「頑張った」と自分をほめよう
――具体的には、どうすれば? たとえば、頑張った結果がイマイチだったとする。それを「イマイチだ。ダメだ」ととらえるのではなく「イマイチだったけれど、ここまで努力することができた」と評価してあげるのです。イマイチだけれど、頑張った――この場合、後の部分、つまり「頑張った」ということが記憶に残ります。自分への語りかけによって、次の挑戦へのやる気をわき起こすのです。失敗したからといって、次もまた失敗するとは限りません。もちろん、もちろん、必ず成功する根拠もないものですが、どうせなら、根拠のない思い込みに振り回されるよりも、成功するイメージを持ち続けるべきでしょう。 【サンデーワイド「こころ」】聖教新聞09・9・23