学校は、何をするところか。いじめ・教育基本法に関連させて。
「死ぬまでに、ショパンの『幻想即興曲』が弾けるようになりたいです。どうしたらよいのでしょうか?」という質問をtea*rose先生のブログに書きました。そうしましたら、先生は、「いつも、ご指導をいただき本当にありがとうございます!幻想即興曲ですが、先生はどのように練習をなさってましたか!どんな風にやりにくかったですか!お聞かせいただいて、解決法をお伝えしたいと思います」と、返信を下さいました。僕は、「ソナタや『乙女の祈り』の中の左手一拍に、右手3つ、5つ、7つというのは、できるのですが、『幻想即興曲』のように、左手が3つで、右手が4つというのが出来ないので、悩んでいるのです。」と、返信を出しました。すると、tea*rose先生は、次のようなご指導のコメントを下さいました。「いつも大人の生徒さんには公倍数の目盛りで説明します。右手が4つ左手が3つでしたら、12こ目盛りのある線を書いて、右の弾くところにしるしをつけます。3目盛りずつになります。左も同じ線のところにしるしをつけます。こちらは4目盛りずつのところになります。始めが両手同時、その後は両手が少しずつずれることを視覚的に認識しながらリズム練習にうつります。1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,1,2,3,,,口(くち)ずさみながら1で両手でひざを叩き 2、3は口でカウントするだけ4で右5で左 6もカウントだけ7で右8もカウントだけ9が左10が右11、12をカウントだけまた1で両手・・・という風に繰り返していく体操をします。弾くときに、この通りのリズムを口で刻みながら楽譜どおりに弾き、徐々にテンポを上げていく、というのが一番いいかと思うのですが、実際にはそれでやると、普通程度の根性の生徒なら根をあげてしまいます。全体も見えなくなりますし。・・・ですから、弾くときにはよりアバウトな思考をもとにして、楽譜にしるしをつけながらやります。左が基準になって始まっているので左を基準にします。左のドソドミドソの部分に右の音符が弾くタイミングを書き込んでしまいます。右の音符から矢印を左の音符に対して引いてしまうのが分かりやすいですね。さほど細かくタイミングを測らずとも、速度をあげていくとうまくおさまります。感覚がつかめたら、今度は右4つ、左3つの塊の頭の音だけを弾いてリズムとテンポ感をつかみます。・・・3対2、4対3は、言葉で説明するのが難しくてすみません!レッスンではいつも歌ったり、踊ったりしながらやってしまいますが・・・。 先生が元もともとやってらっしゃったやり方ではないかなぁ、と心配でもありました。うまく伝え切れないのではないかなぁとも思ってます。実際にやってみて、また感じることなどあれば、どうぞお聞かせ下さいね。」この返信を戴きましてから、自分のピアノを弾く能力に関して、自身がもてました。僕の中に能力が無いから、弾け無いのかなという劣等感がありましたが、それが、消えました。これから、1年でも2年でもかけて、弾けるようなしたいです。1日1小節の暗譜でもいいです。電車のなでも何処でも、予習をして、楽譜を頭に入れます。そして、実際の練習です。やり方が分かったのですから。このご指導の中で、分かる・できるようになるには何が必要か、その事が読み取れました。それは、「理屈が分かり、実際やってみること」です。このことは、理屈と感性の統一といってよと思います。考えてみれば、学習って、みな、これなのですね。このことから、子どもが、逆上がりが出来ない出いる時の気持ちが、分かりました。算数が出来ない気持ちが分かりました。学校は、何をするところか、考えました。(これは、何度も、何度ものことですが・・・)先生方が、研究できる時間を保証して、いい教育が出来るようにすること、このも考えました。先生方は、勇気を出して、その事を訴えて欲しい事も考えました。今の教育基本法を大切にする事が、いい教育をすることであるとも考えました。(このシリーズ、続きます)本日のブログの内容を応援してくださる方は、下のマーク、ボッチとクリックをして戴けるとうれしいです。それを、次の参考にします。一日、1クリック、有効です。もう、1つ、あるのですが。人気blogランキングへ http://plaza.rakuten.co.jp/tearose/diary/200611130000/まだまだだなぁ・・・ (tea*rose先生のブログです)