◎ 守るべきものは守って、その先はケ・セラ・セラ・・
♪ 手放してはならぬものあり隠棲に声は聞こえずにいにいぜみの‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ランキングに参加してみました 一週間で答えを出してほしい、と言われた「家を売る話」は立ち消えになりそうだ。 隣家のオーナーがまたもやゴネて、契約がペンディングになっているらしい。一度は決めた話を、気が変わったと言っておじゃんにしてしまった前例がある。古い家で価値があるという意識と、大地主だった昔のプライドが邪魔をしているのかと思っていた。 それが、どうやら少し痴呆の気があるらしく、妙な言動で困っているという。前回のことを踏まえて念書を書いてもらっているが、そこに記されている顧客に執拗に電話をかけるのだという。その内容は分からないが、かなり迷惑なものらしく、こんな人と売買契約して大丈夫かな、と不安になって腰が引けているという。 我が家を同時に購入してもらう話も、まったく進展しないらしいのだ。 代替の中古住宅を探してみたりしたが、そうそう都合のいい物件は見つからない。立地の良さ、静かな環境、家の広さ、ピアノや染色の設備、猫のことなど、今あるものの殆どを諦めなくてはならない。 隣家の売買が成立しなければ家も屋敷も残るし、アパートが建つこともない。もう引っ越すのを止めようかと思っていたので、好都合だ。猛暑の中で引っ越し作業なんてまっぴらだし、せっかい育てていた植木もパーになる。今までどおり、Whatever Will Be, Will Be Que Sera, Seraで・・・ 隣家は、道路に面していないので単独では売りにくい。もし、顧客が三筆のうち隣家を外して二筆だけでいいとなれば、もう絶対に売れない。わが家共々廃屋となって、庭の草木は伸び放題でジャングルと化すに違いない。 先の先に、廃屋を放置することになれば、市が撤去してその費用の請求が息子にいくだろう。その費用を用意しておけば・・。 名古屋中区錦三丁目に広大な敷地を所有していた資産家で、立派な業績を持つ今年86歳になるお方。長男が会社を継いで「あしぴた」という商品を販売している。弟さんが交渉の窓口になっていた様だが、長男だって売ってしまいたいだろう。 顧客が念書を盾に食い下がるのと同時に、弟さんや長男が話を進めていくのだろう。話がまとまったとしても、御破算になっても、もう関知しない事に。 メタンハイドレートのように埋まっていた大事、小事の諸々が、気泡となって浮上してきて、落ち着かない一週間だった。 長男のお嫁さんが、“物件を探している間、一緒に生活してもいいよ” と優しいことを言ってくれたのが嬉しかった。お帰りの際にポチっと クリックお願いします