【家族を心配するのも愛情表現です】
【家族を心配するのも愛情表現です】 親が自分の子どものことを心配したり、また子が年老いた親のことを心配する のは人として当たり前のことです。 心配することも愛情の表現であり、お互いの思いを確認し合えるには一番よい 方法です。 ただ、自分の思い通りに束縛したい、あるいは相手の気持ちを考えずに、自分 の気持ちを一方的に押しつけるのは、本当の愛情とは言えません。 大事なのは、自分の気持ちを相手に押しつけない心配のあり方です。 相手のために、よかれと思って心配する気持ちが熱くなりすぎて、自分の気持 ちを押しつないように気をつかうことが大切なのです。 それは、心配というよりも「心配り」です。 よく、人間関係をよくするには、「目配り、気くばり、心配り」が大事だとも いわれます。 その意味では、この三つのことが相手の状態にうまく合致すれば、その関係は さらに深くなるでしょう。 さらに、もう一つ付け加えたいものがあります。 それは「言葉配り」です。 「目配り、気くばり、心配り」だけでは、どうしても相手にこちらの思いが伝 わらないこともあります。 そんなことがないように、相手が元気になったり、癒されたり、励まされるよ うな言葉を送ってあげることで、「目配り、気くばり、心配り」が完成される と思います。 どんな言葉を送ってあげようか、と考えると自然に相手の心情が理解できるよ うになります。 また、自分が誰かに言ってほしい言葉がどんなものかを想像してみるのです。 すると、その言葉を相手も求めているものなのです。 言葉配りでもある、思いやりの言葉で接する習慣を身につけましょう。 (by ハートリンクス)