声を上げる
「・・・今、教師に求められていることは、自分達にとって何が必要なのか具体的な声を上げることなのだと思います。『だまりは』をきめていては、いけません。・・・・」と、言っているのは、片山 善博氏(中央教育審議会臨時委員・慶応大学教授)です。(日本教育新聞・07・11・26)中央教育審議会・教育課程審議会というと、三浦朱門氏(教育課程審議会会長を歴任)(ペンネームの「朱門」は、母校である東京大学の赤門とキリスト教の聖人シモン・ペテロにちなんでいる。本名同じ。なお、朱門は古語で女性器を意味している。2000年7月、ジャーナリストの斎藤貴男に、新自由主義的な発想から「ゆとり教育」の本旨は“100人に2~3人でもいい、必ずいる筈”のエリートを見つけ伸ばす為の「選民教育」である事を明言(「出来ん者は出来んままで結構、エリート以外は実直な精神だけ持っててくれればいい」「限りなくできない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです」「魚屋の息子が官僚になるようなことがあれば不幸になる」など)、物議を醸す。[1]教育課程審議会においてゆとり教育について「私は今まで数学が私の人生に役立ったことは無く、大多数の国民もそうだろう。」と発言。ゆとり教育を推進する当時の文部事務次官の意向に沿った発言を行ない、以後のゆとり教育を加速させた。彼らはその後の理科系大学生の著しい学力低下の責任を全く表明していない。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)ゆとり教育」の旗を振った 寺脇研氏などが、浮かび上がってきます。* 寺脇研氏については、書きのようなコメントを戴きました。ゆとり教育の被害者として。 高2女子さん 日本の子供の学力低下を招いた「ゆとり教育」の旗を振った 寺脇研氏(55)は昨年十一月、文部科学省を退官し、 コリア国際学園(KIS)の理事に就任した。 KISは来年四月、在日朝鮮人の子弟を主な対象として、大阪府 茨木市に中高一貫校として開校する。朝鮮学校や民団系の民族学校は偏向した民族教育が嫌がられて 生徒数が激減し、新しい民族教育をする学校が待望されている。 大学現役合格を目指すという。 カリキュラムは土曜も休まず、 中学校で年間1400時間の授業数は、学習指導要領の定め る、980時間より400時間も多い。 寺脇氏の唱える「ゆとり教育」とは正反対だ。 コリア国際学園カリキュラム 1単位50分 週6日(土曜授業実施) 週39時間 年1400時間 (ソースはこちら) http://kakutatakaheri.blog73.fc2.com/blog-entry-771.html 高校生や子供はこうやって、大人に絶望していくんですな。『正当な教育を受ける権利』というのはないんですね、この国には。(November 28, 2007 22:21:26) ・・・・・・・・・・・ところが、片山 善博氏のような方もいるのですね。片山氏の主張を続けます。「教育行政について、校長クラスが意見を聞いてもらえることはあります。職員団体も主張を訴えます。しかし、一人一人の教員が今、何を必要としているのか、学校外部の社会に声が届いているとは思えません。『忙しい』と嘆くだけではなく、何がかけているのか、何が必要なのか、自分自身を見つめなおし、もっと、声をあげてよいのではないでしょうか。・・・・・・」と、発言されています。けれど、そのようなことを言ってる暇はない、と反論されるかもしれません。学力テストのことで、話題になっている足立区では、現職教員が、年に5人ほどなくなっているというのですから。でも、最近のTV、以前の教師攻撃、一辺倒から、「多くの先生は、頑張っていますよね・・・・・・」などと、言うようになりましたね。昨日、次のようなコメントを戴きましたよ。少しずつ、前に進んでいるのでしょうか。学力テストの点数を上げるために機械的漢字ドリルが、導入されている状況の中で、そのようなものではないものをと、考えて、作ってきたものとしては、うれしいです。 ・・・・・・・・・・・我が子の宿題が Haru17さん 毎日算数半分、漢字半分のプリントを持って帰るんですが、漢字の部分、この記事の「漢字の力」なんです!!!一年生で息子に買っていたのですが、二年生になって宿題に出たとき、本人も喜びましたが、私がもっと喜びました!そして、漢字の成り立ちのところ、自然に読んでいるんですよ。とても楽しそうです。今日は、自分の名前の中の一字だったので、とても張り切ってました。文作りも、毎日「面白くしよう」としています。一日一字、声に出して読みながら、丁寧にやっています。いつもありがとうございます。(November 28, 2007 23:20:28) ・・・・・・・・・・・・ランキングに参加しています。下のマークの応援クリックして下さると、うれしいです。1日1回、有効です。 * 僕らの研究で、漢字指導について、次の本にまとめました。* こちらは、1字・1字の指導の練習帖です。1セット5過程に基づいた展開になっています。1~6年生まで揃っています。