読解の段階(理論文)・教課審の暗記・暗唱・(田村 利樹)
浅田・安藤らが、すばらいいスケートを見せてくれていますね。彼女等の努力・素質などが、実っているのですね。でも、ここまで到達したのは、ちゃんとした指導者の下で、一つ一つの段階を確実に歩んできたからではないでしょうか。さて、読解の段階です。昨日は、文学の指導段階についてふれました。本日は、説明文(理論文)の指導段階についてです。まず、4年生の子どもが書いた説明文をごらんください。4年生でも、説明文が、このように書けるのですね。* この説明文を書かせた指導は、最下欄に表示しいて置きます。 この説明文「『予定表』を書いて、為になった」、と言う主張が、まず、ありますね。次にその主張を裏付ける事実が、第一に・・・・・第二に・・・・・第三に・・・・・第四に・・・・・第五に・・・第六に・・・・とあり、まとめがあるという構成になっていますね。4年生の子どもが、これを書くことによって、説明文とは、どういうものかを学んだと思います。ですから、それは、これから説明文(理論文)を読む時、説明的な話を聞く時、する時にも役に立つと思いますね。けれど、ここまで到達させる為には、その段階を指導することが、必要なのですね。それがあれば、誰でも、このように書けるようになるのですね。その段階表を下で、ご紹介致します。始めに全体です。活字が小さくて、大変、読みにくいと思います。< 説明文を書くは、この読解指導と関連させると、面白いのですね。良く分かるからですね。この段階表の冒頭です。一人よみから入っていますね。ここでは、ことば・文から浮かんだことをつぶやかせていますね。それを教師が、模造紙に書き込んで、例示していますね。これで、つぶやきとは、どうすればいいのか、全体の子が、分かり、言えるようになるのですね。次は、書き込みの段階です。教材のわきに、はじめて分かった事。もっと知りたい。思ったこと。などを、書き込ませていますね。・・・・・・・・・・・そして、何がどうしたの文型に気づかせるようにしていますね。詳しくは、『埼玉児言研の段階表』をご覧下さい。1300円でお分けします。(送料とも)* このような指導がありますから、教課審が強調する暗唱・暗記の指導なんて、僕等は、考えたこともありません。また、やっている暇は、ないですね。そのようなことは、素人でも、言えることではないでしょうか。多くの方に読んでいただきたので、ランキングに参加しています。下のマークの応援クリックして下さると、うれしいです。1日1回、有効です。 January 30, 2006 理論文(説明文)を書く指導 は、「聞く」の指導と関連させて January 31, 2006 理論文(説明文)を書く指導 は、[読解」「聞く」「話す」の指導と関連させて July 21, 2006 説明文と文学文の読み方・書き方の違い(2)