ちょっと気になるいい話。【茶道と人の生き方】
☆ちょっと気になるいい話。【茶道と人の生き方】昨年まで私が勤めていた会社の社長さんは、社員をとても大事にし、教育にも力を入れる人でした。数年前から、情操教育の一つとして「茶道」教室を行っています。社屋の一室を茶室に改造し、茶道の先生に来てもらいます。最初は女性社員だけでしたが、男性社員にも参加してもらおう、ということになりました。この茶道ですが、正座が基本スタイルでとにかく足の痛みには泣きました。回を重ねるごとに正座にも慣れてきましたが気持ちの余裕が少し出てきたある時、茶道の精神について先生からお話を伺いました。茶道は中国から伝わり、その精神は禅宗に由来するものだそうです。千利休さんが茶道の基を作りました。心得に「四規七則(しきしちそく)」というのがあります。「四規」は和敬清寂(わけいせいじゃく)をさし和:みんな仲良く敬:それぞれ敬いあう清:心を清らかに寂:どんなことにも動じないこころ「七則」は人と接する時の心構え1.心を込める。2.本質を見極める。3.季節感を大事にする。4.命を尊ぶ。5.ゆとりをもつ。6.柔らかな心を持つ7.互いに尊重しあう私は、七則の中で三つ。心を込める、ゆとりをもつ、柔らかな心を持つ。最低、これだけはやってみようと思っています。(とはいえ、なかなかできません!・・・・)