★☆ 万博はその後どうなってる? 進捗状況は?
♪ おもむろに鳴き出している法師蝉徒爾の万博尽く尽く防止カジノ側(北)からの様子向こうに見えるクレーンの林立する場所が「カジノを含む統合型リゾート施設」30年秋ごろの開業を目指している。 進捗状況は芳しくない。2か月前とさほど変化がないように見える。 大阪万博は2400万人の入場者を見込んでいて入場券の販売目標2300万枚と試算。そのうち6割の1400万人が前売りを買うと見込んでいる。そのうち、300万枚を関西経済連合会(関経連)へ副会長を輩出している16社に割り当て、販売数の確保をもくろんでいた。(700万枚ほどを経済界の購入を当て込んでいる。) 1枚6000円、1社15万~20万枚となり、13億5千万~18億円ともなれば簡単な数字ではない。 6月19日の段階で280万枚で2割にとどまり、7月3日時点での販売は318万枚にとどまっている。 6月27日に開かれた理事会では、建設の遅れが指摘される海外パビリオンを巡って、日本側が新たに50億~76億円を負担することを決めた。9月に、パビリオン関係で当初見込んでいなかった費用が生じたとして、52億~62億円を計上することが判明。 130億円の予備費の半分近くを使う可能性があり、今後のコスト増によっては予備費で賄えなくなるおそれも出てきているという。協会はタイプXの25棟分の資材の確保と設計を大手ゼネコンに頼んだが、参加国の意向を聞き、9棟に減らした。そのため、先行した設計費と16棟分の資材のキャンセル代が約4億円発生している。 次々に追加費用が発生している。今さら止めるわけにもいかないこのツケを、払うのは国民の血税だ。 そうでなくとも火の車の台所の日本。 東京オリンピックの総括もされないまま、粛々と税金が土砂災害の前触れの漏水のように流れ出ている。★過去のブログ「万博が頓挫しかける ゆで蛙」(2023.07.01)「ドブに金を捨てるようなイベント」(2023.12.28) 前売り券は、スマホで使う電子チケットのみで、来場日時の予約が欠かせない。万博会場が大阪湾に浮かぶ人工島で、会場アクセスに制約があり、来場者が特定の日時に集中しないようにつくったしくみだ。 売れ行きに伸び悩み、新たに10月から全国のコンビニで紙の前売りチケットを販売することを決め、てこ入れを図るのだという。一部で予約なしの来場もできるようにすることにするらしい。 ただし、電子チケットを原則とする方針は変えない。 紙チケットは個人客をターゲットにしており、約200万枚の販売を想定した場合、システム改修などで21億円の追加費用が生じる。1160億円の運営費の枠内で収める方針だとか。 すべての計画が金のかかるものになっている。あたかも最初から金を注ぎ込むことが目的じゃないかとさえ思う設計・計画だ。無尽蔵に国債を発行して賄うことが基準になっている。 大義名分を創り上げて戦争をしたが、るどこぞの国家指導者にどこか似ている。