誓願の祈りが幸福を開く
誓願の祈りが幸福を開く朗々と題目を唱える時、わが胸中に太陽が昇る。力があふれる。慈愛がわく。歓喜が燃える。智慧が輝く。諸仏・諸天がいっせいに動き始める。「仏法は勝負」である。「人生も勝負」である。その勝利を決める一番の根本は唱題である。 唱題に徹すれば、無量の功徳に包まれる。たとえ今、苦境にあっても、なにも恐れる必要はない。唱題こそ、幸福への大直道なのだ。 妙法の祈りとは、「誓願」である。もっとも強靭な精神の力だ。祈が心に満ち満ちているところ、いかなる臆病も、あきらめも、弱音も、入りこむ隙などない。祈とは、「必ず成し遂げる!」という信念である。「絶対に負けない!」という確信である。自分には無理だという不信の壁を打ち破り、「断じて戦い勝つ!」という究極の勇気なのだ。 願が叶うかどうかは、どこまでも自分自身の信心による。大いなる希望と、具体的な目標をもった、強い祈りを貫くことである。祈のとおり、行動することである。 我らは〝光の走者〟だ。いかなる乱世の闇も打ち破り、赫々と社会を照らしながら、民衆の中へ走ろう!友情と信頼の輪を、地域にも、職場にも、故郷にも広げゆこう!わが敬愛する同志の皆様、この一年、本当にご苦労様!ありがとう!お体を大切に。風邪などひかないように。聡明に、元気に、快活に、希望溢れる新春を! 【池田先生「四季の励まし」】聖教新聞2020.12.27