楽しいことだけ考えて
♪ つか間に灯台の霧晴れゆきて見え隠れする沖の白波 生かされている人生も、そろそろ大詰めとなってきました。 これから充実した時を過ごそうと思っても視界がスカッと晴れることもなく、暗雲が立ち込めているのが現実です。 たまに霧が晴れたと思っても、灯台が照らすそこに見えるのは白波が立つ漠とした海が広がっているばかり。 遠くても灯台の灯りがあると思えるだけでも幸せな事なのかも知れません。 その灯りを頼りに進むべき方向へ地道に進んで行くしかない。 人と比べるのではなく、自分のための自分にしか出来ないことを自分のペースでやっていくこと。 あの「おくりびと」は英題が「Departure」でした。 死出の旅立ちという意味ですが、自分の残された人生の「旅立ち」と捉えた人も多いのではないでしょうか。 誰にも死は訪れますが、一人だけで逝くというのは死ぬ時だけのことではなく、生きている間も所詮は一人です。三面大黒天 はがき 垣間見せてくれる灯台の灯りを拠り所に、「楽しいことだけ考えて」生きていければいいのかな~と思っている。