○ 食器棚の重い重いガラス戸を、アクリルに替える
♪ ひょいひょいと春は「お足」も浮かれおり開花の声に駆け足となる 「お足」はお金の事です‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 息子の家に運んだ食器棚のガラス戸が4㎜もあるもので、重いし地震や何かで割れるのも怖い。移動の時に縁が欠けたこともあって、アクリルに替えようかと思っている。3㎜厚でもいいかも知れないので、併せて調べている。 サイズが114㎝×77㎝ほどあり、110㎝までしか扱っていないところも多く、有ってもカットは出来ないとか言う。所定の寸法にカットしてもらい、引手と戸車を付けるための穴を空ける必要もあって、それを込みで値段を出してもらう必要がある。アクリル板そのものがかなり高いようだ。 このサイズの板の重さは、比重が1.2なので(1.2×1.14×0.77×4=4.21)4㎏と少しある。2枚で8㎏あるわけだ。(これがガラスだと、比重が2.5もあるので1枚で8.7㎏にもなる。)因みに3㎜厚なら3.1㎏ほどだ。割れ難くさ、加工のし易さから言うと塩ビ板の方が良いようだが、その必要はなさそうだ。 アクリルなどのプラスチック加工の専門会社に見積もりを出してもらったところ、3㎜の穴を6個空けて3㎜厚だと7,390円、4㎜厚だと9,500円と出してきた。う~ん、けっこう高いねぇ。 近所の大きな金物屋にアクリル板を扱っているか問い合わせると、注文で入るという。それで大方の見積もりを業者に聞いてもらったところ、4㎜厚で7,250円というかなり低めの数字が帰って来た。穴あけの加工は入っていないけど、そんなには変らないだろう。 この際ついでに、近所の(割と大きな)ガラス店に4㎜厚のガラスを1㎝ほど切り落とす加工をしてくれるか聞いてみた。ワンカット500円で出来るという。しかし、欠けたところに見えないクラックが入っている場合があり、そこから亀裂が入って割れるリスクがあるという。その時は「ごめんなさい」だとか。 息子はもうガラスは使わないと言うし、割れる恐れを心配しながら9㎏近い重さのガラス2枚を移動させるのも面倒なことだ。この情報は生かされないが、OKだ。 ネットに、120㎝×80㎝×4㎜厚のガラス板が、8,640円で出ていた。アクリル板とそう変わらないんだねぇ。2㎜のパラグラス-メタクリル樹脂板(クラレ) ネットで買って、重さを考えると送料もかなりかかるだろう。この近所の金物店に頼むのが一番よさそうだ。アクリルは製法の違いやメーカーによって品質に幅があり、クラレなどのメーカー品は当然高い。品質が悪く安い品もあるので、出してきた値段の品がどの程度のものかは分からないが、まあ、食器棚の戸を品質がどうこうと言うこともないだろう。 プラゴミが問題になっているけど、プラスチックは生活の隅々まで浸食している。どこを見てもプラスチックのオンパレードだ。コンビニのプラスプーンを有料にした所で、ほとんど意味がない。小泉環境相をパフォーマンスとか、やってる感を出しているだけだと、厳しい意見が出ていて同感するものの、ここまで浸透しているものを無くすのは至難の業だ。行き場を失うプラスチックマレーシアのプラスチックごみ処理施設に、輸入プラスチックの津波が押し寄せている。 私も、こうしてプラスチックの板を買おうとしているわけだし、安く済むという最も大きな利点を捨てることなどそう簡単に出来るはずもない。代替品が出来るまでは、緩やかに減量して行くしかないのでしょう。 今は、不法投棄だけは「厳罰で臨む」ことしか仕方がない?・・・。