意味だそうです。いかに身体が強くても心が荒れていたら健康とはいえませんが、身体の状態が少々よくなくても、心がしっかりしていれば健康といえます。ここに人間の素晴らしさがあると思います。◎健康とは何かを考えさせられる言葉＊健康な人は自分の健康には気づかない。　病人だけが健康を知っている　　　　（カーライル）＊病気の王様より、健康な乞食の方が幸福だ　　（パスカル）　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ちょっと気になるいい話。

☆ちょっと気になるいい話。「旅人と大工の会話」◎あなたはなぜ、その仕事をしているの？昔あるところで、三人の大工が教会を建てていました。そこに、通りかかった旅人が大工に「あなたは今なぜ、その仕事をしているのですか？」と訊ねました。一人目の大工は「もちろん、お金を得るためですよ。お金がないと、今日の夕食を家族に与えるのもままならないのでね」と、答えました。二人目の大工からは「この仕事をして、頭領に認められたら、次の仕事がまたもらえるじゃないですか。だから頑張っているんです」という答えが返ってきました。最後に、脇目もふらずに仕事をしている大工に話かけました。その大工は「ちょっと今、手が離せないから、後にしてもらえないか」と質問に答えようとしません。しばらくして、その大工が手を休めている時に、旅人は再び同じ質問をしました。すると、この大工は、汗をぬぐいながら嬉しそうにこう言いました。「あなたには見えないのですか？　そりゃもちろん、立派な教会を建てるために、この仕事をしているのですよ。教会が建ったら神様もお喜びになるだろうし、多くの信者さんがここで恩恵を受けることになるでしょう！」と。________________________________________さて、この三人の大工の答えについて、皆さんはどのように感じまましたか？一人目の大工の答えには、この大工さんの価値観がもろに出ています。仕事とはお金（物質的な見返り）を得るための手段で、家族や生活のための収入であることを目的としています。つまり「お金と生活のための仕事」と割り切っています。二人目の大工は、仕事をお金や物のためではなく、昇進・昇給・名誉権力を得るための手段と考えます。つまり、「地位と名誉のための仕事」であるととらえています。三人目の大工ですが、彼は仕事を「天から与えられた役目」と考えています。つまり「自分よりも、大きな意味と目的のための仕事」と考えます。このように、同じ仕事でも三人それぞれの考え方に違いがあります。そして、三人の答えはすべて正解ともいえるでしょう。ただ、「仕事の価値観」という点でいいますと、最後の大工さんの答えに、人間としての崇高さが感じられます。仕事を通して私たちは、人間としての成長ができるという一面を持っています。「自分の仕事って、何？」たまには、じっくり考えてみませんか？

あなたが幸運体質になるための方法！＜PART１１＞

☆あなたが幸運体質になるための方法！＜PART１１＞　１１の法則書道家、武田さんのお話です。（最終章）１１、与える◎「与える」と「見返り」の関係「与える」という言葉を「犠牲」ととらえてはいけないと、武田さんはいいます。与えることと犠牲は違うもので、犠牲にしなくても与えることは可能だと。自分がいらなくなったものを、人にあげたらとても喜んでくれたとか、あるいは、モノでなくても周りに笑顔をふりまくことも、犠牲ではなく、与えることだといいます。ただ、与えたのだから、何かお返しが欲しいと思うのも、人間の正しい欲求であるともいいます。そして「見返り」を意識すると「見返り」を見込めない相手には「与えない」ということになってしまいます。そこで、武田さんは「見返りを求めない方法」をすすめています。たとえ話として、自分を水の入ったコップだとします。このコップからあふれた分の水だけ人に与えれば、見返りはいりません。あふれた水は余ったもの。引っ越しのときに、不用品を引き取ってもらうことと同じで、あげるほうも、もらうほうも嬉しい状態です。でも、あふれていない状態の時に与えれば苦しくなります。大事なのは自分の水を常にあふれている状態に保つことだといいます。水が少ない時は、人のことよりもまず自分があふれる状態になるまでに動くことが大切だと述べています。________________________________________◎「人の幸せを願う」武田さんは、成功者で幸せな人の重要な共通点が一つあるといいます。それは「他人の幸せや成功を願っている」ことだそうです。また、他人の成功や幸せをどう感じるかで、その時の心の健全さがわかるとも指摘しています。健康な心の状態なら、他人の成功や幸せを自然に祝福でき、しかもそこから何かを学ぼうとするそうです。反対に、心の状態が悪いと、嫉妬心やねたみの感情が生じてしまいます。他人の成功や幸せを、自然な気持ちで祝福できる人は、自分の人生をも祝福できる人でもあると、武田さんは述べています。________________________________________◎まとめこの「あなたが幸運体質になるための方法！」は、書道家、武田双雲さんの著書『ポジティブの教科書』をもとに、ご紹介してきました。武田さんは、「ポジティブとは、後ろは見ないで、前だけを向いていこうということではない」。と力説しています。ポジティブのためには、前だけを見ないで、様々な面を見ながら、受け入れたり、受け流しながら、前に進むことが大切だとも述べています。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

あなたが幸運体質になるための方法！＜PART１０＞

☆あなたが幸運体質になるための方法！＜PART１０＞　１１の法則書道家、武田さんのお話です。１０、上機嫌◎「口角を５ミリ上げる」武田さんは、最も簡単に人生を変える方法として、口の両角を５ミリ上げることを提案しています。人は心に心配事があって不安な時、へこんでいる時の表情をよく見ると口角が下がり、視線も下がっているといいます。こんな時は、態度を変えれば心も変わると述べています。口角を上げ、上を向いて深呼吸する。背筋を伸ばす、肩を下げる、胸を張る、堂々と歩くことで心の状態が変わると説明します。ためしに、「どうしよう」という言葉を１、暗い表情で背中を丸めてため息をつきながら言う。２、明るい表情で上を向いて言う。１と２の違いは明らかです。（実際、私もやってみましたが、違いがよくわかります！）________________________________________武田さんは、背筋を伸ばし、よく手をふって堂々と歩きながら、悩んだり暗くなったりすることはできない。逆に下を向きながら、暗い表情でため息をついたままでは、明るい気持ちにはなれないといいます。つまり、人の「態度」と「気持ち」は強く、しかも密接にリンクするものであると。普通は、暗い気持ちだからとぼとぼ歩き、明るい気持ちだから堂々と歩くものだ、と考えますが、反対に歩き方や、呼吸、言葉使い、姿勢を変えることで、気持ちが変わると述べています。武田さんが、講演会や他の著書の中で提案して、しかも反響が大きいのが「口角を５ミリ上げる」ことだそうです。口角を５ミリ上げたまま、１０歩けば気分が変わるといいます。________________________________________◎「義務感の罠」武田さんは、人は大人になっていくにつれ「起きなければ」「仕事しなければ」、いわゆる『○○しなきゃ』という考え方が多くなり、この言葉がモチベーションを上がらなくしているといいます。『○○しなきゃ』ということに一日中、振り回されて追われていると本当に大切なことが、どこかに置き去りにされてしまうのではないかと、武田さんは危惧しています。この『○○しなきゃ』は義務感です。日々の生活の中で、一度は「本当に大切なこと」を考える時間が必要です、と述べています。そこで、武田さんは「やるべきこと」を「やりたい」と思えばよいと考えます。ただ、「やりたい」という気持ちを自分に強制してしまうと、かえって辛くなる人には、「頑張らなければ」→「頑張っても、頑張らなくてもいい」というように、『どっちでもいい』と、いったん執着の心から離れて、気持ちをゆるい状態の中において、選択したいことを選んでいくようにすすめています。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

あなたが幸運体質になるための方法＜PART９＞

☆あなたが幸運体質になるための方法！＜PART９＞　１１の法則書道家、武田さんのお話です。９、気づく◎「小さな好きに気づく」武田さんは「好き」であることの強さを述べています。あまりやりたくない仕事でも、何か一つ、どんな小さなことでもいいから、その仕事の中から「好き」なポイントを見つけなさいと。世の中そんなに甘くないぞ！とおっしゃる方もあると思いますが、好きなことをつきつめていくと「得意」の世界になるといいます。好きのスパイラルを次のように説明します。１、好きなことは、飽きない。２、飽きないから、人からはものすごい努力をしているように見え　ても、本人は楽しいから努力している感覚はない。３、楽しいから心にゆとりがある。４、ゆとりがあるから人の話を聴ける。５、人の話を受け入れるから、成長する。６、成長するから人が応援する。７、人から応援されることが好きになる。このスパイラルが循環して「プラススパイラル」になるといいます。うまく生き続けるには、好きなことをつきつめるのが合理的だと。________________________________________ここで反論がでることを、武田さんはわかったうえでさらに語ります。例えば、「好きな音楽や芝居で飯食えない人、たくさんいますよ」。それは、「音楽をやる」という一つの「好き」しかやっていないのではないか。これだと可能性が小さい。こういう人は「好き」なことを「たくさん」集めればいいのですと述べています。音楽も好きだけど、人を盛り上げるのも好き、ギター弾くのも好き、ライブをみんなと一緒になって作るのも好きなど・・・・いくつかの「好き」なことを集めればファンも増えてくるといいます。さらに、うまくいかないのは、好きなことが「曖昧」だからとも述べています。音楽という「全般」に意識が「散漫」しているからではないか。こんな時は、好きなことを「絞れば」よのです、と。とても味のある説明です。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

あなたが幸運体質になるための方法＜PART8＞

☆あなたが幸運体質になるための方法！＜PART８＞　１１の法則書道家、武田さんのお話です。８、言葉　◎「主語を換えたらすごかった！」コミュニケーションのことを「意志の疎通」とも言います。言葉を通して自分の気持ちや、意志、考え方を伝えることが人間社会の基本とも言えます。武田さんは、「伝える」は、「自分が主語」。「伝わる」は、「他人が主語」。といいます。つまり、「伝える」と「伝わる」には大きな違いがあると。伝えたつもりが、きちんと伝わっていなかったことが原因で、対人関係がうまくいかずに、不満・ストレスになってしまいます。もし、相手に何か不満がある時は「主語を置き換える」ことを武田さんはすすめています。例として「君のこういうところを直してほしいんだけど」と言わずに、「僕はあなたがこうした時に悲しく感じるんだけど」と言ってみる。このように、自分の感情を正直に伝えることが大切だといいます。つまり、主語を自分に換えるだけで違ってきます。「あなたは間違っている」という言い方は相手が主語です。この表現は相手と自分が対立化してしまうことになります。自分を主語にして、気持ちを伝えるだけで、スムーズに受け取ってもらう確率が上がってくるのだそうです。言葉を変えたり、言葉を加えたりすることで、返ってくる答えも変わる、ということです。________________________________________◎「あなたの声を一番聴いているのは誰？」あなたの声を一番聴いているのは、あなた自身です。と武田さんはいいます。自分が発する言葉を、最も受け取るのは自分自身。自分にとって、心地よい感じになれる言葉を使うと「潜在意識」がよい方向に染まっていき、不快な言葉を使っても「潜在意識」は悪い方向に染まっていきます。面白い話を武田さんが紹介しています。プロゴルファーのタイガー・ウッズの話です。タイガー・ウッズがトップ争いをしている時でも、ライバルのパットを「入れ！」と心の中で叫んでいるそうです。なぜ、こんなことをタイガー・ウッズはやるのか。武田さんいわく、潜在意識には、主語がない。他人を応援する＝自分を応援することになるのだそうです。つまり、ライバルに「入るな！」と願うことは、結局自分の時にも入らないイメージを強くすることになるというのです。他人をけなすほど、自己肯定感を下げるそうです。日頃から自分に心地よい言葉を発することが、幸運体質になるための方法の一つです。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

あなたが幸運体質になるための方法！＜PART７＞

☆あなたが幸運体質になるための方法！＜PART７＞　１１の法則書道家、武田さんのお話です。７、ヴィジョン◎「イメージする力」一日一回は理想の未来をイメージするヴィジョンを明確にする時間を取ることを、武田さんは勧めています。コツは「どういう風に、どれくらい周りの人々に貢献しているか」をイメージすることだそうです。例えば、お金持ちになりたいと強く思っているとしたら、「お金持ちになって、これくらいの人がこんなに喜んで、・・・」というようなことを、具体的にイメージすることが大切です、と。◎「眠りたいのに眠れないのはなぜ？」眠りたいのに、眠れない。眠ってはいけないのに、眠くなる。自分のことなのに、心と体がバラバラになるのはなぜか？と武田さんは考えました。理由は簡単。「意志の力より想像力が大きいから」だそうです。例として、意志の力を使って汗を出そうとしてもできませんが、苦手なことや過去のトラウマを想像するだけで、汗ばむことがあります。これは、潜在意識（想像）が顕在意識（意志）よりも強い状態の時。つまり「眠ってはダメ！」と強い意志を持つほど、眠った時の気持ちよさを「想像」するから眠くなる。ということは、眠れない時は、スヤスヤ眠って気持ちいい状況を「想像」すれば眠れるといいます。________________________________________◎「関心の力」「関心をもったものが膨らんでいく」という法則を武田さんは説きます。「バナナを想像しないで下さい」と言われたら、よけいにバナナを想像してしまいます。言葉や表現の仕方にも関係してきますが、マザー・テレサの言葉に「『戦争反対運動』には参加しません。しかし『平和運動』には参加します」というのがあるそうです。マザー・テレサは、人々の関心が「戦争反対運動」か「平和運動」かどちらにあるのかを知っている人だと、武田さんは話しています。考えさせられるエピソードです。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

あなたが幸運体質になるため方法！＜PART６＞

☆あなたが幸運体質になるための方法！＜PART６＞　１１の法則書道家、武田さんのお話です。５、イライラ◎「なぜ、イライラするのか？」原因のほとんどは「何で、○○してくれないんだ」という「期待」からイライラは発生すると、武田さんは指摘します。例えば、「なんで、こんなに待たせるんだ」「なんで、やってくれないんだ」のような感情です。期待しなければ、そもそもイライラはしない。しかし期待すること自体悪いものでもないといいます。イライラすることが多い人は「無駄な期待」が多すぎるのだそうです。武田さん自身、自分でも「無駄な期待」を意識して数えてみたら、その数が結構あったとのこと。このことに気付いただけで、イライラの種が減ったそうです。また同じ、イライラを３回以上は繰り返さないのだそうです。イライラの繰り返しは、自分を傷つけ周囲にも迷惑をかけてしまう。一度、日頃イライラすることを紙に書いてみてはどうかと勧めています。________________________________________６、行動◎「やった後悔よりもやらない後悔」「人生で一番後悔したことは何ですか？」とアメリカで高齢者に調査をしたところ、「やったこと」に対する後悔は少なく、多くの人が「やらなかった」ことに後悔していたというデータを、武田さんが紹介しています。「やってしまったこと」は、どうしようもない。しかし、「やらなかった」ことに対しての後悔はしやすいものといいます。「いつか、やろう」より「今、やる」ことが大切なことなのです。◎「能動的に楽しむ」能動的とは別の言い方で、自分の意思で積極的にということです。他方受動的とは、自分の意思に反してイヤイヤながらということです。この違いの大きさを武田さんは指摘しています。例えば、朝起きが苦手な人が好きなゴルフに行くときは、どんなに早い時間でも目が覚めてワクワクしながら、出かけます。つまり、楽しいと思ってやることには力が生まれ、エネルギーも湧いてきますが、イヤイヤながらやることは苦しいものだといいます。大切なのは、仕事でも子供の世話でも、義務的にやれば疲れますがそこに何かの価値を求めたり、楽しもうと考えれば全く違った生活になると武田さんは語っています。楽しいことは、小さなことでも毎日の生活の中に、必ず潜んでいるものです。毎日を楽しもうという心のゆとりを持ちましょう。________________________________________お知らせ　　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

あなたが幸運体質になるため方法！＜PART５＞

☆あなたが幸運体質になるための方法！＜PART５＞　１１の法則書道家、武田双雲さんのお話です。４、不安◎「問題を大きくしない」武田さんの書道教室の生徒さんの話です。40代の女性の方ですが、健康診断で胃ガンが見つかり、胃を全部摘出することになったそうです。手術は成功し、リハビリをしながら元気になり教室にも来られるようになりました。普通、胃ガンで胃を全部取ってしまえば落ち込んでしまいますが、彼女はメゲるどころか、病気を受け入れ明るく生きているそうです。そこで武田さんは彼女に、元気な気持ちでいられる理由を聞きました。答えはこうでした。「身体が病気したのだから、心だけは健康に保つ。問題を大きくとらえないようにしています」と。他人から見たら大きな問題でも、本人が「大きな問題ではない」と思っていれば、実際に大きくないこととして変わるものだ、と武田さんは語っています。________________________________________◎「呼吸を整える」武田さん自身も、何年か前ですが胆石の痛みに約１年悩まされ、胆のうを摘出する手術を受けました。さすがの武田さんも、心がへこんでしまったそうです。その頃から、以前よりも深呼吸の質と量を倍に増やしたところ、心の不安を感じる頻度が急激に減ったそうです。呼吸も行動と同じで、自分の意思でコントロールできるものだと武田さんはいいます。さらに「呼吸を変えれば人生が変わる」とも語っています。この深呼吸、普通にやってもいいし、腹式呼吸でもいいそうです。どこでもできるので、皆さんもやってみましょう________________________________________◎「弱さ」を「強さ」に変える　人生は、ピンチにあったり、壁に突き当たることはよくあります。武田さんも、壁が出てきたときほど「チャンス」だと思うようにしているそうです。「チャンスはピンチの顔をして近づいてくる」からだと。壁は自分の視野の狭さからくるもので、壁と感じた時ほど、新しい見方新しい自分をつくり出すチャンスであるといいます。武田さんによると人類も、地球の森林が激減した時期に、他の猿たちとの縄張り争いに負けて、森林から逃げ、これによって二足歩行と火を使うことを覚えて進化したという説を紹介しています。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

あなたが幸運体質になるため方法！＜PART４＞

☆あなたが幸運体質になるための方法！＜PART４＞　１１の法則書道家、武田さんのお話です。２、とらえ方　◎「他人のせいにしない」ある日、武田さんが仕事のことで、JALの社員の方と話したときのこと。経営破たんしたJALを、経営者の稲盛和夫さんがどのようにして再建したのか武田さんが聴いたそうです。方法は「他人のせいにしない」。このことを半年間、稲盛さんがひたすら社員に語り続けたそうです。「全社員が自分の問題とする」この事だけを徹底したら、社内の雰囲気が変わり再建への軌道に乗ったというのです。「他人のせいにしない」、難しいことであると同時に、とても大事なことだと武田さんは力説しています。◎「人の長所の見つけ方を知らない人が多い」武田さんいわく、人は欠点だらけ。完璧な人はいない。論語に、「欠点を忘れて長所を見つけて尊敬しよう」とあるが、なかなか実践できないものだと。しかし、長所はみんな持っていて本当は「長所が見つからない」ではなく「長所の見つけ方を知らない」だけではないか。欠点もとらえ方、見方を変えれば長所になるといいます。「仕事が遅い」→「一つ一つ丁寧にできる人」「気が短い」→「テキパキしている」このようにとらえ方を変えることで、人と人との関係がよくなるといいます。________________________________________３、人間関係◎「他人は変えられない。自分をかえる」武田さん、ブログやツイッターでよく相談を受けるそうです。特徴の多いもののひとつが「相手を変えたくて苦しんでいる」という内容だそうです。（実は、ハートリンクスもカウンセリングをしていますが、この武田さんの指摘は本当です。）「人を変えたいなら、まず自分を変える」。これはよく言われること。しかし、「向こうが悪いのに、なぜこちらが折れなければいけないの？」と思うのが普通で、「他人を変える」のはとても難しいと武田さんも感じてはいるのです。しかし、それでも武田さんは「自分を変える」とは「人に何も意見を言わない。おとなしく引き下がる」という意味では決してないといいます。言いたいことがあれば、伝えてもいいがただ、伝え方を工夫したり自分のとらえ方や行動を、少しでも改善することで自然によい関係に変化するといいます。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

あなたが幸運体質になるため方法！＜PART３＞

☆あなたが幸運体質になるための方法！＜PART３＞　１１の法則書道家、武田双雲さんのお話の続きです。１、感謝（２）　感謝メガネをかけてみよう、と武田さんはいいます。今の時代私たちは、「粗さがし」メガネをかけていることが多くファミレスに行っても「店員の態度が悪い」「料理がまずい」などのように、「マイナス」を見つけてしまう。武田さんは、自分の書道教室で「感謝10か条」を提案し、各人の身のまわりのことに10個、感謝しましょうと言ったそうです。「粗さがし視点」を「感謝視点」に変えるためです。「粗さがしメガネ」から「感謝メガネ」に変えたら、今までのことが違って見えてきたそうです。道を歩いても、電柱や道路を作ってくれた人、安全を確保してくれるお巡りさんなどのおかげで生活していることに、ありがとうという感謝の気持ちが持てるようになっとのことです。________________________________________次に、すでにあるものを数えて感動しよう、といいます。当たり前になると、人は関心が薄れるが、ひとつひとつ数えてみると心が落ち着くのだそうです。すでにあるもの、例えば動ている心臓、自分の意思で動かせる手足これらのことに意識を向けると、存在しているものの力が膨らんでいくのだそうです。書道家だからでしょうか、感受性が豊かで独特だなあと感心させられます。「日々の小さなことに感動を見いだす練習をすること」で、感性が磨かれ、心が満たされるので自然と感謝の気持ちがわいてくる。つまり、自分の心は自分で動かせるのです、と。また、感謝を伝えようともいいます。感謝の気持ちを伝える側も、言われた側も両方の気分がよくなります。感謝しあえる、人間関係があれば仕事に対する意欲も高まります。そして、「ありがとうを１００回」以上言うと、どんどんよいことが起きるそうです。気楽に、遊び感覚でやることがコツだとか。張り切り過ぎても、長くは続かないものです。まずは、できることから少しずつやってみましょうと。明日に続きます。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

あなたが幸運体質になるため方法！＜PART2＞

☆あなたが幸運体質になるための方法！＜PART２＞　３つの基本と１１の法則書道家、武田双雲さんのお話の続きです。３つの基本１、幸せを与えること。　何事も、周りからもらうという発想ではなく、自らアクションを　おこし、自分から与えることが大事です。自分から先にというの　は、ポジティブ思考の現われです。２、幸せであることに「気づくこと」。　気づくということは、新しい発見でもあります。気がつくために　は受け入れるだけの素直さが必要です。３、幸せな言葉を発し、幸せな態度をとること。　言葉には、現実化する力があります。幸せな言葉とは、前向きで　明るく、元気になる響きのある言葉です。同時に、態度という行　動で表現することです。この３つはありきたりなことですが、なかなかできることではない一面もあります。常識的なことの中にも、幸せがたくさん隠れています。________________________________________１１の法則１、感謝（１）　人が出会う確率について、武田さんのご両親の出会いの話が出て　きます。ご両親は高校時代は同級生。ただし、顔見知り程度だっ　たそうです。この二人が20歳の時、父親はパチンコをしていて　負けてしまいカリカリしながらパチンコ店を出てきたとのこと。　一方、母親は当時の彼氏とデート中に喧嘩してカリカリしながら　歩いていたそうです。この二人、そのパチンコ店の前でぶつかり　ました。この偶然が、武田さんの生命誕生の秘話なのだそうです。　人がこの世に存在するには、10世代前は1.024人、20世代では　1,048,676人、40世代になると約２兆人になるそうです。　この中の一人が違っただけで、今の武田さんは存在しないと考えました。このことにまず、感謝せずにはいられないというのです。　この発想もなかなかできるものではないと思います。　言われてみれば、そうなのかと思いますがよく考えてみると事実で　あることに変わりはありません。　明日に続きます！________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。http://heart-links.net/　

あなたが幸運体質になるため方法！

☆なたが幸運体質になるための方法！　３つの基本と１１の法則書道家として有名な武田双雲という方がいらっしゃいます。書道家ですが、積極思考の本を出されています。大変興味深い内容で感銘をうけました。皆さんにもご紹介します。幸せになるには３つの基本と１１の法則があるといいます。〇３つの基本１、幸せを与えること。２、幸せであることに「気づくこと」。３、幸せな言葉を発し、幸せな態度をとること。〇１１の法則１、感謝２、とらえ方３、人間関係４、不安５、イライラ６、行動７、ヴィジョン８、言葉９、気付く１０、上機嫌１１、与える________________________________________「幸せ」という言葉はあいまいで、人によって基準が違うものであると、武田さんはいいます。お金がたくさんあるから、有名人でまわりから注目されるから、仕事で出世したから等々。このどれもが正解で、不正解と武田さんは考えます。理由は人によってとらえ方が様々であるからと。しかし、お金があっても、有名人であっても、出世しても心が休まらない人もいる。それは「幸せ」の基準が「他人との比較」の上に成り立っているから。そんな、不安定な物差しで測る「幸せ」は一つの側面に過ぎないともいいます。「ホントの幸せ」は他人と比べることで得ることができないものではないのか。と考え、武田さんは純粋に人を喜ばせたい・感動してもらいたいという思いが自分のエネルギーです、といいます。自分をハッピーにすることも大切。でも周りにハッピーをふりまくことがもっと大切。そして、周りをハッピーにできることは小さくてもたくさんあるという考えです。続きは明日、お話ししたいと思います。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

幸福への方程式を教えます！

前回は、稲盛和夫さんの人格＝性格＋哲学というお話でした。今日は、人格を練るための方法と幸福への方程式のお話です。人格を練るためには、山にこもったり、滝に打たれるなど修行僧のようなことをする必要はないと、稲盛さんはいいます。むしろこの現実世界で、日々懸命に一生懸命に仕事をすることだといいます。ラテン語の諺に「仕事の完成よりも、仕事をする人の完成」という言葉があるそうです。人格は日々の労働の中で錬磨されるものであると。さらに、人生をよりよく生き、幸福になるための方程式です。幸福（人生・仕事の結果）＝考え方×熱意×能力とのことです。幸福（人生・仕事の結果）は、考え方・熱意・能力。この３つの要素の掛け算によって得られるもの。（足し算ではない）１、考え方。心のあり方や生きる姿勢のことで、これまで言ってきた　哲学、思想のこと。この考え方という要素が一番大切。２、熱意。事を成そうとする情熱や努力する心のこと。これは自分で　コントロールできる後天的な要素。３、能力。才能や知能のこと。先天的なもので健康や運動神経などの　要素。________________________________________この方程式で大事なのは、３つの要素の内、何かが少なくても掛け算なので、不足している要素は別の要素で補うことができること。同時に、考え方がマイナスなら能力や熱意に恵まれていてもマイナスになってしまうことです。つまり、考え方が「プラス方向」であることが大事です。では、「プラス方向」の考え方とは、どんなものか？稲盛さんはむずかしく考えずに、常識的に判断できる「よい心」のことだといいます。感謝の心、協調性のある心、明るく肯定的な心、いわゆる積極思考です。________________________________________この方程式、じっくりながめて考えてみましょう！________________________________________お知らせ　　ホームページも是非ご覧下さい。http://heart-links.net/

あなたはこの世に、何をしに来たのか？

稲盛和夫さんを知らない人はいらっしゃらないと思います。京都セラミックの創業者です。経営者としても大変な功績をあげるとともに、若い企業家の育成にも力を注いでいます。稲盛さんの考え方も、ズバリ積極思考です。また、人間とは何か？という奥の深いところから物事を考え、著書も数多く出しています。特徴的な考え方のいくつかをご紹介したいと思います。まず、人格＝性格＋哲学　と考えます。人はもって生まれた性格と、社会で生きる中で学ぶ哲学の２つから人格というものを形成していくといいます。つまり、先天的な性格に後天的な哲学をつけ加えて人格が作られるというのです。（人格とは心魂の品格とも表現しています）従って人は、どんな哲学（わかりやすくいうと「その人特有の考え方」）を基に人生を進むかによって、その人の人格が決まるのです。そして、その哲学は「人間として正しいもの」でなければならないと。世の中には経営者として有能な人でありながら、自分さえ儲かればという自己中心な考えで道を誤る人もいる。才能ある自分を過信して、正しい判断ができなくなってしまうからだといいます。________________________________________人間として正しく生きていく中で、時によっては苦しいことも起きてくることがある。「なぜ、自分だけがこんなに苦しむのか？」と思うこともあるかも知れない。しかし、そんな環境であってもこの苦しみは自分の人格を磨くための試練であると考えるべきで、労苦とは「おのれを鍛えるための絶好のチャンスである」といいます。これは、積極思考そのものです。私は「好転思考」という表現をします。この考えの上に、稲盛さんは「この世に何をしに来たのか？」と問われたら、迷わずてらいもなく「生まれたときより少しでもましな人間になるため」と答えるそうです。何か宗教家のような答えですが。ニューソートの積極思考も宗教も根本には共通しているものがあると私は思います。大切なのは、私たちが幸福になるにはなにが必要か、です。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。http://heart-links.net/

人の教育、指導にはプラス発想がゼッタイ効果的！＜PART2＞

◎文豪トルストイの自転車の話プラス発想で考えた方がよい、と前回お話ししました。「よいことを思えばよいことが起きる。悪いことを思えば悪いこと　が起きる。だからなるべくよいことを思おう」この考え方です。このことをさらに、わかりやすく説明するときに、文豪トルストイが語ったとされる、自転車の話を船井さんは例に出しています。トルストイが自転車に乗り始めたころ、ペダルをこいでいたら前方に、石が転がっていた。彼は何とかその石を避けようと、じっと石を見つめながらハンドルを操作しますが、避けよう避けようと思うほど、ハンドルは石の方へ向かい、とうとうぶつかって転んでしまった・・・・という話です。________________________________________つまり、物事のマイナス面ばかり気にしていると、結局その通りになる。ならば、マイナス面は気にせず、プラス面をできるだけ考えようということです。ところが、現実はマイナス面をプラス発想で考えられないのが普通。と船井さんは分析します。これをプラスに考えるクセをつけることが必要で、それには「世の中で起こることは、すべて必要、必然である」つまり、世の中の出来事は起こるべくして起きるもの。とこう考えることが一番よいといいます。物事を、素直に、たとえどんな不本意なことでも自分の中に受け入れてみる。長所を伸ばすにはこの考え方がどうしても必要なことだと説きます。ただ、人間は本能的に恐怖を避け、安全を確保するため不安や心配から逃れることも難しいという点も指摘します。その上でプラスの発想を車のギヤーのニュートラルにたとえて説明しています。________________________________________車にはギヤー部分には、かならずニュートラルがある。プラス発想とはこのニュートラルだと思えばよいといいます。もし、車にニュートラルがなければ、前進していた車をバックさせるだけで、ギヤーは壊れる。ニュートラル自体は、仕事はしないがそういう存在があるから、車は自在に操作できる。人生も同じで、様々な出来事を前進だ、後退だ、いい方向、悪い方向と見ないで、いったん、あるがままに受け入れてみる。ただ、「何でもかんでも、よいこととして受け止めよ」といっているのではないのです。仮に、悲しい出来事なら素直に受け入れ悲しむ。しかしそこでもう終わりだ、もうダメだとマイナスのとらえ方をせず、「この経験が将来に活きるはず」と思うことが大切といいます。 肯定的な受け止め方がプラス発想につながります。人の教育、指導に必要なプラス発想も、実は自分自身の人生にとって大切なものでもあるのです。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

人の教育、指導にはプラス発想がゼッタイ効果的！

船井幸雄さんの考え方をこのところお話していますが、理由の一つは非常にわかりやすいということです。一般的に、経営、自己啓発分野の書籍は専門用語が多く、やや理解できにくいときもたまにあります。実は、私もメルマガなどの配信の時には、なるべくわかりやすい表現で、と気をつけてはいますがなかなか出来ません。船井さんの書かれたものは、かみくだいて解りやすいので読者数も多いのが特徴です。その意味で、皆さんにもできるだけわかりやすく説明し、このブログを読んでよかったと、思ってもらえることが何よりの喜びです。さて、船井さんの考え方の特徴の一つをお話ししたいと思います。多くの人はなぜ、長所を伸ばそうとしないのか？と疑問をもちます。理由の一つに、人間というのはプラス発想よりも、マイナス発想に支配されやすいといいます。プラス発想とは「よいほうに考える」こと。例えば、財布の中に千円札が一枚入っているとき、「もう千円しかない」と思うのが、マイナス発想。　　「まだ千円もある」と思うのが、プラス発想。________________________________________事実は同じでも、考え方一つで全く違う感じになる。だから、どんなことでもプラス発想で考えたほうがよいといいます。船井さんの経営コンサルタントとしての長い経験から、伸びる人、成功する人は、ほぼ間違いなくプラス発想型の人間だそうです。（船井総研は、約5.000社以上の企業のコンサルタント契約の実績が　あるといわれています。よって船井さんの言葉は真実だと思います。）________________________________________お知らせ　　ホームページも是非ごらんください。http://heart-links.net/

人材教育と人間づくり＜PART3＞

そもそも、船井さんが人づくりに関心をもつようになったのは、数十年も前に、北海道大学に行った時「ボーイズ・ビー・アンビシャス」、（少年よ、大志を抱け）で有名なクラーク博士のことを知ってからのことだそうです。クラーク博士がここで教育者として携わったのは９か月という短期間でした。しかし、この短い時間で優秀な人財（人材）を輩出させた事実を知り船井さんは「人づくりにもコツ」があることに気がつきました。その「人づくりのコツ」を一年がかりで要点をまとめました。その結果ニューソート思想で成功哲学などの著者ナポレオン・ヒル、日本人では松下村塾の吉田松陰などの教育方法がクラーク博士と非常に似ていたというのです。この人づくりのコツを船井さんは本として何冊か刊行しています。特に船井さんは吉田松陰に注目しています。吉田松陰の人づくりの特徴は「長所を伸ばす」ことにあると見ます。長所だけを見て短所を見ないということではなく、長所をひたすら伸ばすことで、短所はカバーできるようになっているという考え方です。短所や欠点を直すことは、意味のないことではないが一般的に大多数の人にとっては、短所や欠点の修正は難しいものであるといいます。________________________________________船井さんは、まず、「人間には５つの特性がある」と指摘しています。（他の動物には絶対見られないすばらしい特性）１、使えば使うだけ、勉強すれば勉強するだけ頭がよくなる。２、知性と理性がある。したがって考えて行動できる。３、良心がある。４、ものをつくり出せる。５、すべての生物をリードできる、地球上に生息する究極の存在である。これらの５つの特性を基本として、人間が生きるべき道を経営者として船井さんは探求し世の中に広めていきます。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。　http://heart-links.net/

人材教育と人間づくり＜PART2＞

船井幸雄さんの、人財教育５つの要素をお話しましたが、次の段階があります。船井さんはこう続けています。第二段階として「人間性を高めること」。人はもともと使命・役割がある。これを自覚し行動するために人間性を高めることが大事。人間性を高める方法は何か？　答えは「与え好きの人間にすること」だそうです。「お金だけ」「今だけ」「自分だけ」の３つの「だけ」から「幸せ」「未来」「他人」も大事だという考えを強くもたせること。「もらい好き」ではなく「与え好き」の人になると自然に人間性が高まっていく。第三段階は「その人固有の長所を伸ばして天才にすること」が大事だと言われます。普通は長所を伸ばすという表現になりますが、船井さんは「長所を伸ばして天才にする」と言います。ここは、私にとっても非常にインパクトのある言葉でした。その人の長所を徹底的に伸ばしていくという考えには、「人を信じる」という強い信念を感じます。長所を見つけて、「認める」・「ほめる」・「伸ばす」このことで、その人は最大の能力を発揮するというのです。________________________________________まとめますと、５つの要素のクセづけでプラス思考の人間となり、人間性を高めて、固有の長所を伸ばす、この３つが「人財教育」の基本ということになります。________________________________________お知らせ　ホームページも是非ご覧下さい。http://heart-links.net/

知ってて得する心のしくみ

人が生きて、生活して行動するときあらゆる場面で心が動きます。いわゆる、「心理」です。現在、私は心理カウンセラーという立場で、月に何度か数社の企業に訪問し、社員の方あるいは経営者の方とお話する機会があります。これまでのブログでは、健康な体になるには、とか食生活のお話をしてきましたが、今日からは「心のしくみ＝心理」についてお伝えしていきます。企業を訪問し社員の方といろいろな話を含め、時には相談を受けています。会社内での人間関係や仕事上のストレスにはサポートが必要なケースもあります。悩みはためずに吐き出そう！　これが社員の方に接するときの私の基本スタイルです。________________________________________ケース：１　部下とのあいだに横たわる、微妙な関係。　Aさん（男性、４５歳）は課長です。部下であるBさんと表面上は、普通の会話をしますが本音の部分で今一つ、コミュニケーションがとれないのが悩み。Bさんの営業実績が低迷しているので、何とかしたいと思うＡ課長。ミーティングを数回やってはみたが、どうもしっくりこない。Bさんは性格がおとなしく、内向的。自分の意見をはっきりというA課長とは真逆。Bさんとの関係をよくしたいがどうすればよいか？と悩んでいる。________________________________________A課長から相談を受けた私は次のように、話しました。１、人は、それぞれ個性があり考え方も違う。相性もあり、こちらが　相手を思っても相手はわかってくれないのは当たり前。２、コミュニケーションとは、自分とは違う相手の個性、考え、意見を　認めて受け入れることから始まる。受け入れた後自分との違いを確認　しあうための、会話やことばのやりとりの中から生まれてくる。　そのうえで、「私はこう思うよ」と提言してみる。３、相手は部下、自分は上司という前提で考えないで、まず自分から相　　手に近づいてみる。相手の目線に立って考えてみる。________________________________________　A課長、こちらのアドバイスに理解を示してくれました。しばらく　このやり方で、Bさんと接してみますとのこと。　結果は、次回に聞かせてもらうことになっています。

脂肪とコレステロールを減らす食材とは！

チーズ３０グラムと牛乳１００ｃｃのカロリーが同じで、脂肪とコレステロールの含有量も同じである場合、チーズを食べた時が血液中の脂肪値は低くなるそうです。理由は、チーズは体を温めて脂肪の燃焼を促進する働きがある為とのこと。同じ栄養成分でも食材の特性によっては、体に及ぼす影響も変わります。チーズと牛乳の場合は体を温めるという点での違いですが、よく考えますと、食材の特性や特徴を知っておいたほうが健康の為によいようです。高脂血症は、血液中のコレステロールや中性脂肪が多い状態です。改善する働きのある食べ物として、こんにゃく・豆・玄米などの繊維食物がよいといわれます。これらの食材は、他の食べ物に含まれる脂肪が腸から血液に吸収されるのを阻止して、お通じを促進する作用があります。ほかに、リンゴやミカンなども食物繊維をふくんでいます。特にミカンは袋ごと食べると、この食物繊維をたくさん摂取できます。________________________________________食生活の改善はもちろんですが、体を温めることも大切です。ウォーキングがなかなかできない方には、スクワット運動も効果があります。スクワットは下半身の筋肉を刺激し、体温も上がり脂肪の燃焼を高めてくれます。

高血圧・低血圧の知識と改善法！

高血圧の原因にもいろいろありますが、塩分の取り過ぎが一因です。塩分が血液の中に吸収されると、水分がひきよせられる結果血液の水分が増えます。増量となった血液を送り出すためには、心臓がより大きな力が必要となり血圧を上げざるを得なくなります。また、血管内に中性脂肪、コレステロールが沈着し、血管自体が細くなりそのために、必要以上の送り出す力がかかり高血圧となります。さらに、加齢とともに下半身の筋肉が細くなり、血液が上半身にかたよるために血圧が上がります。塩分をひかえる、運動で脂肪を減らす、高年齢層の方は下半身の老化防止のためになるべく歩くことです。________________________________________低血圧は上の値が１００ｍｍｈｇ未満の方です。体温の低いことも特徴の一つで、体そのものの新陳代謝が弱いことです。血圧が低いために、体内のいたるところに血液が行き届かず、冷えしびれ、息切れなど臓器の本来の働きが低下してしまいます。まず、体を温めて血液の循環量を多くしましょう。食材は高血圧の方とは逆で、塩、みそなどを増やすことです。ただ、運動をして体をできるだけ動かし、汗を出すことも大切です。

アトピー性皮膚炎を改善するには！

原因がはっきりしないアトピー性皮膚炎を、日本の伝統的な和食で１万人以上の治療を行い、その内の８割の方を改善、解決した小児科医の永田良隆医師のお話をご紹介します。永田先生は山口県下関市立市民病院の小児科医師です。自宅でもできることを本として出版されています。「アトピーは和食で治せ！」KADOKAWAから刊行（864円）要約しますと、体の中から出るかゆみや湿疹の原因は何かというと体に入った余分なものを排出するときに起きる「体の防衛反応」であると言われます。先生は「下関療法」という名称で治療。食生活を重要視されます。アレルギー症状がなかった昭和30年代の前半当時の「和食」に戻すことだそうです。今の時代は植物油と動物性タンパク質の過食の時代と言われます。食べ物にはアレルギー反応を促進するオメガ６系脂肪酸。例えば、種実由来の油（菜種油、大豆油、コーン油）、肉類、卵など。他方、アレルギー反応を抑えるオメガ３系脂肪酸。例えば、緑黄野菜、シソ油、魚（特にサンマ、サバなどの青魚）など。があるそうです。またタンパク質は栄養の基本となる重要な栄養素ではありますが過食すると完全に消化、分解されないまま、ポリぺプチドというアミノ酸の塊となり、腸粘膜から血液中にとりこまれこれがアトピーのもとになるのだそうです。余ったポリペプチドは妊娠中なら胎盤から胎児へ、乳児は母乳から、小児は皮膚や気道に移行し、その後皮膚に吹き出してかゆみとなるのだそうです。運動などでカロリーを消費できればよいのですが、乳幼児期はそうはいきません。運動量の少ない乳幼児期は和食。成長して運動量が多くなって洋風食材を加えていくという考え方です。和食の基本は「野菜・根菜類・魚介類」洋食で多く使われるのは「牛乳・卵・肉・食物油」最後に、食事療法、食事制限は長続きはむずかしいことだが、「和食」の料理を作るというイメージで取り組めば、実践しやすくなるとのことです。

健康は体の中から！

肥満・便秘・貧血の改善法！

肥満解消の基本は、体を温め余分な水分を排出することです。人の体重の６割は水分です。本来出すべき、汗や尿を十分に排出することを心がけたいものです。以前、食材の色についてお話をしましたが今回は、太りにくい食べ物と太りやすい食べ物で分けてみましょう。◎太りにくい食べ物（赤・黒・橙）　玄米・ご飯・黒パン・日本酒・赤ワイン・黒ビール・紅茶　リンゴ・ブドウ・サクランボ・根菜類・和菓子・卵黄・チーズ　赤身の肉◎太りやすい食べ物（青・白・緑）　白パン・ウイスキー・ビール・白ワイン・緑茶・メロン・バナナ　パイナップル・葉菜類・洋菓子・卵白・牛乳・白身の肉これだけでも、知っておくと健康思考に役立ちます。次に便秘です。生野菜を食べることで食物繊維を補充するのが一般的ですが、大事なことは腸筋運動です。ちょっとした散歩や体を動かしてお腹を温めることがポイントです。女性の方で、冷え性や胃腸の弱い方は生野菜を食べることよりもお腹の筋肉を柔らかくすることが一番のようです。最後に貧血ですが、これは血液の成分がいくつかある中で、特定の成分が低下している状態です。ただ、低体温気味の方によく見られますので、先ほどお話した＜太りにくい食べ物＞をメインの食生活が改善方法の一つです。また、干しぶどう、ノリ、黒豆、小豆、ほうれん草、レバーやプルーンのような鉄分が多いものもよいでしょう。何よりいいのは運動すると、造血機能が活発化しますので軽く、体を動かす生活習慣を身につけましょう！

腰痛も下半身を温めましょう！

腰痛でお悩みの方は多いようですね。私も、以前の仕事が建設業で、現場周りで車を長時間運転することが多く、腰痛に悩まされていました。腰痛の大半は、下半身の力の低下。つまり下肢・腰の筋力の低下が原因です。年齢が高い方は自然の流れかもしれませんが、最近では若い世代にも腰痛になる人が増えているようです。これらの痛みの原因は「冷え」「水分（湿気）」が多いようです。腰痛のほかに、頭痛もそうですが雨の日や、どんより曇った湿気の多い日は起こりやすい、といわれるのもこのためです。こんな時の食事ですが、ゴボウ・ニンジン・レンコン・山芋・ネギ玉ねぎなどがよいといわれます。これらの食材は、人間の体の下半身に相当するもので、体を温めて痛みをとる効能もあります。中高年の方は、この根菜類を日頃から美味しく食べる習慣が健康維持の秘訣です。

冷え性は健康の敵！　少しの工夫で改善を！

最近は空調システムが整っているところも多く、夏でも冷え性で悩む人も多いようです。特に若い人は、シャワーだけで体を洗って済ませて、湯船に入ることが少ないため、低体温になり冷え性になるというケースもあります。多くの病気は「冷え」からくるとも言われます。肩こりや便秘、胃腸虚弱も冷え性が大きな原因です。漢方医学では、陽性食品・陰性食品ということを耳にします。陽性食品は「体を温める食品」・陰性食品は「体を冷やす食品」と考えればわかりやすいですね。例えば、根菜類・味噌・塩・醤油・肉・チーズなどは陽性食品。そして、キャベツ・レタス・牛乳・トマト・砂糖などは陰性食品。食材にこだわり過ぎることなく、バランスのある食生活が健康のもとと言えそうです。また、体温の約４割は筋肉から生み出されるそうです。運動で体を動かすことも大事です。

自分に合った、健康情報を知りましょう！

心と体の疲れは、ためずに早めにリフレッシュしましょう！できることから、簡単なことからスタートするのがコツです！

体温アップの生活習慣を！

これから秋を迎えます。季節の変わり目の時期ですが体温アップできる生活習慣をつけておくのも、健康の秘訣です。効果があり簡単なのは、入浴です。入浴の後に感じる爽快な感じは脳から「快感ホルモン」の分泌を高めてくれます。熱めのお風呂（42℃以上）は寝起きがよくない人、血圧の低い人に効果があります。反対に、ぬるめのお風呂（38~41℃）は血圧の高い人、ストレスの多い人、胃腸虚弱・食欲のない人に効果があります。また、腰から下の血液の流れをよくするには、半身浴が有効です。冷え性の方は、布袋にショウガや自然塩を包んでお風呂に入れるとさらに、効果的です。時間に余裕のある人は、下半身の運動で体温をアップしましょう！歩くのが一番です。もしくは、スクワット運動。無理のない程度で続けることが大切です。

体に必要な熱を作ってくれるのは食事！

健康な体を維持するには、体を温めてくれる食物をメインに食べるのが一番です。一般的に赤い、黒い、橙色の食物は体を温めてくれます。反対に青い、白い、緑色の食物は体を冷やします。注意したいのは、食べ過ぎです。食べた後は消化するために血液は胃や腸に集まるため、手・足、そして脳の血液が減り体温が下がります。多く食べた分、消化に必要な時間がかかり、低体温の状態が長く続きます。過食はやっぱり健康によくありません！先日、朝に飲む紅茶は体にいいというお話をしました。もともと、私たちの細胞は１００％近く糖分が必要です。抗酸化作用のある紅茶に、黒砂糖（またはハチミツ）を入れて飲むとよいです。できれば、ショウガを少し加えれば体が喜びます。ショウガは血液の流れを好くし、体を温めてくれます。

健康思考が快適な生活をもたらします！

体温と健康の関係

最近の日本人は体温が低いといわれています。特に、癌で亡くなる人が増えてきています。癌細胞が、最も増殖する人の体温は35.0℃とのこと。週に２回、私は肩・腰のストレッチをかねて近くの整骨院に通っています。この整骨院では、治療前と治療後に必ず体温を測ります。１０年近く通っていますが、今の体温は36.3℃～36.7℃前後。以前は、職場への出社が朝６：３０頃で退社が夜７:００の生活でした。１年前に、今の仕事を始めましたがそれまでは35.7℃～36.2℃という状況でした。この１年で生活習慣が改善されたことで体温が０．５℃ほど上がりました。人の死体の体温は２７℃以下です。３０．０℃で意識消失。３４．０℃は生命の回復ができるかどうかのきわどい体温。３５．０℃は、癌細胞が一番増殖。３５．５℃は自律神経などのバランスが不安定になりやすい体温。健康体は３６．５℃で免疫力が高まっている体温だそうです。健康管理をする上でも、自分の体温を測る習慣をつけることをおすすめします。

飲んでわかる、野菜ジュースの力！

カゴメ　野菜ジュース　野菜生活100 かぼすミックス 200ml×24本価格：2,150円（税込、送料別）野菜ジュース、本当は毎日の飲み続けることでじわじわ、効果が出てきます。ただ、飲まないよりは少しでも口に入れることを習慣にすると、だんだん飲めるようになり、いつのまにか飲みたくなります！