【ストレスがあっても嘆かない】
【ストレスがあっても嘆かない】 幸福は、プライベートと仕事の調和があってこそ成り立つものです。 しかし、世の中で成功者として幸福を手にした人は、個人としての生活上のス トレスや仕事上のストレス、その他のストレスを乗り越えてきた人でもあるの です。 また、これらの人たちはなぜか必ず、目の前のストレスときちんと向き合って きました。 一般的に、プライベートで一番ストレスを強く感じる出来事は、配偶者を亡く すことだと言われています。 その環境ではない人でも、家族の死、離婚・夫婦の別居、失業、家族の病気、 子どもの教育など多くの出来事があります。 仕事のストレスも影響は大きいものです。 仕事の量や内容、配置転換、上司や部下との人間関係を含むものとして最近は パワハラ、セクハラなどのハラスメントがいたるところで生まれています。 もし、いま抱えているストレスがあるなら、自分のストレスはどんなものか、 を考えてみましょう。 それがストレスと向き合うスタートになるのです。 ただ大切なのは、「イヤなことがあるなぁ」と嘆かないことです。 もし、そんな気持ちになったら、嘆く前に「なぜ、そう感じるのか」を静かに 冷静に自分と対峙してみましょう。 短い時間でも構わないと思います。 自分と対峙するとは、自分と距離を置いて自分を眺めることです。 人は他人のことはよく見えるものですが、自分自身を見るということには慣れ ていません。 普段は、相手との会話でその人を評価したり、物事の判断をします。 しかし、自分のことは意外に理解できていないものなのです。 自分のことを、他人を見るような目で眺めることで、自分の存在がいかに大切 であるかが理解できるようになります。 すると、自分が抱えているストレスがどんな原因で生まれたのか、を知ること もできるのです。 このような思考習慣になると、自分の存在を肯定できるようになり、悩む自分 がここにいても別にいいではないか、人は悩んだり、不安になる生きものだ。 それでいいではないか、と自分に正直になれるのです。 弱い自分でも構わない、という気持ちは自己肯定感からやってきます。 まず、「ストレスがあっても、嘆く必要はない」と受け止めてみましょう。 そこから、「嘆いている自分はダメな自分だ」と思うことがなくなり、ストレス を成長の糧にできる自分になれるのです。 (by ハートリンクス)