一念の転換
生命が広宣流布の使命に燃えるとき、苦悩の闇は消え去る。現実は昨日と同じであっても、境涯を変え、わが世界を変えるのだ。【新・人間革命 虹の舞29】(06・10・05付) ◇難を受けることこそ、正しき仏法を正しく実践していける証拠である。そして、難を乗り越えてこそ、金剛不壊の成仏の大境涯を開いていくことができる。だからこそ、大聖人は、「三障四魔と申す障りいでたれば賢者はよろこび愚者は退く」(御書1091p)「大難来たりなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし」(同1448p)と教えられておられる。これが、日蓮仏法の精髄であり、学会精神の真髄である。戸田先生は、苦難と戦う同志を心から励まされた。「大聖人の仏法は、逆境にある人が、幸せになる宗教なのだ。苦難にあった人ほど、それを乗り越えたとき、すごい力が出るのだ。その人こそが、本当に不幸な人々の味方になれるのだよ」学会精神が燃えているかぎり、我らの広宣流布の前進に行き詰まりは絶対にない。「師子王の如くなる心もてる者必ず仏になるべし」(同957p)師子として立て!これが大聖人の教えである。これからも、いよいよ「師子王の心」で、あらゆる難を乗り越え、勝ち超えてまいりたい。【海外・第2総東京代表協議会】(03・02・13付)