決定の一念
大聖人から「日蓮よりも強盛の御志どもあり」(御書1126㌻)と讃えられた日眼女への御聖訓を拝したい。 「頭をふればかみゆるぐ心はたらけば身うごく、大風吹けば草木しずかならず・大地うごけば大海さはがし、教主釈尊をうごかし奉れば・さわがぬ水やあるべき」(同1187㌻) 経済苦や病気、介護、家庭の問題……現実にはいくつもの悩みがあろう。 だが、一念を定め、題目根本に課題に挑む時、苦しみも悲しみも越え、必ず充実と歓喜の人生が開ける。 思ってもみなかった大福徳に包まれる。 これが「変毒為薬」の妙法であり、日蓮仏法の真髄である。 広布の前進を守る幾多の諸天善神は、我らの決定(けつじょう)した一念で呼び起こしていくものだ。 【随筆 永遠なれ創価の大城「五月の空に栄光の虹」】聖教新聞2018.5.10 一念の力 一念の力は計り知れない。その究極が不屈の勇気の信心である。決然たる妙法の音声は全宇宙に轟き渡り、一切を諸天の働きへと変えていく。 壁にぶつかった時こそ題目だ。思うようにいかない時こそ、もう一歩、執念を燃やして祈り抜き、祈り切るのだ。 その勇猛精進の題目から、逆境をはね返す「智慧」が生まれ、新たな勝利への大回転が始まる。 【御書と歩むⅡ「池田先生が贈る指針」】聖教新聞2018.10.4