今日という一日を「極楽百年の修行」で
「一日の命は三千界(=大宇宙)の財(たから)にもすぎて候なり」(御書986頁)病魔と闘う健気な母を励まされた御聖訓である。日蓮大聖人は、さらに、「而して法華経にあわせ給いぬ一日もいき(活)てをはせば功徳つもるべし」(同頁)と強く仰せになられた。かけがえのない一日だ。われらは今日も妙法を唱え、信心即生活、仏法即社会という最も正しき生命の軌道を、真剣勝負で進みゆく。どんな苦難が立ちはだかろうと、我らは恐れない。一歩また一歩、勇敢に踏み越え、今日という一日に「極楽百年の修行」に勝る宇宙大の「心の財」を、明朗に積んでいくのだ。【随筆 我らの勝利の大道「聖教は永遠に師子吼」】聖教新聞2011.4.20