【言葉の威力の大きさを知る】
【言葉の威力の大きさを知る】 人の生活は、衣食住のほかに「言葉」で成り立っています。 言葉のやりとりによって、相手の心がどんなものかを理解し合い、喜びや悲し みの感情を通じて生活しています。 また、人から言われた言葉から影響を受けることもあります。 医療技術が発達していない時代の話です。 アフリカのある地域では、「バナナを食べると死んでしまう」という迷信があり ました。 すると、近くのシュバイツァー病院で、入院患者の一人が「さっきの病院食に はバナナが入っていたよ」聞かされ、次の日に亡くなってしまいました。 このように、言葉には人の命にまで影響を与えるほどの力があるのです。 ある心理学者によると、言葉には二つの種類があると言います。 一つは、日常生活で気持ちを表わす「感情の言葉」。 もう一つは、物事を考え整理したうえで表わす「意志の言葉」です。 このことを前提にすれば、人はこの「感情の言葉」と「意志の言葉」をうまく 使い分けながら生きていることになります。 ただ、何かの目的がありなすべきことを行動に移すときは、意志の言葉の働き があります。 この意志の言葉の力を、自分の夢を実現するために応用して成功した人はたく さん存在します。 たとえば、ゴルフの世界で有名なタイガー・ウッズがそうでした。 彼は8歳のとき、マスターズが白人だけの大会であることに疑問を抱き、自分 がその仕組みを絶対に変えてやるんだ、と思いました。 そして、その意思が「どんなことがあっても、マスターズで優勝してやる」と いう願望に変わったのです。 このように、言葉にはとてつもない威力があります。 この力はよいことであれ、悪いことであれ、どちらにも現れるものなのです。 感情の言葉でも、意志の言葉でも、人々が幸せになり自分も幸せになるような 使い方を習慣にしましょう。 (by ハートリンクス)