★ 被災地に無情な寒風と雪。毎年のように災害に遇う日本。
♪ 被災地に雪を降らせる地震(ない)の国弓なすままに悼み静まる きょうは、北海道は雪や風が強く、大荒れの天気。東北も日本海側は雪で、太平洋側も午後は雪の降る所がありそう。 北陸は雪が降り、大雪の所がある見込み。関東から近畿は晴れるが、夕方以降に雪や雨の降る所がありそう。中国地方や四国、九州は、午後を中心に雪のエリアが広がり、平地も大雪や積雪の恐れがある(気象協会)。 今日23日から明後日25日にかけて、北陸でも大雪のおそれ。能登半島地震の被災地で損傷を受けた家屋などは積雪の重みによる倒壊に注意が必要です。また風が強まり、波が高くなる。 被災地は寒さ対策もままならないようです。身を寄せ合ってなんとか凌いでほしいと願うばかりです。 そして明日は全国的に一段と冷え込み、寒気の中にすっぽり包まれてしまう。雪の降るエリアも拡大しそう。 今朝早くにウォーキングに出ようと思っていたが、いっそのこと明日の雪の降る中を歩こうと、急きょ変更した。 関野吉晴の対談集を読んでいると、途轍もないことを経験している話ばかり。ー40℃という寒さの桁が違う、日本版グレートジャーニー。アムール川の源流から間宮海峡までカヤックと自転車で移動。それから氷結した間宮海峡を徒歩で横断しサハリンに入る。そして南下して宗谷海峡へと、この過酷な旅が、日本にいるよりずっと楽しいといのだから恐れ入る。気象協会 共通して雪が降るのは12時から15時だ。13~14時が良さそうだ。 植村直己を尊敬し、高倉健を私淑している私は、共通の血がというより “似たような血が流れている” と思っている。単独で嬉々として、人間の根源に触れるような旅や冒険(危険を冒すことではない)をしているこれらの人の話を聞くと、心が騒いでくる。 生きものとしての真のあり方とは何かを思う。 安住の地でぬくぬくとした日々に鉄槌を喰わせられたような気分にもなる。体力的にも精神的にもとても及ばない身としては、寒風の吹く中を10㎞程度歩くのが関の山だ。河口湖からの富士山 23日6時40分ごろ 防寒対策をしていれば全く寒くない。こんなウォーキングをしてきたあとは身体かポカポカして、心までが満たされた気分になれる。 冬の北海道に行ってみたい。7月まるまる一か月居たことがあるが、冬の北海道は未経験だ。