【呼吸数5億回】
【呼吸数5億回】 ある動物生理学者のお話です。 大きな体のゾウ、それより小さいライオン、小さなネズミ……。 そして、人間。 すなわち、哺乳類という動物が一生の間に呼吸する回数は5億回 だそうです。 吸って、吐く、で呼吸一つと数えます。 ですからゾウのような、ゆっくりした呼吸をする動物は長生きする。 ネズミは、せかせか動いて短い呼吸ですから、そう長くは生きない そうです。 私たち人間はどうでしょう。 大体、1分間に12回ぐらいと言われているようです。 一時間で720回。一日だと17,280回。一年で6,307,200回。 この計算でいくと、5億回を使い切るまで79・274年。 大まかにいえば、80年という時間が計算できます。 もちろん学説ですから絶対ということではありません。 ただ、ゆっくりした呼吸をすれば、長生きできそうです。________________________________________ *肉体的な体を保つには、呼吸が必要ですが、同じように心にも 呼吸のようなものが必要です。 古代インドのヨガは、呼吸の方法も説いています。 仏教の禅でも、呼吸の仕方を教えています。 感情が乱れている時は、呼吸が早くなっています。 つまり、呼吸回数が多くなりますね。 「リラックスを吸って、ストレスを出す」 こういう気持ちで、ゆっくり、ゆったりと呼吸をすることも よいかも知れません。