読み聞かせと読解力と人間形成 (3)かな・漢字指導との関連
孫が、3回目のお泊りに来ました。家に入るなり、「おばあちゃんは、いないの?」と、2人の孫。おばあちゃんの方が、何かと孫の目線で、対応してくれるから、そう言うのかなと、分析。「おばあちゃんは、朗読の指導で、お仕事なの」孫、「おばあちゃんは、いつも、お仕事で、忙しいのだね。」(来るくるたびに、居ないので。土曜日は指導の日。)庭に出て、葡萄の取り残しを取ったり、きんかんガ色づき始めたのを取ったりして、きんかんは、水道で洗って食う。お兄ちゃん(小1・男)は、5個ほど食うが、弟(4歳・男)は、食わない。二郎柿が、いっぱいなっているが、みむきもしない。聞いてみると、嫌いだという。隣の93歳のおばあちゃんに、この子達のお父さんが、お世話になり、又、孫も可愛がっていただくので、お土産をもってご挨拶。おばあちゃんが喜んでくださる。家に入る。小1の孫(T)は、早速、「宿題をしなくっちゃあ』といって、『かんじスキル』と、練習ノートをリュックから出して、テーブルの上に持って来る。「ああ、鉛筆わすれちゃったあ」というので、鉛筆と消しゴムを貸してあげる。Tは、「自分から宿題しなくっちゃあ」と言って、やる気になっているので、担任の先生の言う事を聞いているのだなあと、判断。一安心。もし、担任の先生の言う事を聞いていなかったら、宿題をやるはずがないから。担任の先生の話を聞く、これは、大切な事ですよね。一日、4~5時間、担任の先生を中心に回っているわけですから、もし、聞かなかったら、その時間、空回りをしていることになるわですよね。それに、学校に行くという気がなくなりますからね。さて、宿題は、漢字の復習。新出漢字10題のドリルです。先ず、あさひの、「日」の書きです。燃えるほうの「火」を書いています。おじいちゃん(J)「あさひの『日』は、おひさまの『日』だから、それでいいの?その『火』は、どういう意味の『火』?」T「燃える『火』」J「これは、おひさまの『ひ』だよ」J「じゃあ、なおそう」T 直す。次は、「雨」これは、すんなり、書ける。画数が多くても、子どもの生活に出てくる漢字は、記憶しているのでね。ただ、画数の数え方の間違い。3画目を一画として、数えられないで、どうしても、さん、しい、ごう、と、3画に、数えてしまう。J「カタカナの『カ』のはじめは、いくつで、書いたっけ?」T 自信がない。J 「これは,1画でかくのだよ。」といって、練習をさせる。始めは、どうしても、1画数えで、書けない。3画で数える。5回ほど、練習をする。次は、空。これは、ラクに出来る。かっこういい字を書いたので、「かっこいいね」と言うと、うれしそうにほほえむ。今までは、おじちゃんの注意と指導のみ。ややおされ気味。これじゃあ、勉強嫌いの養成所ですね。この微笑こそ、人格形成なんですね。教育基本法・憲法に「人格の完成」とあります。公務員は、これに従う義務があります。漢字指導の中にも、これって生きているのですよね。微笑み、その中に、自分への自信が作られるのでよね。その繰り返しの中で、自己肯定感を持った子が、育つのですよね。今、自己肯定感を持たせる事が大切と言われていますが、1時間、1時間の授業の中でも、それを育てる教育もが大事ではないでしょうか。だって、子どもは、毎日、それの中に居るのですから。子どもの非行、この視点からも検討してみる必要がありそうですが。つぎは、「がっこう」の「校」、これも、できた。つぎは、「じてんしゃ」の「しゃ」。これも通過。つぎは、「むし」これもできた。虫ガ好きで、来ると、バッタやカマキリを探していた。次は、「はなび」の「ひ」かけるのだが、4画目の右はらいができていない。カタカナの時、左はらいをしっかりやっておけば、できたはず。ここでも、指導した。ちゃんとできた。次は、「でる」これも書けた。次は、「はやい」これは、十の書き順がだめ。縦棒を先に書いてしまう。くせになっていて、これを直すのに5回ほど練習。横棒が先、縦棒が後、ということは、カタカナ指導で、やれば、ここに転用できるはず。つぎは、「ただしい」これは、できた。ここまで、約、1時間。Tは、あくびを始める。「焼肉を焼いて、夕ご飯を食べよう」といって、おじいちゃん特性のたれで、豚肉を焼く。2人の孫の良く食べる事。宿題も真剣にして済ませてしまったので、せいせいした気分のよう。食べていると、おばあちゃんの帰宅。「ああ、おあばちゃんだ」といって、孫、ほっとした様子。家族を大切にした子どもに育っていると分析。小松菜の汁。「嫌」といって、食わない。おばあちゃん、仲間からりんごのおすそ分け、2つ。おばあちゃん(B)B「野菜食べないと、りんごあげないわよ。お肉をたべてのだから、野菜は、たくさんたべないとね。」と言われると、いそいで食べ始める。これが、宿題、夕食までの一端でした。 **************** ・・・・・・・・・・・・・・・・* 実は、これを書く気持ちになったのには、次の背景が、あったのでした。、今は、孫は、すやすや、寝ています。Re:漢字学習について 今日9729さん ☆haruka2000☆さん>改めて読ませていただいたのですが、学校では、新出漢字の意味の指導というのは、あまりされていないのでしょうか?>新出漢字が出てきたときに、その言葉が持っている意味がわかっていれば、熟語となって出てきても、意味を類推しやすくなりますよね?>読み落としがあったら、申し訳ありません。>いつも、質問ばかりですみません。-----* 一般から見れば、不思議な事だらけでしょうね。このことも、丁寧にブログの方で書かせていただきますね。質問、あった方が、書きやすいので、どんなことでも、質問をいただけるとあり難いです。読み聞かせにつきましては、☆haruka2000☆さんのご質問がきっかけで、かなり深まりましたね。有難う御座います。 ・・・・・・・・・・・・・December 2, 2005カタカナその後 [ 息子のこと ] 今日さんからアドバイスをいただき、カタカナの学習を始めた息子。その後はというと、漢字の筆順の間違いが大幅に減った。効果抜群。やはり、何事も基礎が大事ということだ。 はるかのつぶやき ::: なお、カタカナ指導については、下記の『たのしく学ぼう漢字』で、紺屋冨夫さんが、35年の実践をもとにていねいに記述しています。;;; ・・・・・・・・・・・・・・・・ ****************ランキングに参加しています。よろしかったらくりっくをお願いします。下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。「1セット5過程」について触れ、文作りの実践も載せています。しかし、まだまだ、十分とはいえません。皆さんで、豊かにして欲しいです。絵をクリックしますと、本の概略が分かります。そして、楽天での購入の仕方も分かります。読み聞かせと読解力・人間形成読解力と学力問題教育改革諸委員会には現場人の選出を