■ 国産のジン
♪ 線路保守に真夜の安眠奪われて始発が走る熱帯夜明け 昨夜も熱帯夜だったのは言うまでもないが、深夜に名鉄が保線工事。枕木の砂利の交換をしていたらしく、機械と砂利がガーガー、ギャラギャラと音を競って喧しいこと。一たびその音が耳に入ってしまうと、もうどうしようもない。 日中も当然ながら暑かったのでクーラーを点け、本を読み始めた。ふと、前日買って来たばかりの国産のジンを思い出した。どんな味なのか急に飲んでみたくなった。1,395円 これ幸いに炭酸水がセットになっている。サントリーが作った。日本の和素材(柚子・緑茶・生姜)を使用した、清々しく香る、爽やかな味わいのジャパニーズジンとある。 煎茶で割ったり、ジンソーダに柚子果汁を加えたり、下ろしショウガを加えたりする飲み方を紹介している。 とりあえずはソーダで割って飲んでみる。ジン・ライムなんかが好きで、昔はよく飲んでいたが、ジントニックを飲むことはあまりなかった。肝心のジンの味が分からないからだ。氷が融けて味が薄まるのも嫌。やっぱりオンザロックが良い。 ボンベイサファイヤが好きで、飲むならこれが一番。その思いから、国産のを飲んでみたいと思っていた。この「翠」はほのかに柚子の香りがするものの、ボンベイサファイヤの味には遠く及ばない(世界各国から厳選して集められた10種類のボタニカルを使用)。 国産ジンは他にもたくさん出ている。 季の美 京都ドライジン(4,950円) 六(サントリー)(4,090円) ウヰルキンソン・ジン(ニッカ)(744円) ドライジン エクストラ(サントリー)(1,060円) SAKURAO GIN ORIGINAL 桜尾(2,020円) まさひろオキナワジン レシピ01(2,941円) NIKKA COFFEY GIN(3,921円) KOZUE-槙(2,970円) よきつき 令月(4,170円) 香の雫(養命酒)(2,200円) 鍛高譚ジン(合同酒精)(3,378円) 油津吟(ゆずぎん京屋酒造)(4,895円) ジン 9148(北海道自由ウヰスキー)(5,215円) 和美人(本坊酒造)(3,958円) 赤鳥居オリジナル(光武酒造場)(1,980円) 香立-KODACHI(中野BC)(2,970円) 北海道クラフトジン 北水鐘(合同酒精)(4,360円) 樹々(JUJU) PLUM BLOSSOM(濱田酒造)(2,216円) 愛知クラフトジン キヨス(清洲桜醸造)(2,255円) KOMASAGIN 桜島小みかん(小正醸造)(3,368円) プレミアムクラフト和GIN(明利酒類)(3,850円) etc 黒文字は後から追加したもの いやはや、雨後の筍のように登場したジン。それぞれ製法に個性を持たせてあるようで、飲んでみないとどれがいいのか分からない。ニッカの「ウヰルキンソン・ジン」なんか、この値段でボンベイサファイヤと同じようにボタニカルを10種類使用しているという。値段が値段なので二の足を踏むが、飲んでみたい気もする。 ジンの製法を解説しているサイトはいくつかありますが、日本のジンカルチャーを盛り上げるべく、様々な角度からジンの魅力を発信するメディアと自負している「CRAFTGIN.JP」をご覧ください。◇ それで、昨夜の話に戻る。冷たいスピリットをしっかり飲んでいたため、TVの前でうたた寝。カミさんが「ゴキブリが出た~!」と叫んだらしい声も知らず。シャワーを浴びオンザロックを一杯飲んで、改めてベッドに移動して寝た。1時間ほど眠ったらしい。途中からあの騒音が・・。暑かったし、1階に下りて寝ることに。 踏切の辺りで工事をしているのが見える。家からは最短距離になる。余計に喧しさを感じたが深夜では起きるわけにもいかない。 その内、3時ごろになってようやく静かになった。静かさが却って強調された感じで、シーーーーーーーンという無音の音が耳の中にこだましている。いつの間にか眠ったらしい。 5時半過ぎに目が覚めた。この日も日中は地獄の猛暑だ、朝のうちにウォーキングに行ってしまおう。 パークロードを南進していると、向こうから若い男が走って来る。先日、家の斜め前の土地を購入したと話していたあの彼だ。梅が丘に住んでいて、毎朝、6時から8時頃にジョギングしていると聞いていた。 こっちもウォーキングでパークロードまで行くと話をしていた矢先の事。 一瞬立ち止まり、指を立て、顔を見合わせた。「やっぱり遇った」。先方はスポーツ刈りで帽子もかぶっていないのですぐわかったが、こっちはいつもと違う格好をしている。 * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。