自分自身に生きる
きれいだね。本当にきれいだ。健気に咲いている。力強く咲いている。庶民の強さ、美しさだ。この花は、桜になりたいとか、梅が羨ましいとか、そんなつまらないことは考えていない。自分は自分らしく、自分自身の花を精一杯に咲かせていく。それが一番美しく、一番強い。自分らしく生きよ。自分自身に生きよ。これが人間革命の真髄であると、戸田先生は教えられた。自分自身に生きるとは、常に明日を目指して成長していくこと。昨日とはこれだけ違うという自分をつくっていくことだ。そして、「誇りを持てる人生」を生きること。私には戸田先生の弟子であるという最高の誇りである。だから何も恐れない。自分自身に生きる人は、他人も尊重していくことができる。そこに、幸福と平和の人間革命の花園が広がっていく。【人間革命の実践】大白蓮華2015年1月号